2023.10.10
秋色を楽しむ♪オータムインテリアの小物づくりとスタイリングアイデア
Craftie Homeのアンバサダーさんに教わる、ハンドメイドアイディア
「FUN ART STUDIO」と「Craftie」の連載企画! Craftie Homeのアンバサダーさんにハンドメイドレシピや暮らしの中にハンドメイドを取り入れるアイデアをご紹介いただきます。
こんにちは! Craftie(クラフティ)です。
Craftieは、ハンドメイドを通じて、毎日の暮らしをちょっとだけ豊かにするモノやコトをお届けしています。そんな私たちの活動を一緒に盛り上げてくれるのが、ハンドメイドキットブランドCraftie Homeの アンバサダーのみなさんです。ものづくりが大好きな彼女たちは、同時に暮らしづくりの達人!今回は、その中の一人、Risaさんに秋色を楽しむオータムインテリアのアイテムづくりを提案してもらいました。
Craftie Home アンバサダー。季節を愉しみながら暮らすなかで、ときめいたモノ、コトをInstagramにキロクしながら発信。仕事ではカフェのケーキとアイシングクッキーを制作。ものづくり(料理、お菓子、空間)、花、自然、ピクニック、インテリア、絵画が好き。
https://www.instagram.com/r_i_s_a_15/
季節の変わり目を演出♪ ハンドメイドで楽しむお部屋の秋じたく
木の葉が色づき、過ごしやすい気候になる穏やかな秋は、ハンドメイドを楽しむにはとっておきの季節。一年を通して季節や行事に合わせたスタイリングを楽しんでいるRisaさんも、秋のインテリアにはこだわりがあるようです。
「木々の葉がくすみ色になったり、木の実が道端に転がったりしている様子を見ると、秋の訪れや季節の変わり目を感じます。秋はあっという間に過ぎ去るので、そのはかなさも魅力のひとつだと思います」と、Risaさん。今回はそんなRisaさんに、秋らしい色合いやモチーフを取り入れた小物づくりとスタイリングアイデアを教わります。
ハンドメイドレシピ1.
オータムカラーをお部屋にプラス。秋のニュアンスアート
あたたかみのあるオータムカラーで描くニュアンスアートは、秋のインテリアとして大活躍。壁に飾るだけで季節感のある空間を演出してくれます。一見難しそうですが、カラー筆ペンや筆文字サインペンなどを使えば、アート作品を気軽に描くことができますよ。過ごしやすくなる季節に、ゆったりとした気分で描いてみてください。
秋のニュアンスアートの作り方
【材料】
・はがきサイズの画用紙(10cm×14.8cm)
・額縁(はがきサイズの画用紙を飾れる大きさ)
【道具】
・ABT(カラー筆ペン)879/977/N75/990/992/946
・水筆(中筆)
・筆之助 ブラウン
・プレイカラードット(水性カラーペン)ブラウン
【作り方】
1. 画用紙にABTで丸をお好きな位置にいくつか描いていきます。このとき、丸は重ならないように色を塗りましょう。
2. 水筆を使いABTで描いた色をぼかしていきます。水筆でぼかすときは、円を上から重ねて描くようにぼかすときれいに仕上がります。
ABTと水筆でアートを描き終わりました。一部分を少し色が重なるようにぼかすのもおすすめです。
3. 筆之助で、細い線や点を描いていきます。
「線を描くときは力を入れず、優しいタッチで描くのがポイントです。点を描く位置は余白に、5点ずつまとめて描くとアーティスティックに仕上がります」
4. プレイカラードットを使い、アートのアクセントとしてお好きな位置にドットを押します。ドットは色被りしない位置に押しましょう。
5. 額縁に入れて完成です。
「今回はあたたかみのあるオータムカラーを意識して色選びをしました。線や点を用いて、思いのままに描いてみてください」
ハンドメイドレシピ2.
