皆様こんにちは!イラストレーターのMasaki Nakamuraです。
今回は普段から僕も愛用しているデュアルブラシペンABTについての知識と、色選びのポイントをご紹介したいと思います。配色の参考にしてみてください!
色記号の意味とは?
ABTは全108色と色数が豊富なので「どれを買おうか迷う…」という声を良く聞きます。そこで参考にしていただきたいのがABTに書かれている色記号です。
ABTに書かれている3桁の数字ですが、ちゃんと意味があるのです!
詳しい図は、ABTスペシャルサイトにある「ABTの色記号について」を見てみてね。
トーンを合わせて選ぼう
色選びの基準はいくつかあるのですが、僕がお勧めするのは「トーン」を合わせる方法です。そもそもトーンとは一体なんなのでしょうか?
トーン(色調)とは
色は「色相・明度・彩度」という3つの要素によって作られます。トーンはこのうち「明度」と「彩度」を合わせた考え方で、似た鮮やかさ・明るさをグループ分けしたものです。
トーンを合わせれば絵全体の調和が保たれるので、仕上がりにまとまりが出るということ。前述した通り、ABTの色番号下1桁はトーンをもとに付けられているので(モノトーンは除く)色選びに迷ったらこの最後の数字に注目して選んでみましょう!
僕がよく使う組み合わせ。お気に入りのABTを聞かれると必ずこの2本は入ってます。青と黄色の相性がいいこと、そしてトーンが同じなのでまとまりがでます。特に026は金色っぽいのでお気に入り!
色味を合わせて選ぼう
もうひとつは色味を合わせる方法です。同系色でまとめたい場合はこちらの選び方がオススメ!
薄い色を使って背景を作り、濃い色(筆之助などもおすすめ)でレタリングするという組み合わせ。これは逆に「色相は合わせてトーンで差をつける」という配色です。
例のように文字を重ねる場合はトーンを離してしっかりとコントラストをつけてあげないと、目立たせたい所がつぶれてしまいます。
参考になりましたか?ABTは色数が豊富なところが魅力。みなさんもぜひ、お気に入りの色と組み合わせを作ってみてくださいね。
それではまた!