2021.8.18
【ワークショップレポート】大切な人の誕生日に贈ろう。花束選びと手描きカード作りレッスン
2021年7月14日(水)、女性たちに心ときめく体験を提供するWEBメディア「オズモール」とのコラボ企画で、オンラインレッスンを開催しました。
今回のテーマは「誕生日」。大切な人に気持ちを込めて、世界でひとつだけのお祝いを贈るための、手描きのカードを作るワークショップと、お花の選び方をレッスン。オズモールの会員約450名が、オンラインで学びました。
<登壇者>
日比谷花壇トップデザイナー:吉川優美さん
レタリング・水彩アーティスト:Satohom.39さん(以下、ホンブ先生)
MC:香山ひとみさん
レッスン1つ目は、お花の選び方講座。
誕生日にお花をプレゼントする際、贈る相手の好みや雰囲気に合わせた選び方のコツを、花に囲まれた日比谷花壇の日比谷公園店からオンライン中継でレクチャー。
今回は参加者が応募の際、誕生日にお花を贈りたい相手の誕生月や年代・性別、好みや雰囲気について回答いただき、その中から代表して3名分のお花をセレクトしてプレゼンテーションしてくれました。
例えば60歳を迎える、明るくて前向きなお母様へのプレゼント。還暦には赤いものを贈ると良いということで、赤やピンクをベースに、バラやトルコキキョウ、ガーベラなどをセレクトしていきます。花言葉を交えながら、華やかで上品な花束をあっという間に仕上げていく手際はお見事。
3人分のお花をセレクトした後には、花束をラッピングしたときのイメージや、花瓶に活けるときのコツなども教えてもらいました。今後お花屋さんでオーダーする際は、贈る目的はもちろん、相手の年齢・性別、雰囲気などを伝えると、より喜んでいただけそうですね。
レッスン2つ目は、手描きのバースデーカードに挑戦。
今回使用したのは、ABT全108色からきれいにまとまる色をテーマ別に選んだ「ABT6色セット」シリーズ。参加者には、ボタニカル・ナチュラル・ノルディック・ファンシーの4つのテーマの中から応募時に選んでもらいました。そのほか筆之助、水筆、ワークシート、白紙のカード、クリアファイル、ミスターなどが参加者のご自宅に届けられています。
まずはハンドレタリング講座。「筆之助」を使ってワークシートに沿って描いていきます。基本のストロークは“上から下に太く”“下から上に細く”。参加者からはオンラインのチャットで「難しい!」「お習字みたいになってしまう」などのコメントが続々と届き、ホンブ先生が丁寧に答えながら進めていきます。
基本の描き方に慣れてきたところで、誕生日カードに描く「happy birthday」の文字を練習。英文字の筆記体のように見えるけれど、実は練習した直線や山型・谷型・丸などの組み合わせ。一つ一つゆっくりと基本のストロークに沿って描いていきます。
そしていよいよカードのイラストに挑戦。クリアファイルをパレット代わりに「ABT」の太い方の筆先で色を出して、水筆に色を付けて描くというスタイルです。筆先でくるくると円を描くだけで、かわいいバラの花が生み出されていきます。
くるくるの花も2・3色を使い分けたり、混ぜたりしてみると美しいグラデーションが簡単に作れて、水彩画のようなやわらかい仕上がりに。葉っぱや植木鉢などをを描き足していくと、素敵なバラの植木鉢が完成!
イラストが描けたら、その下に先ほど練習したハンドレタリングで「happy birthday」のメッセージを入れていきます。下書きがないので、配置やバランスなどに気を付けながら慎重に。「かわいくできた!」「左に寄ってしまった…」など、コメントでも大盛り上がり!
さらに、スプラッシュアレンジという技法もご紹介。クリアファイルにABTで好きな色を載せて、ミスター(霧吹き)で水を吹きかけ、白い紙に貼りつけると、きれいな模様のできあがり。色の組み合わせや配分で、さまざまな模様がつくれます。
メッセージカードとしてはもちろん、好きな形に切り取って紐を付けたらおしゃれなタグに変身。筆之助でハンドレタリングのメッセージを描いて、プレゼントに沿えるのも素敵ですね。
MCの香山さんも一緒に手描きのカードに挑戦。上手に描けました!
イベント後、参加者からのアンケートでは「お花を選ぶのもカードを描くのもどっちも楽しかったです。楽しすぎてあっという間に終わりました!」「絵心がなくてもかわいいカードが作成できて、大満足です」など、絶賛の声がぞくぞく。
おうち時間でなかなか人と会えない中、大切な人に思いを込めて世界で一つだけのプレゼント、みなさんも贈ってみませんか?