2021.8.19
色鉛筆/IROJITENと鉛筆/MONO100で描く「月のメッセージカード」
minneの人気作家さんに聞く、作品レシピ
「FUN ART STUDIO」と「minne」の特別企画。毎月、minneで人気の作家さんにトンボ鉛筆の画材を使った作品レシピや使用方法をご紹介いただきます。
今回のminne作家さん
紙のかんづめさん
ステーショナリーをはじめ、アクセサリー、オブジェまで。紙を使った幅広い作品を制作。
https://minne.com/@kamican
色鉛筆/IROJITENと鉛筆/MONO100で描く「月のメッセージカード」
幻想的なムード漂う、月のメッセージカードの作り方をご紹介します。
今回メインで使用する画材は、繊細なカラーバリエーションが揃う色鉛筆「IROJITEN」と、超微粒子芯のなめらかな書き心地が特徴の鉛筆「モノ100」です。
さらに“ピンポイント消し”が可能なホルダー消しゴム「モノゼロ」を使えば、よりリアルな月の表現を楽しむことができますよ。
ぜひ一緒につくってみましょう。
用意するものはこちらです
・色辞典/IROJITEN(vol.1)
・モノ100(鉛筆)
・モノゼロ(消しゴム)
・白い厚紙(きめの細かいもので縦が100mm以上×横100mm)※100円ショップでも入手可能です。
・A4コピー用紙(汚れないようにするためのもの)
・黒い色画用紙(150mm×100mm)※100円ショップでも入手可能です。
・カッター
・はさみ
・ピットパワーC(テープのり)
・コンパス
・定規
・カッターマット
・筆之助しっかり仕立て 墨(筆文字サインペン)
・モノグラフライト(ボールペン)
・ティッシュペーパー
1、メッセージカードをつくる
定規にコンパスを当て45mm幅にし、白い厚紙に直径90mmの円を描き、はさみで切ります。はさみは動かさずに紙を動かすことを意識すると綺麗に切れます。
机が汚れないように下に紙を敷き、色辞典/IROJITEN(vol.1)の「水仙」「忘れな草色」「珊瑚色」を使って円全体を塗っていきます。明度差をつけると月らしくなりますよ。下地の色を変えることでいろんな月ができます。色辞典は自然界の色を再現した色鉛筆なので月を描くのにピッタリなんです。
次にモノ100(鉛筆)を寝かせて塗り重ねていきます。こちらも明度差をつけます。塗り終わったらティッシュペーパーを使ってぼかしていきましょう。
次に月の模様を描いていきます。写真のように鉛筆で濃くまだらに描き、同じくティッシュペーパーでぼかします。
モノゼロ(消しゴム)を使いクレーターなどを描くことで、よりリアルに月を表現することができます。ティッシュペーパー、鉛筆、消しゴムを使って繰り返し塗り込んでいけば、月のメッセージカードの完成です。
2、カードホルダーをつくる
ここからはカッターマットを敷き作業します。
黒い色画用紙の端から50mmの位置にカッターの「背」で力を入れすぎないよう折り目をつけ、折った先端中央から山折側150mmの位置に針を置きコンパスで弧を描き、(図参照)弧に沿ってはさみで切ります。
ピットパワーC(テープのり)を中面の折線から30mmの位置(図参照)に塗布し、閉じたらカードホルダーの完成です。
3、裏面を筆之助やモノグラフライトで装飾しよう
メッセージカードの裏面は自由に装飾してください。今回は、筆文字の風合いをたのしめるサインペン「筆之助」のしっかりとしたタッチと、極細線を描けるボールペン「モノグラフライト」の繊細なペン先でカードにイラストを描いてみました。
4、カードホルダーのアレンジも可能!
メッセージカードを記念日に渡す場合などは、カードホルダーにより特別感のあるアレンジを加えるのもおすすめです。修正テープ(写真はモノエアーヨコ引きタイプの6mm幅)でカードホルダーに下地を敷くと、文字が書き込めます。ぜひオリジナルメッセージを入れてみてくださいね。
心をすっと落ち着けてくれる、シックで印象的な「月のメッセージカード」。
見た目以上に手軽につくることができるので、ぜひみなさんもチャレンジしてみてくださいね。
紙のかんづめ さん の作品は、minneでご覧いただけます。
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