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あたたかい色合いに心ときめく。アンティーク風アイテムの作り方

アーティスト・プロフィール

Craftie

Craftie Homeのアンバサダーさんに教わる、ハンドメイドアイディア

 

FUN ART STUDIO」と「Craftie」の連載企画! Craftie Homeのアンバサダーさんにハンドメイドレシピや暮らしの中にハンドメイドを取り入れるアイデアをご紹介いただきます。

 


 

こんにちは! Craftie(クラフティ)です。
Craftieは、ハンドメイドを通じて、毎日の暮らしをちょっとだけ豊かにするモノやコトをお届けしています。そんな私たちの活動を一緒に盛り上げてくれるのが、ハンドメイドキットブランドCraftie Homeの アンバサダーのみなさんです。ものづくりが大好きな彼女たちは、同時に暮らしづくりの達人!今回は、その中の一人、maah(マア)さんに、アンティーク風アイテムの作り方を提案してもらいました。
 


 

maahさんってこんな人!
布小物作家。「古い童話絵本の1ページ」をテーマにしたアイテムを制作。海外のファブリックやボタン、アンティークのものを使用した布小物やインテリア雑貨が得意。作家活動のかたわら、洋菓子店にも勤務。
https://www.instagram.com/__ma_ah__
maah

 


 
物語を感じるアンティーク風アイテムの魅力
 

どこか懐かしさを感じるアンティーク風アイテムは、ブラウンを基調としたあたたかい色合いで、優しい空間を演出してくれます。長年使い込んできたような色や風合いにときめく方も多いのではないでしょうか。
 
布小物作家のmaah(マア)さんも、そのひとり。「古い絵本を開いたときのような、独特で特別なときめきと物語を感じるアンティークの一点ものに心惹かれます」。今回はそんなmaahさんに、アンティーク風アイテムづくりを教わります。ABTと水筆を使った柔らかい色合いや、こだわりの色づくりで、心ときめくアンティーク風アイテムを作ってみましょう。

 


 
ハンドメイドレシピ1.
深い色合いにうっとり。コーヒー染め風タグ
 

長年使い込んだかのような雰囲気を演出してくれる、コーヒー染め。今回はABTと水筆を使い、コーヒー染め風のタグづくりをご紹介します。ブラウン系の色をそのまま使うのではなく、いくつかの色を混ぜて作るのが今回のポイント。色づくりの楽しさをぜひ体験してください。

 

 

コーヒー染め風タグの作り方
 
【材料】
・白色の厚紙(はがきサイズ)
・白色の紙(クリアファイルに挟む用)
・クリアファイル
・お好みのダルマピンや紐(タグにつける用)

 
【道具】
ABT(カラー筆ペン)025、026、947、N25
水筆(平筆)
筆之助 ブラウン
・カッター(もしくはハサミ)
・カッターボード
・画鋲や目打ちなど(穴をあける用)

 
【作り方】
1.クリアファイルに白い紙を挟んでパレット代わりにし、その上にABT025、026、947、N25と水筆で色づくりをします。画像を参考に、025、026、947(イエロー、オレンジ系)は同じくらいの分量で、N25(ブラック)は少量にします。お好きな色になるまで、色を追加して調整してみてください。
 

「ブラウン系の色を1色そのまま使うより、イエロー系やオレンジ系を3色以上混ぜることで、よりコーヒー染めに近い深みのある色合いを作れます。
意外と暗めの色より明るめの色の方が、コーヒー染めに近い色に仕上がります。水分を多めに混ぜ合わせるのがおすすめです」

 

 
 
2. 白色の厚紙全体に、1で作った色を水筆で塗ります。色が重なる部分もコーヒー染め風の色合いになるので、深く考えずに塗っていきましょう。色の濃淡をつけるイメージで、大きく丸を描くように水筆を軽く押しつけながら塗ります。
 
「ABTはカラーバリエーションが豊富に揃っており、イメージにより近い色味を出せるのが楽しく、サラサラと描きやすかったです。水筆も簡単に水彩画のような雰囲気で描けるのがとても魅力的で、使いやすいです」

 

 
 
3. 2で塗った色が乾いたら、お好みのタグのサイズにカットします。色のムラや濃淡ができているので、お好きな位置を選んでください。ここで余った部分は、このあとご紹介するハンドメイドアイテム3「フレームアレンジ」で使えるのでとっておきましょう。
 

 
 

