2024.8.30
キッチン小物を私らしくアレンジ!身近なアイテムで作るハンドメイドアイデア
Craftie Homeのアンバサダーさんに教わる、ハンドメイドアイディア
「FUN ART STUDIO」と「Craftie」の連載企画! Craftie Homeのアンバサダーさんにハンドメイドレシピや暮らしの中にハンドメイドを取り入れるアイデアをご紹介いただきます。
こんにちは! Craftie(クラフティ)です。
Craftieは、ハンドメイドを通じて、毎日の暮らしをちょっとだけ豊かにするモノやコトをお届けしています。そんな私たちの活動を一緒に盛り上げてくれるのが、ハンドメイドキットブランド Craftie Home のアンバサダーのみなさんです。ものづくりが大好きな彼女たちは、同時に暮らしづくりの達人!今回は、その中の一人、miyuさんに、キッチン小物のハンドメイドアイデアを提案してもらいました。
Craftie Homeアンバサダー。ナチュラル&アンティークな暮らしの様子をInstagram にて発信。オリジナルブランド「オトメノトビラ」では、手刺繍のこども服・おとな服を販売中。
キッチンにあるものを使って楽しいクラフトに挑戦♪
おうちの中でも、キッチンは他の場所よりちょっぴり特別、という方は意外と多いのではないでしょうか。オリジナルの洋服の販売や、お子様とのハンドメイドを日々楽しんでいるmiyuさんも、その一人。
「自宅のキッチンは、楽しくお料理できる気持ちになれるようにデザインを決め、お気に入りのインテリアを置いてかわいい空間にしました。実際に住んでみても、キッチンはずっとここに居たい!と思えるくらい特別な場所です」と、miyuさん。今回はそんなmiyuさんに、身近なアイテムを使ったキッチンで役立つハンドメイドレシピを教わります。
ハンドメイドレシピ 1.
いつものアイテムを夏色に♪ 調味料入れのオリジナルラベルづくり
毎日使う調味料入れは、手に取る機会が多いからこそ、こだわりのアレンジでいろどりたいアイテムです。今回は夏らしくフレッシュな色合いが印象的なラベルづくりをご紹介。調味料入れのラベルとしてはもちろん、ミニカードやインテリアとしても楽しめます。
オリジナルラベルの作り方
【材料】
・画用紙
・麻紐
【道具】
・ABT(カラー筆ペン)249、025、133
・筆之助 しっかり仕立て 墨
・定規
・パレット代わりのクリアファイル
・霧吹き
・穴あけパンチ
【作り方】
1. 画用紙をお好きなサイズ(今回は約5cm×4cm)にカットします。ハサミを使わずあえて手でちぎることで、繊維が毛羽立ちナチュラルに仕上がります。
「定規をあてながら、ずれないように抑えてゆっくりちぎると、綺麗に仕上がります」
2. クリアファイルの上にABT249、025、133を筆芯で出し、上から霧吹きで水を吹きかけて、手順1でカットした画用紙を押しつけて色をつけます。
画用紙に色がつきました。同じ手順で作りたい枚数分を作ります。
「ABTは通常のペンとして使うだけでなく、いくつかの色を混ぜて綺麗なグラデーションが作れることに驚きました!」
3. ABTの色が乾いたら、筆之助の墨色で上から文字を書きます。今回は「goma」「pepper」「spice」と書きました。文字をいきなり書くのが不安な方は、鉛筆やシャープペンシルで下書きをすると安心です。
「ラベルを少し斜めに置いて書くと、おしゃれなバランスになります。料理中でもパッと見やすいように、文字は短い単語で分かりやすく書くのがおすすめです」
4. 文字が書けたらお好きな場所に穴を開け、麻紐を通して調味料入れに結んだら完成です。
「今回は麻紐を使いましたが、細めのリボンやキッチンにあるタコ糸を活用してもかわいくアレンジできますよ」
ハンドメイドレシピ 2.
