こんにちは Shiho Sakuraiです。
ハンドレタリング講座4回目はいよいよフレーズの練習です!
フレーズを書く際に気をつけたいこと、またきれいに見える書き方のコツもご紹介していきますのでぜひ最後までお読みいただけたら幸いです。
フレーズを書いてみよう
前回アルファベットは「基本ストロークを組み合わせて書く」ということを学びましたが覚えていますか?
実はフレーズもアルファベットと同じように「1字1字組み合わせて書く」ことがポイントになります。
一見、筆記体を書く時のように繋げて書いているように見えますが、ハンドレタリングの基本はアルファベットとアルファベットを組み合わせて繋がっているように見せているのです。
ではどのように書けば良いのでしょうか?下の(happy)をご覧ください。
わかりやすく色を変えて書いてみました。
隣り合ったアルファベット同士、少し重なっている部分があることがわかるでしょうか。
前のアルファベットの最後の部分を次のアルファベットのダウンストロークで隠しながら書くことで、繋がっているように見せているのです。
それでは次に好きなメッセージを書いてみましょう!
こちらから色々な書体のお手本がダウンロードできますのでまずは真似をすることから始めましょう。
最初はお手本通りにいかないことも多いと思いますがとにかく楽しむことで自然と筆圧のコントロールや文字のバランスの取り方などがわかってくることと思います。
まずはたくさん手を動かすことが何よりも上達への近道です!
テクニックを意識しよう
少し慣れてきたところで、次のステップとしていくつかのテクニックを意識して練習をしてみましょう。
今回は文字をきれいに、整ってみせることができるポイントを3つご紹介したいと思います。
Point1 アンダーラインを揃える
はじめはまっすぐ書くことが難しいと思いますがガイドシートを透かしたり、鉛筆で薄くアンダーラインを下書きすると良いでしょう。
たくさん書いているうちにだんだんまっすぐ書けるようになってきますよ。
Point2 角度を揃える
文字の傾斜を揃えることもとても大切なポイントです。角度が揃っていると整った印象になります。
こちらもはじめのうちはガイドシートを使うなどして慣らしていきましょう。
Point3 間隔を揃える
アルファベットとアルファベットの間のスペースが均等になるよう書くと読みやすく、文字を美しく見せることができます。お手本をなぞったり鉛筆で下書きをすると感覚が掴みやすいですよ。
アレンジに挑戦しよう
最後に簡単にできるアレンジ方法をご紹介したいと思います。
最も手軽にできるアレンジ、それは「角度に変化をつける」ことです。
画像(上段):基本の角度
画像(中段):角度をつけずにダウンストロークをアンダーラインに対して垂直に下ろすことでカジュアルな印象になります。
画像(下段):角度をもう少しつけるとよりエレガントで大人っぽい雰囲気になります。
このように少しの変化でも文字の印象が変わり、メッセージの内容やシーンに合わせて書き分けられるのもハンドレタリングの楽しみの一つです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回はさらに高度なアレンジや作品作りについてご紹介していきたいと思います。
それではまた来月お会いしましょう!
始めてみよう「ハンドレタリング」| 他のLessonを見る
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>>Lesson 2 ハンドレタリングの道具と基本テクニック
>>Lesson 3 ハンドレタリングのアルファベットの練習