minneの人気作家さんに聞く、作品レシピ
「FUN ART STUDIO」と「minne」の特別企画。毎月、minneで人気の作家さんにトンボ鉛筆の画材を使った作品レシピや使用方法をご紹介いただきます。
今回のminne作家さん
meltow さん
溶け合う色合いやにじみなど、水彩ならではの美しい表現を活かしたイラストのアイテムを制作。
https://minne.com/@mitsui-321/
ABTで描く「桜のレターセット」の作り方
カラーバエリエーション豊富な美しい発色のデュアルブラッシュペン「ABT」を使って描く、桜のレターセットの作り方をご紹介します。トレーシングペーパーの封筒に便箋を入れることでモノトーンと水彩の桜の重なりを楽しむことができますよ。
ぜひ一緒に作ってみましょう。
用意するものはこちら
・ABT
・水筆(中筆)
・なまえ専科
・トレーシングペーパーの封筒
・水彩紙
・クリアファイル(パレットの代用)
1、封筒に桜の絵を描く
まずはじめに、トレーシングペーパーの封筒に、なまえ専科(油性ペン)の極細で桜の絵を描きます。さっとペン先を走らせることで細い線を描くことができますよ。
封筒の全面にランダムに桜を描き入れました。
続けて、桜の余白に桜の花びらを描きます。
風に乗って舞っているようなイメージで描くとかわいく仕上がりますよ。
封筒が完成しました。
2、水彩紙に桜の絵を描く
次に、水彩紙に桜を描いていきましょう。
クリアファイルにABTを塗り、そのインクを水筆で溶いて使います。
(ABT使用カラー:723)
水筆で水分を含ませながらABTのインクをとり、桜の形を描きます。
水が乾かないうちに、同様にしてABTの同系色のインクを乗せ、にじませます。
全面に色を塗るのではなく、ぽんぽんと部分的にインクを乗せるようにするとうまく描くことができますよ。
(ABT使用カラー:725,905)
同じ手順で色のバランスを変えながら、桜をランダムに描いていきます。
お好みで、ABTのピンク系以外の明るい色味も使ってみてください。同系色でまとめるよりも彩りが豊かになるのでおすすめです。
便箋が完成しました。
ピンク色が多めですが、黄色や水色なども混ぜることで、華やかに春らしく仕上がりました。
(ABT使用カラー:925,723,025,905,452,665)
便箋を封筒の中に入れて完成です。
トレーシングペーパーの封筒から、やさしい色合いの桜が透けます。
春のご挨拶にぴったりの華やかなレターセットです。
手軽に作ることができるので、ぜひお好みの色合いで彩り、作ってみてくださいね。
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