アート専用の『Fun Art Studio by Tombow』が提案する誰でも楽しめる身近なDIYアート
国内外の手描きアーティストが描いたイラストやハンドレタリング作品を紹介していく、トンボ鉛筆によるアート専用公式アカウント「Fun Art Studio by Tombow」。そんな魅力溢れるFun Art Studioによるクリスマスワークショップ『Tombow Fun Art Workshop』が12/8・12/9の2日間、二子玉川蔦屋家電にて開催。手描き文字をはじめブラッシュレタリングと水彩を組み合わせる作品が魅力的なハンドレタリング・水彩作家「Satohom」を講師に迎えて大人から子どもまで、たくさんの参加者が思い思いに「LEDクリスマスキャンドル」作りを体験しました。
ハンドレタリング・水彩作家「Satohom」と作るLEDクリスマスキャンドル
ブラッシュペンを使ったハンドレタリングだけでなく、自由自在に操る水彩と組み合わせた作品作りが特徴のSatohomだからこそ生まれたLEDクリスマスキャンドル。参加者は、はじめに作りたいLEDキャンドルのデザインをイメージしながらお好みの色の「デュアルブラッシュペンABT」を3本をセレクト、そしてレタリング用には初心者にやさしい「筆之助」を1本。Satohomオリジナルのワークシートや作り方シートを見ながら、まずはABTを手に取りクリアファイルに塗ります。
クリアファイルをブレンダー代わりにABTでランダムに色を乗せよう
こちらはABTでランダムに色を乗せる様子。ブラッシュペンタイプの水性染料グラフィックマーカーだからまるで水彩絵の具を使っているような不思議な感覚です。参加者は各々セレクトした色や塗り方も様々で仕上がりがとても楽しみ。
スプレーで水を吹きかけたら水彩マジックのはじまり
水を吹きかけるとさきほど塗りこんだABTの水性インクが美しく浮かび上がり、となり合わせの色同士がにじみ始めます。
浮かび上がったインクにトレーシングペーパーを押し付けたら水彩マジック!オリジナル水彩ペーパーの完成
吹きかけた水で浮かび上がったインクに、トレーシングペーパーを押し付けて色をにじませます。
ここでも色の混ざり具合やにじみ方も人それぞれ。自分だけのオリジナル水彩ペーパーができあがります。
何度か工程を繰り返して、トレーシングペーパー全体に水彩デザインを作ります。既に作成した水彩デザインの上に更に色をにじませても◎
クリスマスのクラフトバッグも作ろう
トレーシングペーパーににじませた水彩インクが乾くのを待っている間に、クラフトバッグにクリスマスにちなんだフレーズをレタリングしたり、イラストを描いたり。
この日用意されていたSatohomオリジナルのレタリングワークシートを参考にしながら大人からキッズまで真剣に描く姿が。クリスマスキャンドルをプレゼントする相手へのメッセージも多く見られましたよ。
水彩ペーパーが乾いたらLEDキャンドル用のランプシェードを切り出そう
色をにじませたトレーシングペーパーが乾いたら、お気に入りの水彩デザインを見極めながらLEDキャンドルのランプシェードとして使いたい部分を切り出します。
トレーシングペーパーも水彩も透けるのでお手本のレタリングを描き写すのに最適
ここでいよいよ切り出したランプシェードにお好みのクリスマスフレーズをレタリング。そもそも書き写すためのトレーシングペーパーと、ほどよい透け感が特徴の水彩は共に何かを書き写すのに最適。Satohomオリジナルのレタリングワークシートから描き写すのもよいし、あらかじめ練習をしてから直接書いてみても◎ 余白には小さなイラストを描きこむのもおすすめですよ。
レタリング初心者には筆先がしっかりとした「筆之助」がおすすめです。
LEDランプに円柱型に巻き付けたら完成
オリジナルの水彩デザインとレタリングを施したランプシェードが完成したら、端にのりを付けてLEDランプ(ティーライトキャンドル型)にくるっと巻き付けながら円柱型にします。
トレンドの水彩デザインとハンドレタリングを取り入れたクリスマスLEDキャンドル
できあがったクリスマスLEDキャンドルはどれも個性的でおしゃれ。LEDキャンドルの灯りをつけると水彩デザインが幻想的に浮かび上がり、クリスマスにぴったりなDIYアイテムの完成。参加者からは完成品を見たときの歓声をはじめ、ワークショップをやってみて「楽しかった」「おもしろかった」との声が多数でした。
いかがでしたか?「プロが使う画材」というイメージが強い「デュアルブラッシュペンABT」ですが、コツさえつかめば身近に楽しめるDIYアートで大活躍なんです。まるで水彩絵の具を扱っているようなブラッシュペン型グラフィックマーカーなので、絵の具のように準備するものが多かったり汚れる心配もないのでとってもおすすめ。みなさんもぜひおうちでクリアファイルとトレーシングペーパーを使って、ABTで水彩ペーパー作りにチャンレンジしてみてくださいね。