2025.11.25
色紙を楽しもう|vol.3 ペイントオン テラコッタ編
色紙を楽しもうシリーズ第3弾!
これまで「色紙を楽しもう編」でご紹介してきた「ペイントオン」シリーズに、秋冬にぴったりな新色、テラコッタカラーが登場しました。
今回は、この新色を活かしたおすすめの活用アイデアをご紹介します。
過去の色紙を楽しもうシリーズはこちら
■ ペイントオンの特長をおさらい
ペイントオンの紙は「ミックスメディアペーパー」と呼ばれ、さまざまな画材や表現方法に対応できるのが特長です。
厚みがあるため、水彩など水を多く使う技法やクラフトにも適しています。
それぞれの表紙には、紙との相性が良いおすすめの画材がデザインされている点にもご注目ください。
種類は全9種類。
描きたい題材や使う画材に合わせて紙を選ぶことができます。
ホワイトペーパーは、紙目が異なる「グレインホワイト」「ホワイト」「スムースホワイト」の3種類。
カラーペーパーは、「ナチュラル」「グレー」「ブラック」「デニムブルー」「グレーグリーン」「テラコッタ」の6種類。
豊富なバリエーションで、表現の幅を広げられるのもペイントオンの魅力です。

■ ペイントオン「テラコッタ」に おすすめの画材
テラコッタカラーの紙はあまり見かけない色味なので、どのように発色するのか気になるところですよね。
今回は、色鉛筆・筆之助・ABTでの仕上がりの違いをご紹介します。

▲ 色辞典 vol.8 ベリーペールトーン : Vp-2 一斤染 / Vp-4 鳥の子色 / Vp-8 瓶覗
特に明るい色の色鉛筆はテラコッタカラーに合わせると、やわらかなコントラストが生まれ、この紙色ならではの表現ができます。

▲ 筆之助しなやか仕立て : ソフトピンク/ペールイエロー/ライトブルー
色鉛筆と近い色味で比較してみると、よりはっきりとした輪郭を描くことができます。文字などを描く際に特におすすめです。

▲ ABT 443 ターコイズ
白い紙に描く場合と比べて、テラコッタの濃い色味が反映され、深みのある発色とまとまりのある印象に仕上がります。
■ ペイントオン「テラコッタ」を使って クリスマスオーナメントを作ろう

もうすぐクリスマス!
アレンジ次第で様々な形が作れるクリスマスオーナメントの作り方をご紹介します。
【 用意するもの 】

・厚手の紙(今回はペイントオン テラコッタを使用)
・ABTや色鉛筆
・ハサミ
・消えいろピット
・ひもやリボン
手順は簡単4ステップです。
STEP 1
切りたい形を縁取り、その中に柄を描きこむ

〇や□などの形を同じサイズで6枚用意します。
切り抜く前に柄を書きこむと、端までまんべんなく模様を描くことができます。
柄は面ごとに変えても、同じ柄を繰り返してもOK!
イラストやメッセージを入れてもかわいく仕上がります。
STEP 2
縁取った形にそって切り抜き、半分に折る


STEP 1で縁取った形に添って、同じ形を6枚切り抜きます。
半分に折りにくい場合は、あらかじめカッターの背などで折り線をつけておくと、きれいに折りやすくなります。
STEP 3
のりでパーツを貼り合わせる

折った裏側の半分を、別のパーツの半分と貼り合わせます。
端までしっかりのりをつけると、完成後にはがれにくくなります。
STEP 4
吊り下げ用のひもをつける

6枚を貼り合わせる前に、中央にひもをはさみ込みます。
オーナメントの下側にひもが出るように、結び目やビーズなどをつけると、上からひもが抜けにくくなります。
完成!

形や貼り合わせる枚数を変えることで、雰囲気の違うオーナメントが作れます。
このレシピを参考に、ツリーを自分らしく彩るオーナメントを作ってみてくださいね。