2024.4.23
ABTと水筆で描く「ブラッシュ席札」で特別な日を演出しよう〜ぼかしver・水玉ver ・筆跡ver〜
minneの人気作家さんに聞く、作品レシピ
「FUN ART STUDIO」と「minne」の特別企画。毎月、minneで人気の作家さんにトンボ鉛筆の画材を使った作品レシピや使用方法をご紹介いただきます。
今回のminne作家さん
Atelier hachimitさん
ウェディングという大切なシーンを彩るハンドメイド小物を制作。『大人っぽいけど可愛い』を目指してレジンと押し花を用いたアイテムやカッティングマシンを用いたペーパーアイテムを販売しているウェディングデザイナー
https://minne.com/@popg4
ABTと水筆で描く「ブラッシュ席札」で特別な日を演出しよう〜ぼかしver・水玉ver ・筆跡ver〜
発色がよく、カラーバリエーションも豊富なデュアルブラッシュペン「ABT」と、水性画材をぼかしたり混色するのに便利な「水筆」を使い、華やかに彩るカラフルな席札などウェディング小物をつくります。
アレンジにてサンキューカードなども作れます。
それでは、さっそく作り方をご紹介します。
<用意するものはこちら>
・水筆:中筆WB-ME、平筆WB-FL
・ABT
・エンボスペーパー
・プリンター
・クリアファイル
※以下必要に応じて
・ハトメ
・封筒
・タッセル
・金箔
1.クリアファイルに同系色の2色のインクを取る
ABTのお好みのカラーで似たような2色を選びましょう。今回は526、528をチョイスしました。
2色選ぶことでグラデーションを簡単に作ることができます。
クリアファイルに2色を塗り、水筆で一部を溶かしグラデーションを作成します。
2.紙に着彩する
制作したグラデーションと水筆を使い、紙を着色していきましょう。
カットしたい大きさをイメージして色を塗っていきます。
上記の見本画像であれば、6等分をイメージして柄を真ん中に入れています。
制作見本の水玉、筆跡、ぼかしの柄の書き方をご説明します。
水玉は中筆でランダムに3〜4mmの丸を描きます、ポイントは丸の外形を先に書いてから中を塗ると大きさが統一されて描きやすいです。
筆跡はしっかり色をパレットからとり、平筆で2~3回重ねるように塗ります。またこの時水を含みすぎると紙がふやけ易いので、少し掠れるような感じで十分です。
ぼかしはカットした後に紙の淵になる部分が一番濃くなるように書くとグラデーションになるため、まず初めに淵になる部分から平筆で描きます。筆に残ったインクでその他のグラデーションにしたい部分を埋めると良いです。
3.紙を乾かす
着色が完了したら、紙をしっかりと乾かしましょう。
水の量によって紙が反る場合は重石を乗せて紙をなるべくまっすぐにすることがポイントです。
4.プリンターで印刷をし、紙を切り取る
しっかりと乾燥した紙にプリンター、もしくは手書きで招待客のお名前や「THANK YOU」などのメッセージを書きましょう。
着色時にランダムに描くことで、どれもが世界にひとつの仕上がりになります。
5.お好みでハトメ、タッセル、金箔をつける
カットしたら完成です。
ハトメでタッセルを結んだり、金箔やラメなどを施すことで高級感を演出することも。
お好きなカラーでアレンジを楽しんでくださいね。
今回使用したABT
ブルー系:526 / 528
グリーン系:228 / 192
レッド系: 803 /873
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