minneの人気作家さんに聞く、作品レシピ
「FUN ART STUDIO」と「minne」の特別企画。毎月、minneで人気の作家さんにトンボ鉛筆の画材を使った作品レシピや使用方法をご紹介いただきます。
今回のminne作家さん
shnさん
「あるとちょっと嬉しい」そんな、さりげなく日常を彩る雑貨やアクセサリー を制作。
https://minne.com/@shn6s
「カラフルな三角柄ヘアピン」のつくり方
見た目にたのしいカラフルな三角柄を描いてつくる「ヘアピン」のレシピをご紹介します。お気に入りのカラーを組み合わせて、色違いをつくるのもたのしいですよ。
今回メインで使用する画材は、発色のいいデュアルブラッシュペン「ABT」です。
早速、いっしょにつくっていきましょう。
用意するものはこちらです
1、ABTで三角柄を描く
クラフト紙に、ABTでshn柄(わたしが描くカラフルな三角の柄を、『shn柄』と名付けています)を描きます。底辺4mmほどの三角形を、0.5〜1mmほど隙間をあけ、並べるイメージで、同じ色が隣にならないように描きましょう。
絵柄は少し斜めにカットして使用するので、3列ほど描きます。近くにヘアピンを上に置いて、目安にするといいですよ。
落ち着いた色味のクラフト紙なら、どんな色をのせても秋らしくシックな雰囲気に仕上がります。このあとのレジンを使う工程でクラフト紙の色が沈むので、色は発色のいい濃い色を多めに選び、しっかり重ねて描くこともポイントです。
今回は8色を使っていますが、配色が難しければ4色使いをおすすめします。似た色を避けて選ぶと、カラフルでかわいくなりますよ。
ここでの使用カラーは、ABT133、243、403、533、623、703、933、992です。
2、ヘアピンのサイズにカットする
クラフト紙に、シャープペンシルで7mm×60mmの長方形のアタリをつけ、ラインに沿って、カッターで切ります。
シャープペンシルの跡があれば消しゴムで消しましょう。
はさみで、角を落とすように四辺をカットします。
3、レジンで硬化する
カットしたクラフト紙の裏面に、筆で薄めにレジンを塗ります。クラフト紙は薄いため、パーツに付ける際に表面に凹凸が生まれないよう、強度を出すためです。
UVライトで硬化します。
再度、筆で裏面に薄くレジンを塗ります。中心だけでなく端まで塗ってください。
上にヘアピンのパーツをまっすぐ置き、手で少し圧をかけながらしっかりと貼り付けます。
UVライトで硬化します。
表面に、レジンを置くイメージで厚めにたっぷりと塗ります。レジンの粘度によっては流れてしまうので、ゆるいレジンの場合は、繰り返し塗ることで厚みを出しましょう。
UVライトで硬化したら、完成です。
秋冬のおしゃれにもぴったりな、カラフルな三角柄の「ヘアピン」。重ねづけをしてもかわいいと思います。ぜひお好みのカラーでつくってみてはいかがでしょうか。
※ABTは水性染料インクの為、色によっては日光や紫外線の影響で退色する場合がございます。
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