2021.10.14
【ワークショップレポート】 ABTで描く・書く『ソロ時間を楽しむワークショップ』
Cityliving×トンボ鉛筆コラボ企画を開催しました
働く女性のための情報紙「シティリビング」とのコラボレーション企画で、レタリングとイラストのオンラインワークショップ第3回を開催。
講師にはレタリング・水彩アーテイストの櫻井志保さんと、人気ファッションイラストレーターの進藤やす子さんをお迎えし、「ソロ時間を楽しむ」をテーマに、ハンドレタリングとイラストの描き方を約90分学びました。
今回は、事前応募のシティリビング読者600名にワークセット<ABT6色セット「ノルディック」、筆之助「しっかり仕立て グレー・墨」、水筆(中筆)、ワークシート5枚>をお送りし、YouTubeライブで生配信!(参加費500円)
配信は事前応募の方以外も視聴でき、当日はたくさんの方に楽しんでいただきました。
まずはレタリングの基本・ストロークを筆之助で練習
前半は、櫻井さんにデザイン性のある手書き文字を書くレタリング講座。レタリングに大切なストロークについて、筆之助を使って慣れるところからスタート。
ペン先運びや力の強弱などを丁寧に教えていただき、筆使いに慣れたところで、アルファベットの練習へ。筆記体のようにつなげて書いたように見える文字も、実は、基本ストロークを組み合わせて書いていることを教えていただきました。これには、視聴者から驚きの声がチャットで多数、寄せられました。
アルファベットが書けるようになったところで、応用編・ポストカードの作り方のデモンストレーション!
筆之助で書いた文字の上に、ABTで色を重ね、水筆(筆状のペン先から水が出せるペン)でグラデーションをつけていきます。ABTは水性染料インクのマーカーなので、水を加えるとにじみ、水彩画のような風合いに!(筆之助は水性顔料インクなので、乾燥後はにじみません)それぞれの特性をいかせば、おしゃれなポストカードも簡単。
「上手く書けない」も味になる!ABTで描く可愛いイラスト講座
後半は、進藤やす子さんによるイラスト講座。ABTと水筆を使い、秋にぴったりのイラストの描き方を教えてもらいました。「どんなカタチで書いても、それなりに可愛くみえるのが手描きの良さです!」と温かなメッセージも。
まずはABTのブラッシュ芯(ペン先が筆状)をいかし、ドロップアレンジという技を使ったハートの描き方からはじまり、2色のグラデーションで立体感のある描き方などを、進藤さんに教えてもらいながら、一緒に描いていきました。
さらに、水筆を使ったテクニックも披露。筆之助(グレー)で雪だるまの輪郭を描き、ABTの青(品番528)を塗り、水筆でぼかしていきます。すると、3色くらい使ったような青の美しいグラデーションが!
水筆の応用編では、ABTの赤(品番837)で描いたブドウを水筆でぼかし、水筆のペン先に残った赤色でブドウを描き、余韻あるイラストの描き方も教えてもらいました。
最後に、ポストカードの描き方も。手描きならではの味のあるケーキのイラストは、毎回参加者に好評です。
イラストの描き方を学ぶと同時に、ABT、水筆、筆之助を使い分けることで、上手に描けなくても個性的で味のあるイラストが描けることを進藤さんに教えてもらいました。
手書きが楽しい!ソロ時間のアイデアに
約90分のオンラインワークショップは、簡単に真似できるプロの技が凝縮し、描く・書くに没頭! シティリビング読者にとって、ペンはお仕事アイテムの1つ。そのペンを使って、ソロ時間を楽しむ新たなアイデアにつながるイベントとなりました。
▼イベントのアーカイブ視聴はこちらから ※2022年3月31日(木)まで
ワークシートダウンロード
※水筆を使用するワークは、水彩紙を推奨
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