minneの人気作家さんに聞く、作品レシピ
「FUN ART STUDIO」と「minne」の特別企画。毎月、minneで人気の作家さんにトンボ鉛筆の画材を使った作品レシピや使用方法をご紹介いただきます。
今回のminne作家さん
BlancBlanche さん
草花や動物などをモチーフに、水彩絵の具で描いたウォールステッカーやインテリアポスターなど、おうち時間を彩る作品を中心に制作。
https://minne.com/@digitalprint
ABTで描く「色の名前も学べる“絵手帖”」の作り方
鮮やかな発色が魅力のデュアルブラッシュペン「ABT」を使用して、季節の花を記録しながら色の名前も学べる絵手帖を作っていきます。今回は7月〜9月に見頃を迎える蓮の花を描きながら、絵手帖の作り方を紹介します。
それでは作り方をご紹介します。
用意するものはこちら
・ABT
・油性ボールペン(MONO graph Lite)
・水筆
・水彩画用紙
・ノートや手帖(好みのもの何でもOK)
・マスキングテープ
1、お花のイラストを描く
お好みの手帖もしくはノートと、それよりもひと回り小さい画用紙を用意してください。画用紙はカッター等でカットしたもので問題ありません。
油性ボールペン(MONO graph Lite)でお花の絵の輪郭を描きます。この段階ではそれほど描き込まなくてOKです。
※こちらの線画シートをご用意しました。よろしければ色付けしてみてください。
>>線画ダウンロード
次に、水筆で色付けする箇所を塗っていきます。
水筆で必要な箇所を濡らし終わったら、ABT(DUAL BLUSH PEN)で端の方を少し濃く塗り、そこから手前にシャッシャッと引くように色付けをします。ペンを立てて使うと、細い線も綺麗に描けますよ!
同じように、ABTを使って葉や茎も塗っていきます。全体をベタベタ塗らずに 一点を濃く塗って水筆で色を伸ばしていくと綺麗なグラデーションになりますよ。
お花のイラストが完成しました。
2、手帖に貼り付けて絵手帖を作る
マスキングテープで手帖の右ページに完成したイラストを貼ります。マスキングテープはフリーハンドでちぎった方が味が出ますよ。
左ページにイラストで描いたお花の名前や花言葉などを書き入れます。
写真のように、イラストを塗るときに使った色を1つずつ塗っていきます。
それぞれの色の下にカラーナンバーと色の名称を書きます。カラーナンバーをネットで調べると、色名称が出てきますよ☆
ABTスペシャルサイト↓
https://www.tombow.com/sp/abt/color/water/chart/
色名称を書き終えると、花の名前や花言葉・色の名称も学べる絵手帖の完成です。自分で調べて書く作業まで行うとその後もずっと記憶に残りますよ。月に1枚、その 季節のお花を描いてまとめたり、お庭の花を記録したり、旅先で出逢った植物を描いたりしてオリジナルの絵手帖を作ってみてください。