こんにちは!
イラストレーターの Sara Gally です。
今日は、水性カラーマーカー「ABT」を用いた配色のアイデアをご紹介します。
テーマは「春・夏・秋・冬・朝・昼・夜」の7つ。
それぞれ4色づつ選びました。
創作のインスピレーションになればうれしいです!
・ABT
ABTは全108色。それぞれに色番号がついています。
・水彩筆
ABTの大きな特徴は、水を使うと水彩画のような絵が描けること。水をつけた筆でインクをのばしたり滲ませたり、別の色と混ぜたりすることで、色のバリエーションをどんどん増やすことができます。
・筆之助 しっかり仕立て
水性顔料インクで水に滲まないので安心! 主線は全てこれで描きました。
・クリアファイル
パレットとして使います。ABTの筆先のインクをここに出して、水をつけた筆でとって描いていきます。
春
淡い春先、まだ太陽の光が強くない頃をイメージしました。
緑系とピンク系を2色づつ選び、濃い色と薄い色を合わせることで、淡さの中にもコントラストをもたせました。
– ABT / 312, 192, 772, 850
夏
夏らしい、外に出かけたくなるようなパキッとした色を選びました。
暖色と寒色を2色づつにして、強い配色のバランスを取っています。
– ABT / 476, 905, 195, 991
秋
お部屋で過ごすのが気持ちいい季節ですね。
紅葉と、この時期に着たくなる服の色をイメージして配色しました。
紫がかったベリーの色(757)は、寒い時期のポイント色にぴったりです。
– ABT / 835, 757, 026, 992
冬
寒色3つに暖かいピンク色(761)を加えて、絵が凍えないようにしました。
暖かい色が1つ入るだけでホッとするのは、わたしが寒さが苦手だからかもしれません。
– ABT / 528, 553, N75, 761
朝
新しい1日の始まり!ということでハッピーなイメージで配色しました。
このブルー(493)とイエロー(055)は、水で混ぜるととてもきれいなグリーンになりますよ。
– ABT / 743, 493, 673, 055
昼
水、土、葉、石 … そんな自然を象徴するような4色です。
地に足がついたような、落ち着いた、ユニセックスなイメージになりました。
– ABT / 296, 076, 947, 476
夜
完全に夜になりきる前の、まだ遠くの空が青い時間帯をイメージして色を選びました。
夜の中にもいろいろな色があるので、黒の中に紫や青などの色を少し足してみると、より夜のリアリティがでてきます。
– ABT / N25, 443, 623, 685
いかがでしたか?
好きな配色があれば、ぜひ真似してみてくださいね!
こうしたカードを作っておくと、後々にヒントになってくれたりしますよ。
色選び、ぜひ楽しんでください!
サラ