minneの人気作家さんに聞く、作品レシピ
FUN ART STUDIOとminneの特別企画。毎月、minneで人気の作家さんにトンボ鉛筆の画材を使った作品レシピや使用方法をご紹介いただきます。
今回のminne作家さん
ペーパーフラワーTear Dropさん
紙もお花も大好きなクラフト作家です。紙だからこそ出せる質感、柔らかな風合いを使い、お花の1番誇らしげな瞬間を紙で表現したペーパーフラワーを販売しています。
https://minne.com/@teardrop870
椿のポチ袋を作ろう
ちょっとしたコツを使えば、ぷっくりとした花びらを作り、立体的なお花で彩った小物が作れるレシピです。
それでは、さっそく作り方をご紹介します。
用意するものはこちら
・アクアピット 強力ペンタイプ
・筆之助
・画用紙(緑、赤、白、黄)
・キラキラシール
・土台となる市販のポチ袋
・カッティングマット
・つまようじ
・ハサミ
・ピンセット(先がまっすぐなもの)
・鉛筆
葉を作る
1. 緑の画用紙を1.5cm× 1cmにカットします。
2. 真ん中にピンセットを当て、半分に折ります。
3. 鉛筆で下書きをしてカットします。
4. 開くと葉っぱの形になります。
花芯を作る
1. 白い画用紙を1 cm× 2cmにカットし、黄色い画用紙は、3mm× 2cmにカットします。
2. 白い紙の端から3ミリ幅に、アクアピット 強力ペンタイプで糊を塗ります。
3. ピンセットなどを使いながら、糊を塗った部分に黄色の紙を貼ります(裏面にも同じく黄色の紙を貼ってください)。
4. 黄色の紙を貼った側から2mm間隔6mmの深さで切り込みを入れます。
5. 櫛のような形になります。
6. 3分の1のところをピンセットで抑えながら三つ折りにします。
7. 三つ折りにすると、このくらいの大きさになります。
8. 一度広げて、切り込みのないところにアクアピット 強力ペンタイプで糊をつけ、もう一度三つ折りに畳んで貼ります。
9. これで花芯の出来上がりです。
花びらを作る
1. 赤い画用紙を2cm角に3枚、1.5cm角に2枚、カットします。
2. 裏面に鉛筆で花びらの形を書きます(1.5センチ角の紙には楕円形を書いてください)。
3. 下書きに沿ってカットします。
4. このようにカットします。
5. カットした花びらの裏面につまようじを当て紙をカーブさせます。
6. 5枚ともカーブをつけてください。カーブをつけることによって立体感が出ます。
パーツを貼り合わせる
パーツがそろいました
1. 土台となる市販のポチ袋に仮置きして、おおよその位置を決めます。
2. 花びらの裏面に縁取るようにアクアピット 強力ペンタイプで糊を塗ります。
3. 1枚貼るごとに、カーブを潰さないように上下を抑えて、糊が乾くまで15秒ぐらい押さえておきます。
4. 2枚目を少し重ねて貼ります。
5. 3枚目も少し重ねて貼ります。
6. 花芯の下半分に糊をつけ
7. 真ん中に花芯を貼ります。
8. 4枚目は花芯の下の方が隠れるように貼ります。
9. 5枚目も写真のように貼ります。
10. 葉の裏面にも糊を塗り、バランスよく貼ります。
できたら、花びらの後ろに挟み込むように貼るときれいです。
椿の出来上がりです。
ポチ袋を飾る
1.アクアピット 強力ペンタイプは、紙と異素材を接着できるので、土台のほうに糊をつけ、キラキラシールをバランスよく貼ります。
2.乾くまで触らないようにしてください。
3.出来上がりました。
4.筆之助の黒ペンで、お好きな文字を書き込んでください。
完成です。
メッセージを変えれば、また違ったシチュエーションに沿ったポチ袋にできます。
【応用例1】ハイビスカス
花びらの上部を波形にカットして花芯を変えればハイビスカスが作れます。
【応用例2】カーネーション
花びらの上部をギザギザにカットし、花びらをジャバラ折りにして重ねる部分を多めに貼ります(花芯は無し)。緑の画用紙で茎とガクの形にカットして上から貼れば、母の日のカーネーションカードも作れます。
紙って実は思った通りに曲がるんです。好きな形に変えられる無限の可能性。その自在に曲がるしなやかな紙で、お花の微妙な花びらのふくらみを表現します。
紙の色、花びらの形、花芯を変えれば、同じ作り方でいろいろな季節の花々を作れますので、ぜひたくさん作ってみてくださいね。
ペーパーフラワーTear Dropさんの作品は、minneでご覧いただけます。
ペーパーフラワーTear Dropさんの作品一覧はこちら