4. 筆之助ブラウンでお好きな文字を書きます。今回はフランス語で “Le gouter du jour(きょうのおやつ)”、“Biscuits(ビスケット)”と書きました。このあと飾り線を描く場合は、中央よりやや上か下寄りに書くとバランスがよいです。
 

「文字は力を入れて書くと太めになってしまうので、あまり力を入れすぎず軽やかなイメージで、線が細くなるように書きました。筆之助は小さいスペースにもすらすら、さらさらと、書きやすかったです♪」
 

お好みで文字の下や上に飾り線を描きます。一筆書きの要領で、植物のツルを描くようなイメージで描きましょう。
 
「文字と同じく、力を入れすぎずに細めの線を意識します。飾り線の幅は、文字の幅より少し長めにするとバランスよく仕上がります」

 
 
5. 画鋲や目打ちなどで小さく穴を開け、お好みのダルマピンや紐をつけて完成です。
花瓶に引っかけたり、お菓子のギフトに添えたり、いろいろなシーンをアンティーク風に演出できます。
 

 
 


 
ハンドメイドレシピ2.
ポイントをおさえてアンティーク風に。オリジナルイラストのポストカード
 

続いてはアンティーク風のイラストの描き方をご紹介します。「イラストをアンティーク風に描くポイントは、“色の濃淡をつけること”、“ブラウンや濃いめの色を選ぶこと”、“レトロな青や赤でポイントを入れること(今回はりんごの実や猫の目で使用)” です」。絵を描くのが苦手な方も、ご紹介するお家や木の描き方を参考に、ぜひ挑戦してみてください。
 

 

イラスト入りポストカードの作り方
 

【材料】
・白色のポストカード、または、はがきサイズの厚紙
・白色の紙(クリアファイルに挟む用)
・クリアファイル

 
【道具】
ABT(カラー筆ペン)お家とりんごの木:249、847、879、947、992 / 猫:N45、291、515、817、879、899、992
水筆(平筆、小筆)
筆之助 ブラウン
<下書きをする場合>
・鉛筆
・消しゴム

 
【作り方】

1.ポストカードの中心部分にイラストを描いていきます。はじめに、お家とりんごの木のイラストの描き方をご紹介します。
 

白い紙を挟んだクリアファイルの上にABTを出し、水を含ませた水筆で薄めて絵を描きます。不安な方は、先に鉛筆で薄く下書きをしましょう。
まずABT879を水筆(小筆)で少し薄め、木から描き始めます。続いて同じ手順で、947で屋根を、992で外壁を薄く塗ります。木とお家の下にも、992で薄く地面を塗ります。

 


 
 
2. 木の枝に、847でりんごの実を、249で葉を描いていきます。りんごと葉は水筆で薄めず、ABT の細芯でポンポンと直接描きます。
 

 
 
3. 背景には所々薄いブラウンでぼかしを入れると、白いポストカードがアンティーク風に仕上がります。メインのイラストに使ったブラウン系の879と947を水筆で薄めて混ぜ、淡く色づけます。色の濃淡をつけるイメージで、あまり深く考えずに塗ります。あえてムラになるよう水分を多めに色を置きましょう。
 

 
 
4. 筆之助ブラウンで四隅に模様を描いていきます。今回は2種類の模様をご紹介します。画像の手順を参考に、お好きな方を描いてみてください。
 

四隅に模様を入れたら完成です。お好みでイラストの下に文字を入れるのもおすすめです。はじめに下書きを描いた場合は、インクがすっかり乾いてから消しゴムで消しましょう。
 
 
5. 続いて、猫のイラストの描き方をご紹介します。ABT N45 : 879を 4:1くらいの割合になるよう水筆で混ぜて、ニュアンスグレーを作ります。猫の耳から輪郭、体、手足としっぽ、の順で描いていきます。
 
「線で輪郭を描くのではなく、ポンポンと筆を軽く押しつけるようなイメージで輪郭を描いていくと、モフモフ感が出ます」

 

 
 
6. 291を、耳や体の色の隙間ができたところや薄いところなどに塗っていきます。グレーに薄めの水色を重ね塗ることで、立体感とノスタルジックな雰囲気が出ます。
 

今回は猫の隣に、マグカップとお皿を992で、スプーンをN45で、コーヒーとクッキーを899で描きました。
 
「今回はハートを描いたり、お皿にはお花と点々を描いたりしてみました。イラストはお好みで描いてみてください」

 

