みなさんこんにちは!
レタリング・水彩アーティストのsatohomです。
もう12月。。。1年が終わるなんて信じられません!!が、季節はクリスマス!
今日は、ABTと水筆で簡単に描けるクリスマスカード4種の描き方をお伝えできればと思います。
可愛いのにとっても簡単!
今回は、リースとクリスマスツリーのデザインを2種類ずつ計4種類の描き方をお伝えしていきます。
びっくりするくらい簡単に描けるのに、とっても可愛くてオススメです。既成のカードももちろん良いですが、自分で描いたクリスマスイラストカード(タグにしても可愛いですよ!)をプレゼントに添えたらスペシャル感が増すこと間違いなし。やはり手書きの温かさに勝るものはないと私は思ってます!
<材料>
ABT : 158, 177, 277
筆之助カラー:茶、赤、黄
筆之助:しっかり仕立て
水筆:中筆・小筆
クリアファイルを適度な大きさにカットしたもの
カード用の紙(画用紙や水彩用の紙)
まずはリース2種の描き方!
まずはリースから描いていきましょう!
1枚目がこちら!
3分もあれば描けちゃいます!
ので、早速描いていきましょう。
<ポイント>
一色ではなく、色と色を混ぜたり水をおおくしたりと少し色の濃淡を意識しながら描くとより水彩っぽく仕上がりますよ!
どうですか?ものすごく簡単にリースが描けるのに、とっても可愛く仕上がります!
これから描く他の3種類のカードに関しても1と2の工程は基本的に同じです(中筆を使うか、小筆を使うかの違いくらい)。
では次は少しだけ応用編のリース。
写真の左下のもみの木の葉っぱで出来たリースをイメージしています。
少し難しそうに見えますが、実はとっても簡単でびっくりしますよ!
このリース、描いている葉っぱは実は一種類なんです。
それがこちらの葉っぱ!3ステップで描けてしまう簡単な葉っぱです。
<描き順>
1.まずはカードに薄く鉛筆で描きたい大きさのリースの円を描いておく(フリーハンドで全く問題ありませんが、気になる方はコンパス等使ってください。ただし下書きの線は必ず薄く書いてください!)
2.リース1の手順1・2(ただし今回使うのは水筆小)
3.上の葉っぱの描き方を参考に、この葉っぱを色々な色合いで下書きの円状に3周くらい書いていく。重ねながら描いていくのでO K!1周ずつ描いて好みの太さに仕上げていってください。
4.緑の葉っぱ部分が出来たら今度は飾りです。リースと同じく赤い実を筆之助カラーで散らしたら、こちらのリースには松ぼっくりも描いてみましょう!松ぼっくりも難しそうですが、とっても簡単。3ステップです!
5.最後に筆之助カラーの赤でリボンを描いたらこちらもリースは完成です。
6.こちらには筆之助しっかり仕立てでメリークリスマスのフランス語『Joyeux Noel』と書いてみました。
如何でしたでしょうか?
実際の描き方はとってもシンプルで簡単なのにとっても可愛いリースが出来上がります!沢山書いてリースの真ん中に数字を書いてアドベントカレンダーに使ったり、リースが描けると色んなアレンジが楽しめますので是非試してみてくださいね。
クリスマスツリーも描いてみよう!
クリスマスツリーのカードは、ちょっとおしゃれに見えて、なのにこちらもとっても簡単に描けるオススメの描き方です。
ABTで使う色はリースと全く一緒です。
クリスマスツリーなので、てっぺんに星を書いてますがその星を黄色で描く場合は筆之助カラー黄色を使ってみてくださいね!
クリスマスツリー3本のカード
<描き方>
1.カードに鉛筆で薄くツリーの三角の形(形は3本バラバラの方が面白いです)をかく。
2.リース1の手順1・2(水筆はお好きな太さのものを使用してください)。
3.一つ目は、全体に色をぬる(1色ではなく3色の緑を混ぜながら濃淡をつけて描くのがオススメ)。このとき綺麗な三角形にするのではなく、少しもこもことすると可愛いです。
4.二つ目は、三角形の形に沿って上から筆をジグザクに動かして行くだけ。このとき途中で色を変えたり、何回か重ね描きをすると色に深みがでます。
5.三つ目は、レースの様な形の模様を下書きの三角形の形に沿って描いて行くだけ。一段ずつ色を変えると面白いですよ。
6.三角部分に色が塗れたら筆之助カラーの茶色で幹を描き、3〜5で使った緑に水を少し垂らして色を薄くして、幹のしたに地面を描く。
7.お好みでツリーのテッペンに筆之助カラー黄色で星を書いてツリーの完成!
8.最後にカタカナでメリークリスマスと描いたら出来上がりです!
色んなデザインのクリスマスツリー
<描き方>
1.リース1の手順1・2(水筆はお好きな太さのものを使用してください)。
2.下書きは特にせずカード全体にいろいろな緑でツリーとなる三角を沢山描いて行く。
3.2が完全に乾いたら筆之助茶色で上から色んなデザインを足したらツリーは完成!
4.最後に余白にMERRY CHRISTMASと描いたらカードの出来上がりです!
手描きを楽しんでくださいね!
今日は水筆とABTを使ったクリスマスカードの描き方4種類をお届けしました。どれも見た目はとっても可愛いのに、すごーく簡単に時間もかからずに描けて本当にオススメ。
今年のクリスマスは是非カードだけでなくこういった簡単に描けるイラストも添えてみてはいかがでしょうか?相手を想って描くカードはより温かさが出ると思います!
また、今回は緑色にしましたが、例えばネイビー系で描いたり等、色を変えるだけでもまた全然違う表情のあるカードが出来上がります。いろいろアレンジして楽しんで見てください!
※ABTは水性染料インクの為、色によっては日光や紫外線の影響で退色する場合がございます。