どこに飾るかワクワク♪落ち葉モチーフのモビール
秋の訪れを感じされてくれる、色とりどりの落ち葉。道に落ちているだけで風情を感じる美しい景色を楽しめます。そんな落ち葉をモチーフにしたモビールで、お部屋のなかにも秋を取り入れてみませんか?どこに飾ろうかと、スタイリングもワクワクするアイテムです。
落ち葉モチーフのモビールの作り方
【材料】
・画用紙(白)A4サイズ
・流木、もしくは木目の突っ張り棒
・刺繍糸(白)
【道具】
・ABT(カラー筆ペン)879/977/N75/990/992/946
・色辞典 D-14/LG2
・水筆(中筆)
・鉛筆
・ハサミ
・両面テープ、もしくはセロハンテープ
【作り方】
1. A4サイズの画用紙を縦半分にカットし、さらに8等分になるようカットします。あらかじめ折り線をつけておくときれいにカットできます。
2.1でカットした画用紙を、それぞれ縦半分に折ります。
3. 半分に折ったまま、左右対称になるよう葉の模様を鉛筆で描き、カットします。
鉛筆で下書きする形によって、いろいろな葉を作ることができます。お好きな形で作ってみてください。
4. 3でカットした葉に、ABTと色辞典で色を塗っていきます。ここでは色を重ねず、それぞれの葉に1色ずつ色を塗っていきましょう。ABTで塗った葉には水筆を使うと、より立体感のある葉を作ることができます。
5. 30cmの刺繍糸を5本用意し、流木に巻きつけて結びます。
6. 葉の真ん中部分に刺繍糸がくるよう、テープで1枚ずつ貼っていきます。葉の向きはお好みで、飾ったときの形をイメージしながら貼りつけてください。一箇所に固まらないよう、それぞれの葉の間隔を少し空けた方がバランスよく仕上がります。
「今回は1本の刺繍糸に3〜6枚ほどつけました。葉を一部重ねて立体感を出したり、横並びにならないようジグザグに貼ったりして、バランスを見ながらつけてみてください。」
7. 葉を全て貼りつけたら完成です。お好きな場所に飾って楽しみましょう。
ハンドメイドレシピ3.
秋の夜を優しく照らすキャンドルインテリア
一年で最も長くなるといわれている、秋の夜。読書や趣味などを満喫できる特別な時間でもあります。そんな秋の夜長に取り入れたいのが、キャンドルインテリア。今回はキャンドルにオータムカラーで作ったラベルを巻いて、秋ならではのスタイリングを楽しみます。
キャンドルラベルの作り方
【材料】
・コピー用紙(白)
・お好みのキャンドル
【道具】
・ABT (カラー筆ペン)946/977/992
・水筆(中筆)
・筆之助(筆文字サインペン)
・ピットエアー(テープのり)
【作り方】
1. キャンドルを巻ける長さになるよう、コピー用紙をカットします。今回は幅1.5cm×長さ20cmにカットしました。
2.ABTで丸をお好きな位置にいくつか描いていきます。隣同士の色が少し重なるように塗りましょう。
3. 2で塗った丸を、水筆でぼかしていきます。コピー用紙は水筆の水を多くつけすぎると破れやすくなるので、多くつけすぎないよう注意してください。
4.筆之助で、上からお好きな文字を書きます。今回は「Autumn」と書きました。
5.キャンドルの中央部分に巻きつけ、テープのりで重なる部分を貼れば完成です。
6.キャンドルの周りには木の実を囲うように置き、秋のリース風に飾ってお楽しみください。
「キャンドルインテリアには秋らしく木の実を使用したことが今回のこだわりです。スタイリングしたときに文字が見えるよう、ラベルはキャンドルの上部に巻きつけました」
(※火を灯すとラベルや小物に燃え移る可能性があるので、キャンドルに火をつける際は小物やラベルを外してからご使用ください)
オータムカラーの小物づくり、いかがでしたか?すぐに終わってしまう季節だからこそ、秋はハンドメイドを楽しむ価値が高まりますね。秋色と言っても黄色や赤、茶色など、みなさんそれぞれお好きな色があるかと思います。ぜひ、思い思いの秋色で小物づくりを楽しみ、お部屋を季節感あふれるスタイリングでいろどってみてください。
写真/Risa
文/manami(Craftie Home)