2021.10.20
ABTと水筆で描くハロウィンタペストリー|おうちハロウィン
おうちハロウィンを彩る、手描きタペストリー
10月31日はハロウィン。
日本でもすっかり浸透してきたイベントですが、今年はおうちでハロウィンを楽しむ方が多いかもしれませんね。
そこで今回は、おうちハロウィンを彩る手描きタペストリーのアイディアをご紹介します。
人気のイラスト・手書き文字作家Shiho Sakuraiによるお手本
お手本にするのは、Fun Art StudioでもおなじみのShiho Sakuraiによる書下ろし。
ABTと水筆を使った水彩画と筆之助を使ったハンドレタリングの両方を組み合わせた、インテリアにも馴染むおしゃれなデザインになっています。
手描きハロウィンタペストリーを作ろう
用意するもの
・お好きな色のABT
・水筆
・筆之助 しっかり仕立て
・お手本をA3サイズで印刷したもの
・ロールペーパー(100円ショップなどで購入できます)
・クリアファイル(白い紙を挟んでおくと、色がわかりやすいのでおすすめ)
・マスキングテープ
作り方
① ロールペーパーを取り出し、お手本の紙の上に下図のようにマスキングテープで固定します。
タペストリーとして使うので、書き写す場所の下部分を余分に出しておくのを忘れずに。(お好みですが、今回は50cmほど下部分をとりました。)
② 茶色のABTの細筆を使って、かぼちゃの輪郭を描きます。
下にひいたお手本とは別に見本を印刷しておくと、よりわかりやすいのでおすすめ。
(使用カラー:ABT 969(Chocolate))
③ 輪郭を描き終えたら、かぼちゃの色塗りをします。
パレット替わりとなるクリアファイルにABTのインクを塗り込み、水筆の水とインクを組み合わせて水彩絵の具の要領で描いていきます。
まずオレンジ色で全体をざっくり塗ったあとに、インクが乾く前に茶色を部分的に重ねてニュアンスをプラスします。
2色を混ぜながら濃さを調整して使うのもおすすめ。
(使用カラー:ABT 947(Burnt Sienna)/ ABT 946(Gold Ochre))
④ 次は星を描きます。
お好きなカラーを2色用意しどちらかの色で星全体を描き、インクが乾く前にもう1色を部分的にのせグラデーションにします。
(使用カラー:ABT 679(Dark Plum)/ ABT N45 (Cool Gray))
⑤ 「Happy Halloween」「Boo!」のレタリングは、筆之助で書きます。
文字の途中でとまらず、勢い良く書くのが上手に仕上げるポイント。
うまく文字がつながらなくても大丈夫。
気になるところは後で少しずつ書き足して修正しましょう。
⑥ ブロック体の文章は、ABTの細芯で書き写します。
(使用カラー:ABT N25 (Lamp Black))
上部分30cmほど残してロールペーパーを切り離したらできあがり!
流木などにかけて使うと、よりおしゃれに仕上がります。
フレームに入れて飾っても
今回はタペストリーにするアイディアをご紹介しましたが、A4やはがきサイズに印刷しフレームに入れて飾っても良いですね。
もちろん、手描きしたものを飾るのも素敵。
記念撮影を忘れずに
可愛いタペストリーやかぼちゃを飾ったら、おうちハロウィンの完成!
ぜひ仮装したキッズと一緒に、記念撮影してくださいね。
長さのあるタペストリーは、立ったり座ったり、どんなショットでも存在感のあるデコレーションに。
お子さんと手作り品との写真は、より思い出深いものになるはず。
おうちハロウィンを楽しもう
いかがでしたか?
おうちハロウィンにぴったりな手描きタペストリーのアイディアをご紹介しました。
“芸術の秋” でもある10月。
ぜひ机にむかって心を落ち着かせて、手描きを楽しんでみてはいかがでしょうか?