暖かい日が続き、もう夏はすぐそこ!ですね。
天気の良い週末は公園などに出かける方も多いのではないでしょうか。
今回はお裾分けや小さな贈り物に便利な小箱を作ってみたいと思います。
手のひらサイズの可愛い箱です。
ラベルには食べることができる身近なハーブを描いてみようと思います。
今回、挑戦するのはローズマリー、セージ、クレソンの3種類です。
まずは小箱から。
展開図やラベルをご用意しましたのでよかったらお使いください。
はじめに、A4コピー用紙にプリントアウトして、箱の展開図をハサミやカッターで切り抜きます。
ラベルは後で少しアレンジを加えるので、切り抜かないでください。
箱は少し厚みのある紙で作りたいので、型紙として使用します。
私は黒とベージュの厚紙にしました。
1.ベージュの厚紙の上に先程の展開図を置きます。
2.鉛筆で写します。
3.紙が厚いので、折線(黄色部分)を折りやすいように目打ち等で、なぞっておきます。
4.続いて黒の厚紙でも同様に上に展開図を置き写します。
5.鉛筆は線が見えにくいため、IROJITENのVP03(砥粉色)で描きました。
6.黒も先程のベージュ同様に折線に目打ちでなぞっておきます。
7.2つとも周りを切り抜きます。
8.線が書いてある方を内側にして、すべて谷折りします。
9.続いて、ラベルです。ひと工夫して、少しアンティークな雰囲気のある紙にしようと思います。
クリアファイル、霧吹き、ABTを2色用意します。
10.ABTはN79と992にしました。クリアファイルに2色とも色を塗ります。
11.霧吹きで水をふきかけます。
12.クリアファイルを裏返して、ラベルにABTのインクを押しつけます。
13.クリアファイルの角度を変えてバランスを見ながらインクをつけていきます。
14.程よく塗れて雰囲気のあるラベルになりました。
15.しっかりと乾いたのを確認したら、イラストを描きます。
※イラストの描き方は後程ご紹介します。
16.ラベルを切り離し、箱に貼ります。
テープのりのピットエアーを使用しています。テープのりは、水分がないためシワにならずキレイに貼れるのでペーパークラフトにおススメですよ。
小さいラベルは上向きに、大きいラベルは下向きに貼ります。
17.箱ののりしろ(黄色部分)にもピットエアーを使って、
18.箱を組み立てます。
19.黒も同様に組み立てたら、できあがりです!
では、ハーブのイラストの描き方をご紹介します。
ロースマリー、セージ、セージの花、クレソンを描いていきます。
どれも数ステップで描ける簡単イラストです◎
1.ABTの細字芯で直接描いていきます。
ローズマリーは027、それ以外は126で茎を描きます。クレソンだけ、やや弧を描くように。
2.茎を描き足します。セージは左右3本ずつ、セージの花は左右4本ずつ、クレソンは左右1本ずつ、やや弧を描くように。最初に描いた茎を少し太くしておきます。
3.ローズマリーは177で細い葉を描いていきます。外にいくほど太くなるように。
セージは上3枚を描きます。形はアーモンド型に。
セージの花は603で小さなハートを描くように。茎と花の間は少し開けてください。
クレソンは177で一番上は大きめ、左右に小さな葉を2枚ずつ描きます。
セージの花以外は、ABTを1度クリアファイルなどに塗って、水筆でインクをとって描きます。
4.ローズマリーは177で葉を描き足します。
セージは126で残りの茎にも葉を描きます。
セージの花は606で先程の花と茎の間を埋めるようにハートを描きます。
クレソンは177でもう1本の茎にも先程と同じように葉を描きます。
セージの花以外は、ABTを1度クリアファイルなどに塗って、水筆でインクをとって描きます。
5.ローズマリーは177で茎の下まで葉を描きます。下にいくほど小さな葉になるように。
セージは消えてしまった茎を126で再度描きます。細字芯で直接描きます。
セージの花は606で反対側の花と茎の間を埋めるようにハート描き足してできあがりです!
クレソンは177で最後の茎にも葉を描きます。
セージの花以外は、ABTを1度クリアファイルなどに塗って、水筆でインクをとって描きます。
6.ローズマリーは177で左右数枚少し手前に葉を描き足したら、できあがりです。水筆ではなく、筆芯で直接描きます。
セージは126で葉脈を描きます。細字芯で直接描きます。これで、できあがりです。
クレソンも126で葉脈と茎を描き足し、できあがりです。
できあがった箱にキャンディやビスケットを詰めてみました。
厚みが3センチ程あるので、思ったより沢山入りました。
クリップなどの文房具を入れたら、作業机の整理にもなるなと思いました。
皆さんも是非、作ってみてくださいね。