Craftie Homeのアンバサダーさんに教わる、ハンドメイドアイディア

「FUN ART STUDIO」と「Craftie」の連載企画！ Craftie Homeのアンバサダーさんにハンドメイドレシピや暮らしの中にハンドメイドを取り入れるアイデアをご紹介いただきます。

こんにちは！ Craftie（クラフティ）です。
Craftieは、ハンドメイドを通じて、毎日の暮らしをちょっとだけ豊かにするモノやコトをお届けしています。そんな私たちの活動を一緒に盛り上げてくれるのが、ハンドメイドキットブランドCraftie Homeの アンバサダーのみなさんです。ものづくりが大好きな彼女たちは、同時に暮らしづくりの達人！今回は、その中の一人、片桐優妃さんに、お庭のハーブを使った夏のアイテムづくりを提案してもらいました。

片桐優妃さんってこんな人！

Craftie Homeアンバサダー。郊外に建てた自宅で、夫と1歳の息子との3人暮らし。おうちとお庭と家族、おでかけの記録をSNSやブログに投稿。シンプルすぎないナチュラルなインテリアが好き。趣味は旅行とガーデニング。
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一年を通してハーブやお花を育てている片桐さんのお庭には、いつもたくさんの植物が育っています。「夏はお庭もにぎやかで、色々と楽しめます。夏のハーブティーはアイスで飲んでもおいしいですよ」。今回はそんな片桐さんに、お庭のハーブを使ったハンドメイドレシピを教わります。

【作り方】
1. 画用紙をお好きな大きさにカットします。今回はA5の画用紙を6等分（約7cm×7cm）にしました。

2. ABTを使い、カードの周りを囲うようにハーブのイラストを描いていきます。今回は245、055、243、346を使い、ブーケにするタイム、ディル、ミント、ラベンダーをイメージしながら描きました。
 
「茎や葉脈は細芯を使い、葉っぱ部分は筆芯を斜めに傾けて描いています」

3.続いて、N45の筆芯でメッセージを中央部分に書いていきます。今回は「Thank You」と書きました。

4.ハーブを束ねてブーケにしたものを、ワックスペーパーでラッピングしていきます。ワックスペーパーはホームセンターや100円ショップなどで手に入るので、お好みのものを選びましょう。渡すまでに時間がある場合は、湿らせたティッシュを根元で一緒に束ねておくと安心です。

「リボンはナチュラルな風合いのシアー素材のものを使いました。グリーンには意外とピンクが合うと思います！爽やかさのなかに可愛らしさがプラスされるのでおすすめです」

5.作ったカードをブーケに添えて完成です。紙袋に入れてプレゼントするのも素敵ですね。

暑い季節のくつろぎタイムは、おうちでまったり過ごすのがいちばん。お友達や家族を招いて、爽やかなおもてなしを楽しみましょう。今回はお庭で採れたハーブを使った夏の手作りドリンクに、手作りのメニュー表を添えてオリジナル感を演出します。

手作りドリンクのメニュー表の作り方

【材料】
・お好みの画用紙（今回は白とベージュを使用）

【道具】
・ABT（カラー筆ペン）027、245、243、N45
・play color K（33、07、41）
・play color Dot（ミントグリーン、ハニーイエロー）
・ハサミもしくはカッター
・カッターボード
・定規
・鉛筆、消しゴム

【作り方】
 
1. メニュー表の画用紙をお好きなサイズで準備します。今回は白のA5の画用紙をそのまま使います。

2. はじめにplay color Kを使い、メニュー表の文字を書いていきます。今回書いたメニューは、オリジナルモヒートとハーブティーです。下書きをしたい場合は、鉛筆や定規で文字や目安になる線を薄く書いてから本番書きをしましょう。
 

 

3. 次にABTの245、243を使い、メニュー表の縁取り線を描きます。お好きな同系色の2色を組み合わせるのがおすすめです。play color Kで描いたカップには027、N45を使い、色を塗りました。
 
「ABTはすごく滑らかで書きやすいので、線は定規を使わず思い切って描いても可愛く仕上がります」
 

 
 
4. 最後に空いたスペースにドリンクのイラストを描き込んで完成です。今回はplay color Dotのミントグリーンでドリンクの泡を、ハニーイエローでカモミールのお花を描きました。
 
「紙に対して直角に押し当てると、きれいな丸に仕上がります」
 

 
 
5. お好みでドリンクカードも作ってみましょう。画用紙をお好きなサイズにカットし、使ったハーブとドリンク名、メッセージをABTで描きます。今回はベージュの画用紙を正方形にカットして使いました。
 
「ドリンクカードにはハーブのリースをモチーフにしたイラストを描きました。モヒートには“ORIGINAL MOJITO”、ハーブティーには“Herb Tea”を書き、その下にはそれぞれABTの筆芯で“Welcome to my garden”と書いています」
 

※ドリンクカードはおもてなしや飾りとして使用します。コースターのように直接上にコップを置くと、文字が滲んでしまうので注意してください。

普段からお庭の様子をノートや手帳に綴っているという片桐さん。「ガーデニング手帳は、植栽図や月毎の庭仕事、ほしい物リスト、園芸テクニックなどを書いたりしています」
今回はそんな片桐さんに、お庭のハーブのアイデアノートの描き方を教わります。

ハーブガーデンのアイデアノートの描き方
 
【材料】
・お好きなノート
・お庭で採れたハーブ

【道具】
・色辞典（輪郭：V10、ローズマリー：DL5/D18、タイム：D6/D18/V03、ミント：V3/D17/D-18、ディル：D-6、バジル： V3/D06/D18)
・MONO graph lite
・play color K（33）
・マスキングテープ

【作り方】
1. お好みのノートに、色辞典を使いハーブのイラストを描いていきます。今回はお庭で採れたローズマリー、タイム、ミント、ディル、バジルを描いていきます。ページの上のほうにはplay color Kの33で「GARDEN HERBS」と書きました。

2.ローズマリーを描きます。はじめに黒（v10）で輪郭を描いてから、緑青（DL5）に針樅色（D18）を重ねて、少し濃いめのグリーンに仕上げます。ハーブのイラストは黒で輪郭を描いてから色を塗ることで、絵がくっきりと綺麗に見えやすく、色辞典の柔らかい色合いをより引き立てることができます。はじめから色辞典で描くのが不安な方は、鉛筆で薄く下書きをしましょう。

「P18とV-8を使い、葉の先に咲く小さいお花も描くとより華やかになりますよ」

3. 続いてタイム、ミント、ディル、バジルも描いていきます。ローズマリーと同じように、黒で輪郭を描いてから色を塗っていきましょう。

「色は、薄い色の上に濃い色を理想の色合いになるまで塗り重ねると、きれいに仕上がりますよ」

4. MONO graph liteボールペンで、文字を書いていきます。今回はハーブの名前や、プチアイデア、レシピをメモしていきます。

「MONO graph liteは、細い字も見やすく滑らかに書けました。滲まないのもよかったです」

5. 最後にお庭で採れたハーブをマスキングテープでノートに貼りつけたら完成です。

「ノートにハーブを貼ると、開くたびにいい香りになるのでおすすめです！ 」

ハーブを使った夏のアイテムづくり、いかがでしたか？自分で育てた植物を使ったハンドメイドなんて、想いがこもっていて憧れますね。お庭がないという方も、気になるハーブを購入してアイテムづくりに挑戦することもできます。今年の夏はフレッシュなハーブの力を借りて、涼やかなサマータイムを過ごしてみませんか。

写真／片桐優妃
文／manami（Craftie Home）