あけましておめでとうございます。
今年もお家時間多めなスタートとなりました。
(さずがに慣れてきて最近結構楽しめている私です。)
今回は1月なので縁起の良い植物を描いてみようと思います。
和モノの代表はやはり「南天」でしょうか。
難を転じるということで、このご時世縁起の良さNo.1です!
赤い実も華やかです。
洋モノはいろいろ悩んだのですが、描きやすさと可愛らしさで「チューリップ」にしてみました。
幸福や富を象徴する花として世界で愛されている花です。
まずは、南天から描いてみます。
アウトラインは私のお気に入り!0.38mmのモノグラフライトを使います。
油性なので、この後ABTで色を塗ってもにじむことなく安心です。
1. 葉の軸を描きます。上から下へ。
2. 今描いた軸の3分の1あたりを目安に、葉っぱを描きます。
3. すぐ下に葉をもう2枚描きます。
4. 上から下へ。最初に描いた葉の半分くらいの大きさになるように描いてください。
5. もう1本軸を描きます。
6. 描いた軸の2分の1あたりを目安に、葉っぱを描きます。
7. すぐ下に葉をもう2枚描きます。
8. 先程と同じように、最初に描いた葉の半分くらいの大きさになるように描いてください。
9. もう1本軸を描きます。(繰り返しです)
10. 描いた軸の2分の1あたりを目安に、葉っぱを描きます。
11. すぐ下に葉をもう2枚描きます。
12. 先程と同じように、最初に描いた葉の半分くらいの大きさになるように描いてください。
これで葉っぱは完成!
13.続いて実を描きます。
14. 軸の頂点にくっつけて実を1つ描きます。
15. 今描いた実にくっつけて2つ描き足します。
16. 3つの実にくっつけて、さらに上に2つ描きます。
17. 軸を2本描きます。
18. 残っている軸の3等分して目安の場所に軸を描きます。
19. 今描いた軸に実をくっつけて2つ描きます。
20. 2つの実の上にもう1つ描き足します。軸も1本ずつ描きます。
21. 軸と軸の間をまた3等分して軸を2本描きます。
22. 実を描きます。実が3つ入らなけば2つでも1つでもOKです◎
23. 実の先に小さな突起を1つずつ描いて、線画は完成です!
24. では色塗りしていきます。
ABTをパレットやクリアファイルに塗り、水筆を使って描いていきます。
847で実を塗ります。光が当たっている部分を少し塗り残しておきましょう。
25. 乾いたら、先程塗り残した部分の避けて、847で実を重ね塗りします。
26. 葉に177を塗ります。
27. 乾いたら177で葉を重ね塗りします。
28. 軸と実の突起部分に027を塗ったら、南天の完成です!
027は水筆ではなく、ABTの細芯で直接塗ってください。
続いて、チューリップです。
花部分から描いていくのですが、花は卵型の楕円をイメージしながら、その中に納まるように描くとバランス良く仕上がります。
1. ひらがなの「し」を書くイメージで花びらを描きます。
2. 上から下に先程の花びらの線を結び、1枚目を描きます。
3. もう1枚右側に花びらを追加します。
4. 上から下に線を結んで2枚描けました。
5. 左奥にもう1枚
6. 右奥にもう1枚描いたら、ぽってりとしたチューリップの花ができました。
7. 手前の2枚に薄く線を入れると◎
8. 茎を描きます。
9. 少し開けてもう1本描いて、茎の完成。
10. 葉っぱを描きます。花の横あたりから思い切って長めに描きます。
11. 上から下につなげます。
12. 葉っぱに線を入れます。
13. 右にも1枚葉っぱを描きます。
14. こちらも花の花の横あたりから思い切って長めに。
15. 茎の後側になる葉っぱを描いて、線画の完成です!
16. 花から塗っていきます。703で下にいくにつれ薄くなるように。
17. 花に703を重ね塗りします。内側の花びらを少し濃い目にすると立体感が出ます。
茎に158と133を混色して塗ります。先程薄くした花の下部分にも少し塗っておきます。
18. 茎の下部分に158と133を混色したものを重ね塗りします。同じ色で葉っぱも塗ります。
19. 乾いたら、葉っぱを重ね塗りして完成です!
茎の後側の葉は少し濃い目にすると立体感が出ますよ。
今回はこのイラストをテトラパックにしてみます!
南天は赤い実が鮮やかなのでクラフト紙に、チューリップは優しい感じにできたのでコピー紙にそれぞれ上下反転するように描きました。
1. 折りやすいように15cm角の正方形にしましたが、もっと大きくても◎
2. 表面、上から1.5cm位で折ります。
3. 裏返して、中心に少し印をつけておきます。
4. 左から折りたたみます。この時、左側の端が中心を1cm位超えるイメージで折ります。
※正確でなくてOKです。
5. 右も折りたたみます。左と右が2cm位重なっていればOKです。
6. 左の折り目の下に右を入れ込みます。
7. 下から折り返して、こちらも中に入れ込みます。
8. 上までしっかり入ったことを確認して
9. 底部分を折ります。
10. 口を開いて
11. 対角線に押しつぶしたら、テトラパックの完成です!
15cm角で手のひらサイズのテトラパックができます。
試しに20cmで作ってみたら、袋入りのクッキーが余裕で入るくらいのサイズになりました◎
入り口をホッチキスで止めるだけでも可愛いですが、リボンをつけたり麻紐にタグつけたり、いろいろアレンジが楽しめそうです!
是非試してみてください。