minneの人気作家さんに聞く、作品レシピ
FUN ART STUDIOとminneの特別企画。
毎月、minneで人気の作家さんにトンボ鉛筆の画材を使った作品レシピや使用方法をご紹介いただきます。
sakurabaさん
埼玉県出身。関東を拠点に活動する手書きの色鉛筆で描くフードイラストレーター。日本大学芸術学部デザイン学科卒業。カフェの癒される時間をおうちで楽しんでもらいたいという思いで、ホッとするスイーツの店をコンセプトにした『sakurabaCAFE』というブランドを手掛け、ハンドメイドの文具を中心としたグッズの制作・販売をしています。
https://lit.link/sakurabaCAFE
https://minne.com/@sakuraba16

はじめに
今回は、トンボの色鉛筆『木物語』で美味しそうなサツマイモのパンケーキの描き方をご紹介します。
このスイーツは同系色の色で構成されるため、色鉛筆の色塗りの練習にはぴったりの素材です。
美味しそうなサツマイモのパンケーキを魅力的に描くポイントは、
① 色のグラデーションで焼きたてのこんがり感と立体感を出すこと
② 仕上げのメルトに陰影でツヤ感をだすこと
です。
以下、具体的に塗り方を順に説明していきます。

1. 下絵の用意する
下絵のPDFを印刷します。
色鉛筆で色塗りをしていくために、A4サイズのインクジェット画用紙に印刷することがおすすめです。
下絵のダウンロードはこちらから

2. パンケーキの生地を塗る
まずはパンケーキ全体の下地をハイライトとメルト部分以外を薄く濃淡をつけて、『YELLOW 03』で塗ります。その上に『ORANGE 28』と『LIGHT ORANGE 29』の順に薄く濃淡をつけながら塗り重ね、生地の質感を表現します。
次に『BROWN 31』でパンケーキとパンケーキの影やはちみつの影、焦げ目を濃淡をつけながら、塗ります。最後により焦げた部分やパンケーキとパンケーキの間に『BLACK 33』でメリハリをつける様に塗ります。

3. トッピングのおいものモンブランを塗る
ハイライトは画用紙の白を残し、全体的に『LIGHT ORANGE 29』を塗ります。
『ORANGE 28』で濃淡をつけて塗り、『BROWN 31』で影を濃淡をつけながら重ねます。
また、トッピングのココアパウダーを均等ではなく大小や濃淡の変化をつけて描きます。

4. トッピングのサツマイモを塗る
サツマイモはハイライト以外の下地を『YELLOW 03』で薄く塗った後、『ORANGE 28』で焼き目と陰影をつけていきます。
焼き目を上手に表現することのポイントは、濃い目にしっかり強く塗ることです。
外側の角を濃くして、内側は薄い色で濃淡をつけると輪郭が出やすく、立体感が生まれます。
ごまは『BLACK 33』でハイライト以外を濃く塗ります。

5. ハチミツを塗る
最初に『YELLOW 03』でハイライト以外を薄く塗り、ハイライトを塗らずに白く残したまま、『ORANGE 28』でハチミツを濃く塗り重ねます。
さらに『BROWN 31』で影を濃く塗り立体感を出します。

6. ミントを描く
『YELLOW GREEN 06』でハイライト以外を濃淡をつけならがら塗ります。
ハイライトは残したまま、『GREEN 07』にて影を濃く塗り立体感を出します。

7. 全体の色味を調整する
最後に今まで使った色鉛筆で生地の質感や焼き目、陰影のバランスを整えていきます。

さいごに
お腹が空いてくるようなリアルなパンケーキが描けましたでしょうか。
今回のようなふわふわ素材のパンケーキは、黄系の色鉛筆をたくさん使うため、グラデーションを表現しやすく、また色鉛筆の芯が柔らかくて濃淡がつけやすい『木物語』を選びました。
今回の塗り方を参考に、是非色々なスイーツを描いてみてください。