みんな大好き!猫さんの表情別描き方講座です。
「まっすぐ」「見上げる」「うつむき」の3パターンが描けると手帳やお手紙にかなり使えますよ。
線画を筆之助で描くことで後からABTで色付けをしてもにじむことはありません。
筆之助で輪郭を描いていきます。3パターンとも同じ感じでOK!
左から右にやや弧を描くように頭の線を描きます。
耳を描きます。
まっすぐ…頭の線の上に、やや大きめの正三角形を描きます。ピンっと上向きが猫っぽいです。
見上げる…頭の線の上に、横に向かって張り出す感じに描きます。
うつむき…頭の線の下に、ナナメ上の向きに描きます。
顔の輪郭を描きます。先程の耳の中に毛を描き足しておきましょう。
まっすぐ…ひらがなの「し」を意識して描きます。下が膨らむイメージです。
見上げる…ひらがなの「く」を意識して描きます。まっすぐ、より顔が少し平べったくなる感じです。
うつむき…カッコ「( 」を意識して描きます。顔はまんまるのイメージです。
目の輪郭を描きます。
まっすぐ…顔の真ん中あたりにくるように描きます。形はひし形(◇)です。
見上げる…顔の上3分の1あたりくるように描きます。
うつむき…顔の輪郭ラインすぐ上あたりに描きます。
目を入れてみましょう。黒目は完全に塗り潰さずに、ざっくりと塗っておくと光が入ったようなイキイキとした目になりますよ。3パターンとも目の輪郭の上の線にタッチするように描きます。
まっすぐ…正面を向いているイメージで。
見上げる…下半分の白目部分を多く残すように描きます。
うつむき…ほんの少し黒目を描き足すイメージで。
鼻を描きます。目の上に、ちょんちょんと眉毛を描き足しておきしょう。
まっすぐ…アルファベット「Y」のイメージで。
見上げる…「Y」の下の|を少し長めにするイメージで描きます。
うつむき…「Y」の下の|はほんのちょっぴり。ほとんど描きません。
口を描きます。どのパターンも同じ口です。
鼻のすぐ下にくっつけて描きます。
アゴを描きます。これで顔の大きさが決まります。
まっすぐ…左右の顔の輪郭を結ぶように描きます。
見上げる…同じく左右の顔の輪郭を結ぶように描きます。今描いたアゴのラインと口の真ん中あたりにもう1本線を描きます。
うつむき…何も描き足しません。
ひげを描いたら完成です!これで線画ができました。
次は楽しい色付けです。
色付けはABTを使いました。
パレットに色を取って(パレットがなければ、クリアファイルやお皿でも◎)水筆で塗っていきます。
水筆を使う前提で色を選んでいますので、直接塗るとこれより少し濃い目になります。
まっすぐ…リボンを描き足して、おめかしハチワレ猫に。
見上げる…シャム猫は鼻のまわりを濃い目にすると◎
うつむき…茶トラは頭に3本、顔の横にも何本か線を入れると可愛いですよ!
まっすぐ…ゴキゲンなミケ猫に。
見上げる…グレーにするとサバトラになります。見上げた先にメッセージを入れると◎
うつむき…目を一本線にして居眠り猫。
まっすぐ…クールな黒猫。濃すぎない25あたりを選ぶと輪郭線が消えないです。
見上げる…食いしん坊なトビ猫さん。メッセージを吹き出しにしてもいいですね。
うつむき…目の中をほぼ塗り潰すと、人相(猫相?)が悪くなります。
まっすぐ…とんがり帽子をかぶせて、パーティ使用に。テキストと★は筆之助(パープル)
見上げる…美人な白猫さんはチークを入れて。テキストは筆之助(レッド)
うつむき…目を一本線よりやや弧を描くと、少し神妙な表情になりますね。
いかがでしたか?
ハチワレやトラ、ミケなど猫は柄のバリエーションが豊富なので是非、色の組み合わせをいろいろ試してみてください。ウチの子にするのもいいですね!