水筆が乾いたら猫の目や鼻、ヒゲや模様などを描きます。筆之助ブラウンでヒゲや模様を、目 と首輪は515、 鼻 は817 で描きます。
 
「線は細めを意識し、シンプルに描くと素朴感が出て、アンティーク風に仕上がります」
 


お家のイラストと同じように、四隅に模様を描き、空白の背景部分には薄いブラウンでぼかしを入れて完成です。色の使い方やポイントを参考にアンティーク風のイラストを楽しんでみてください。
 

 
 


 
ハンドメイドレシピ3.
こだわりをたっぷり詰め込んだアンティーク風フレームアレンジ
 

飾るだけでアンティーク風なインテリアを楽しめるフレームアレンジです。フレームは100円ショップやホームセンターなどで購入したものをそのまま使えますが、今回は少し工夫をしてアンティーク風にアレンジします。また、イラストを描かずに制作することもできます。
 

 

フレームアレンジの作り方
 
【材料】
・お好みのフレーム(今回は8cm × 8cmのものを使用)
・お好みのイラスト(今回は5.5 cm× 5.5 cm の厚紙を使用)
・白いレース(100円ショップや手芸店で購入できます)
・ハンドメイドレシピ1で制作したコーヒー染め風の紙
・下敷き用の紙

 
【道具】
ABT レースの色づけ:856、277、イラストのマフィン:026、N45、899、947、526、817
筆之助(ブラウン、ホワイト)
・テープのり(ピットエアー
・定規
 
【作り方】
1.使用するフレームのサイズに合わせて、お好みでイラストを描きます。今回はマフィンを描きました。(使用アイテムはABT026、N45、899、947、マフィン上のチョコペンには筆之助ホワイト、砂糖菓子には526、817)

※フレームにイラストを入れず、このあとご紹介するレースや楽譜を描いた紙だけで作ることもできます。

 

 
 
2.下敷き用の紙の上で、白いレースにABT942の筆芯で色づけをして染めレース風にします。全体に薄く軽く塗るイメージで塗り、乾かしておきます。
 

 
 
3. ハンドメイドレシピ1のタグで残ったコーヒー染め風の紙に、フレームに収まるサイズになるよう、筆之助ブラウンで楽譜を描きます。定規で横に5本線を引いて、縦に2本縦線を引き、音符を好きな位置に3〜4個ほど描くと、楽譜が描けます。
 
「筆之助はレタリングを書くのにぴったりで、筆文字はもちろんカリグラフィーのような英文字も楽しく書けそうです。カラーバリエーションが豊富なところもよかったです!」

 

 
 
4. 楽譜を描いたら、周りを手でちぎり、ノスタルジックな風合いを出します。ちぎるときは楽譜の部分をちぎらないように注意し、毛羽だったところも味が出るので綺麗にちぎりすぎないのがポイントです。
 

 
 

5. フレームはそのまま使うこともできますが、アンティーク風に見せる加工方法もご紹介します。100円ショップやホームセンターなどで手に入る水性塗料を、フレーム全体に薄めに塗ります。色のかすれが残っても風合いになるため、薄くサッと塗る程度がおすすめです。
 
「今回はホワイトを使用して可愛い印象にしましたが、ブラウン系で塗ると深みのあるヴィンテージ風に仕上がります」

 

 
 

6. 30〜40分ほど乾かしたら、硬めのやすりでアンティーク感を出していきます。フレームの端や角の塗料を落とすようにやすりをかけてフレームの色が見えるようにすると、長年使い込んだようなアンティーク風の加工ができます。
 

 
 

7. フレームの台紙に、イラストとレース、楽譜を描いた紙をピットエアーで貼りつけて完成です。楽譜を描いた紙は、周りをちぎってから楽譜の真ん中で半分にちぎり、フレームの対角線上に貼るとバランスよく仕上がります。レースはフレームに収まる大きさにカットしたり、あえてはみ出す大きさで入れたりするのもおすすめです。
 

色づけしたレースと楽譜を描いた紙が、アンティーク感を出してくれるポイントです。
 

イラストを入れずに、楽譜を描いた紙とレースだけで作ることもできます。お好みでアレンジしてみてください。
 

アンティーク風のアイテムづくり、いかがでしたか?
「アンティーク風アイテムは、眺めるだけで心穏やかな落ち着く時間を過ごせるのが魅力かなと思います」と、maahさん。ブラウンをただ取り入れるだけでなく、色を混ぜて作ったり、色の濃淡をつけたり、加工をしたり、ちょっとした工夫で素敵な風合いを出せるなんて驚きですね。maahさんのアイデアを参考に、あなた好みの色でアンティーク風アイテムづくりにぜひ挑戦してみてください。
 


写真/maah
文/manami(Craftie Home)

 

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