みなさんこんにちは!
レタリング・水彩アーティストのsatohomです。
暑い夏がやってきましたが、今回は100均等で販売されている無地のうちわを使って、夏にぴったりの可愛いうちわを作っていこうと思います!
<材料>
まずは本日使った道具をご紹介。
・うちわ(今回は100円均一で購入、和紙系の紙のうちわ)
※水性ペンでも描ける紙製のうちわをご用意ください。
・A B T:10色セットのGalaxy Paletteの中から<443,555,606,725,N25>を使用しました。
・水筆:中筆・平筆
・クリアファイルを切ったもの(パレットとして使用)
・画用紙(今回はマルマンの図案シリーズを使用)
・ピットエアー(テープのり)
・ミスター
・ハサミ
・鉛筆(もしくは水彩色鉛筆)
<作り方1:うちわの表面>
▷まずはストライプを描こう
まずは平筆を使ってストライプ柄を書いていきますが、クリアファイルを切ったものをパレットにして、その上にA B T443,555,606,725のインクを出します。
色を混ぜながら、こんな感じで表面全体にストライプを描いていきましょう!平筆を使うと直線を引いていくだけなので簡単に描けますよ!
こんな感じでまずはストライプ柄が完成!これだけでも涼しげでとっても可愛いです。
▷レタリングでフレーズを描く
メインにはくじらの絵を描いていきますが、少しだけレタリングで夏のフレーズを描き足すのもおすすめ。ストライプの時に使ったパレットはそのままで、今度は中筆に持ち替えてお好きなフレーズを描いていきましょう。
私は”Have a great summer“と描きました!ストライプの時同様に、一色で描くというよりは色を都度変えながら描くと自然なグラデーションになってキレイですよ。ワークシートもご用意していますのでもし良かったら練習にご利用くださいね!
▷くじらを描こう
まずは画用紙をうちわと同じくらいの大きさにしてどれくらいの大きさのくじらを描けば良いのかイメージします。
それができたらくじらの下書き。ワークシートに私の描いたくじらもありますのでご参考にしてみてください。下書きの線を鉛筆でする場合、線が濃すぎると色を塗った後に線が消えない場合がありますので、自分に見えるくらいの薄い線で書いてくださいね。私は薄いグレーの水彩色鉛筆を使って下書きを書いています。
下書きが描けたら色を塗っていきましょう!ストライプを描くときに使用したパレットのインクが少なくなっていれば、そこに再度インクを足してくださいね。私はくじらにはN25も少し使用しています。
こんな感じで少しずつ色を変えながらくじらを塗っていくとギャラクシーな雰囲気のくじらができます。色同士を滲ませる場合、片方の色が乾いてしまうと色と色がにじみ合わないので塗る時はあまり考えすぎず紙にのせた色が乾く前にどんどん色を塗っていくのがポイントです!
くじらの色が塗り終わったらハサミで切り出して
のりを使ってうちわのお好きな位置に貼り付けましょう!「ピットエアー」は軽い力で引けるテープのりなのでのり付けするのがとっても楽でオススメです。
こんな感じでお好きな位置にくじらを貼ったら完成です!私はちょっと寂しいかな・・・と思ったので少しだけパレットに残っていたインクを使って周りに星を描き足してみました。
<作り方2:うちわの裏面>
うちわは両面なので、裏面もデザインしていきましょう!今回はスプラッシュアレンジをすることにしました!
一度パレットを濡れたティッシュ等でキレイに拭いてから、表面で使った色と同じ色をこんな感じにランダムにパレットに乗せていきます。
そうしたらミスター等で水を吹きかけて、うちわにひっくり返してインクを乗せます。今回使用したうちわの紙は和紙系の紙なので紙の上で混ざり合うのではなく、インクの粒々がそのまま紙に写し出された感じでとても可愛いくなりました。
これを何度か繰り返してみてください。うちわの水で濡れている部分も時間がたつとちゃんと乾くので気にしなくてOKです!
スプラッシュデザインだけだと少し寂しかったので、写真のように平筆で縁取りをしていきました。これで完成です!
いかがでしたか?
今回はA B Tと水筆を使って作るうちわの作り方をご紹介させていただきました!小さなお子様でももちろん楽しみながら作れますので是非、暑い夏を乗り切るアイテムを楽しみながら手作りしてみてくださいね!