こんにちは。デザイン書道家のあゆあゆです。
今回は、運動会や大会などで頑張る大切な人に送りたい『がんばってね』と『Never Give Up』のメッセージの書き方を漢字のバリエーションも含めて紹介したいと思います。
手書きカードでやる気アップに繋げましょう!!
用意するもの
・PLAY COLOR 2
・カード、色紙など
・はさみ
【メッセージや文字に笑顔を入れるコツ】
POINT1:文字の一部に丸や四角の空間がある場合
…本来のサイズより少し大きくして顔にする
POINT2:縦長や横長の線がある場合
…少し長さを伸ばしてクルンと丸くさせて顔にする
POINT3:点がある文字の場合
…濁点なら内側に目を寄せ向き合う顔にできる
…『i』や『ぱ』などの一つの点、丸は大きくして中に顔を入れます。
『頑張ってね』(漢字)のメッセージ
漢字の一部がクルンと伸びて応援旗を持たせたデザインはシンプルでもインパクトがあります。
デザイン性も控えめにしているので初心者でもポイントを抑えれば書きやすいメッセージです。
まず!!
いきなりペンで描きたくなりますが…下書きをしっかりします。
ただ、後ほど消しゴムで消しやすいようにできるだけ力を抜いて薄く書いてくださいね!
筆圧を注意するだけで仕上がりが格段にキレイになります。
1.『頑』の3画目だけまだ書かずに左側に余白を残して、残りの文字を普通に書きます。
※特徴のある文字以外は文字のアンダーラインを揃えると見やすく仕上がります。
2.『頑』の3画目を丸く書いてさらに内側にクルンとさせて応援旗を持ちやすい角度にします。
3.先端に指を4本書いて、棒→応援旗の順番に書いたら下書きは完成です。
では、ペン入れに入ります。
4.下書きの順番とは少し違い用紙のセンターにしっかり書ける順番で書いていきます。
書いているところだけでなく、全体を確認しながらバランスをみてください。
5.頑張ってねを先に書いてから、上部の応援旗を文字の幅に合わせて書きます。
先に旗を書いてしまうと文字が大きくなってしまった時にバランスが崩れるので、この順番で書くと失敗が少なくなります。
6.旗の切れ目を三角にカットしたら名前を旗の中に書きます。
7.インクが乾いたら消しゴムで優しく下書き線を消してね!
8.そのままカードにして渡しても可愛いけど、メッセージ型にカットしてオリジナルの形のカードでも可愛いです。
【完成イメージ】
紙吹雪を散らしたり、罫線を入れて便箋風にしたり…アレンジ次第で色々楽しめます。
『がんばってね』(ひらがな)のメッセージ
漢字と同様長め応援旗が特徴のデザインです。漢字がひらがなになるだけで随分イメージが変わりますね!
『ね』の最後のGOODサインもポイントです。
まず下書きをします。
1.漢字のメッセージと同様なところもありますが、ポイントはメッセージと応援旗の幅を合わせることです。
2.全体をある程度書き込んだら『が』の縦線の先が丸くなるようにプラスします。
後ほどこの余白に顔が入ります。
下書きができたらペンで書いて仕上げていきます。
3.メッセージ全体の左から書いていきます。
長い線は一気に書きづらいかもしれませんが、思い切って書くと失敗しにくいので、何度か練習してみてください。
4.『が』の縦線の上部が長くなるように残りのパーツは下めに書いてください。
5.『んばってね』は下部が揃うように書き『ね』の最後は上に向かって伸ばしておくと、後ほど指が書きやすいです。
6.文字幅に合わせて応援旗を細長く書きます。
7.リボンの最後を三角にカットしたら『ね』の最後に指を書く。
親指をピンと立てるとGOODサインに見えやすいです。
8.最後に『が』の丸い箇所に顔を書き込みます。
目を小さめにすると可愛らしく仕上がります。
9.文字の形に合わせて用紙をカットし、内側に罫線を書くと手書きの便箋ができます。
この時使用するカラーはメッセージで使用した2色にすると表裏が統一されます。
『Never Give Up』のメッセージ
向き合ったスマイルとガーランドが可愛いメッセージ。
受験や試験、テストなどの様々なシーン、幅広い年齢層の人に届けられるデザインです。
まずは下書きをします。
1.ガーランドの中心が用紙のセンターに来るように、センターから外側にカーブを書いて旗を5枚ずつ書いていきます。
ガーランドの形はスクエアでも丸でも好きな形にしてください。
2.『G』と『P』を大きく書きバランスを整えます。
文字の大きさに差をつけたい時は初めと最後を大きくすると大きさが安定します。
下書きで全体のバランスをとったらペンで仕上げていきます。
3.上部から順番に書き進めていきます。
4.文字の間の余白を揃えながらメッセージを仕上げていきます。
全体をペン入れできたらガーランドの模様を書き込む前に消しゴムで下書きを消します。
カラーペンの薄い色味は鉛筆が消えにくいので、キレイに仕上げる方法として、色をつける前に消すことを覚えておいてくださいね!
5.三色でいろんな柄を書き込みます。
同じ模様でもカラーが変わると雰囲気が変わるので模様は3パターンほどあれば可愛くなります。
6.さらに印象的にしたい時は、メッセージの縦線を太目にするとはっきりと読みやすくなります。
カラーの用紙に書く時はカラーを合わせると、ごちゃつかずに可愛くまとまります。
周りをカットしたり折り曲げたり…自由に贈りたい人に合わせてアレンジも楽しんでください。
あゆあゆ