涼しい風が気持ち良い季節になってきましたね。
今回は秋らしい立体カードを作ってみようと思います。
描いたら切り取って、交互に貼っていくだけですが、少し工程が多いので、塗り絵の下絵を作りました。
ABTで下塗りをして、上からIROJITENで濃淡をつけようと思います。
併用することでこっくりと深みのある仕上がりになりますよ。
色塗りをすべて終えてから切り取りますので、まずは色塗りから。
林檎の木から塗っていきます。
ABTは1度クリアファイルなどに塗って、水筆でインクをとって描きます。
1.ABT835で林檎を塗ります。
2.ABT192で葉っぱを塗ります。
1番外の輪郭を切り取るので、はみ出てしまってもOKです。
木の根元あたりに生えている草も塗っておきます。
3.ABT879で木の幹を塗ります。ABT177で後側の葉っぱ部分を重ね塗りします。
4.IROJITEN V-1で林檎を重ね塗りします。
輪郭まですべて塗りつぶすのではなく中心に色を重ねるように塗ります。
色鉛筆の芯をやや寝かせて、グルグルと円を描くように塗るとムラなくキレイに塗れますよ。
5.IROJITEN D-16で手前の葉っぱと木の根元にある草を重ね塗りします。
林檎と同様、中心部分にだけ色を重ねます。
6.IROJITEN D-17で奥の葉っぱに色を重ねます。IROJITEN D-2で木の幹と枝に色を重ねます。
これで林檎の木が完成です。
続いて、草を塗っていきます。
1.ABT133で草全体に色を塗ります。はみ出てしまってもOKです。
2.IROJITEN D-16で手前の草に重ね塗りします。中心部分にだけ色を重ねます。
3.IROJITEN D-17で奥の草に重ね塗りします。これで完成です。
次は葉っぱです。
1.ABT177で全体を塗ります。
2.IROJITEN D-17で手前の葉っぱに重ね塗りします。
3.IROJITEN D-18で奥の葉っぱに重ね塗りしたら、完成です。
最後はうさぎです。
1.ABT026で全体を塗ります。
2.IROJITEN D-14で全体に重ね塗りします。
3.IROJITEN D-2で耳の先、額、胸、足先に重ね塗りしたら、完成です。
全部、塗り終わりました!
1.ハサミで切り取ります。
1パーツずつ、ざっくりと切ってから細かい所を切っていくと綺麗に切り取れますよ。
2.段ボールを絵に隠れるくらいのサイズに切って、両面テープで貼り付けます。
隠れてしまうので、形は大体でOKです。
3.草も同じように貼り付けます。小さめの草パーツはそのままでOKです。
4.うさぎも貼ったら完成です。
※葉っぱパーツもそのままでOKです。
いよいよ組み立てます。
お好きな台紙に貼って頂ければよいのですが、私は林檎の木が高さ12cmなので12cm角の正方形の紙にABT515と403を混色して青空にしました。
夕焼け空や星空も素敵だと思います。いろいろ試してみてください!
貼り付ける前にどこに配置するか置いてみます。
距離を意識して配置すると◎
例えば、、
遠景:一番遠い所=青空の背景
近景:一番近い所=草、うさぎ、林檎の木
中近景:その中間=葉っぱと草の小さいパーツ
段ボールを貼らなかった草と葉っぱを1番後ろにしたいので、
青空の上にまずは草の小さいパーツ→葉っぱ
次に、うさぎ→林檎の木→草
にしました。配置が決まったら両面テープで固定します。
100円ショップでクリア版がついた木箱を見つけたので、セッティングしてみます。
木の後ろにちょこんと座ったうさぎがなかなか可愛いです。
いかがでしょうか。
暖かい飲み物をお供に是非みなさんも作ってみてください!