お菓子やキッチン小物の収納に。紙皿の小物入れ
続いてはキッチンにある紙皿を使った小物入れの作り方をご紹介します。身近なアイテムで作れるので、お子様と一緒に楽しむのもおすすめです。小分けのお菓子や、キッチン小物などの収納、おもてなしにもぴったりですよ。
紙皿の小物入れの作り方
【材料】
・紙皿(今回は直径20cmのものを使用)
・レースペーパー
【道具】
・ABT(カラー筆ペン)133、249、126
・パレット代わりのクリアファイル
・鉛筆もしくはシャープペンシル
・定規
・ハサミ
・ホッチキス
・ティッシュ
【作り方】
1. 紙皿にABTで色づけをします。クリアファイルの上にABT133を筆芯で出し、霧吹きで水をかけて、紙皿の外側に押しつけて色をつけます。
「霧吹きでかける水の量を多めにすると、紙皿に色がつきやすいです」
紙皿のへこみに合わせて、色がつくようにおさえてください。色がつきにくいところは、ティッシュを使って色を伸ばし、乾かしましょう。
2. 紙皿の内側に、画像の赤線(点線を含む)の位置に鉛筆もしくはシャープペンシルで線を2本薄く引きます。今回は直径20cmの紙皿を使用しましたが、紙皿のサイズが異なる場合は、紙皿中央を通る青線の左右の部分は等間隔になるようにし、真ん中の部分は左右より狭い幅になるようにします。
また、赤線の端から5.5cmの位置に4箇所印をつけておきます。この印も、紙皿のサイズが異なる場合は調整してください。このあと手順4で組み立てる際に、仕上がりを確認しながらカットするのもおすすめです。
赤い点線部分を、5.5cmの印をつけた部分までカットします。赤い線の部分は中央に向かって折り線をつけておきましょう。
3. お菓子入れの形にしたとき、表面になる面に葉っぱを描きます。ABT249の筆芯で線を1本書くように、茎から描いていきます。
続いてクリアファイルの上にABT249を筆芯で出し、126の筆芯で色を混ぜながら葉を描いていきます。筆芯をぎゅっと押し付けるとしずく型の葉が描けます。ペンの押さえ具合で葉の大きさが変わるので、お好みの大きさになるよう調整してみてください。不安な方は別の紙で試し描きすると安心です。
「しっかりペンの先を寝かせて、葉1枚1枚を描いていきましょう」
4. 小物入れの形に組み立てて、紙が重なる箇所をホッチキスで留めます。
5. お好みで小物入れのサイズに折ったレースペーパーを中に入れて完成です。レースの部分が表から見えるように入れましょう。
「レースペーパー以外にも、お好みの柄物のペーパーを入れてもかわいく仕上がります」
ハンドメイドレシピ 3.
ペーパーのお花が華やか♪ キッチンガーランド
最後にご紹介するのは、キッチンやお部屋のお好きなところに飾れるガーランドです。イエローとグリーンのお花は、実はキッチンペーパーを色づけして作ったもの。ぜひお好みの色で作ってみてくださいね。
キッチンガーランドの作り方
【材料】
・キッチンペーパー
・お好みの布(今回は9cm×7cm、綿100%のものを7枚使用)
・タコ糸
【道具】
・ ABT (カラー筆ペン)025、126、249
・筆之助 しっかり仕立て 墨
・鉛筆もしくはシャープペンシル
・パレット代わりのクリアファイル
・キッチンペーパーを浸すための水
・ハサミ
・ホッチキス
・布用接着剤
【作り方】
1. 筆之助の墨色で、お好みの布に1枚ずつ文字を書いていきます。今回は約9cm×7cmの布7枚に「kitchen」と書きました。不安な方は鉛筆やシャープペンシルで下書きするのもおすすめです。
「布に文字を書くときは、ゆっくり書くことがポイントです。一度文字を書いたら、部分的に重ね書きをして文字に厚みをつけ加えると、メリハリのある文字に仕上がります」
2. 続いてキッチンペーパーに色づけをします。ABT025、126、249を筆芯でクリアファイルの上に多めに出し、キッチンペーパー全体を水に浸して軽く絞り、クリアファイルの上に置いて色をつけます。
「水に浸したキッチンペーパーは絞りすぎず、水をたっぷり含ませた状態だと全体に色が移りやすくなります。破れやすいので優しく丁寧に扱ってください」
3. 色をつけたキッチンペーパーをよく乾かします。くしゃっとならないようにできるだけ広げて乾かしましょう。
4. キッチンペーパーが乾いたら約2cm間隔で蛇腹に折り、約5cm間隔でカットします。
5. 真ん中をホッチキスで止め、四隅を丸くなるようにカットします。
6. お花の形になるようキッチンペーパーを広げていきます。
「キッチンペーパーが破けないように、優しく広げてあげるのがコツです」
色の入り方により仕上がりの印象が異なります。お好きな色で作ってみてください。
7. お好きな位置に布用接着剤でお花をつけて、布の上部にハサミで穴を開け、タコ糸を通したら完成です。穴の部分に結び目を作っておくと、位置がずれずに固定されます。
キッチン小物のハンドメイドレシピ、いかがでしたか?キッチンにある身近なアイテムを活用できるので、すぐにでも作ってみたくなりますね。今回は夏らしい色が印象的な作品でしたが、季節に合わせて色合いを変えると、また違った印象に仕上がりそうです。ぜひmiyuさんのアイデアを参考に、ご自宅のキッチンをお好みの色でいろどってみてください。
写真/miyu
文/manami(Craftie Home)