2023.6.12
【DLできる型紙付き】ABTと水筆で描く「梅雨の季節にぴったりな雫のモビール」の作り方
minneの人気作家さんに聞く、作品レシピ
「FUN ART STUDIO」と「minne」の特別企画。毎月、minneで人気の作家さんにトンボ鉛筆の画材を使った作品レシピや使用方法をご紹介いただきます。
今回のminne作家さん
Pepal さん
子どものころ楽しんだ「紙遊び」の手軽さはそのままで、素敵な紙雑貨が出来上がるペーパークラフトキットを制作。
https://minne.com/@pepal
【DLできる型紙付き】ABTと水筆で描く「梅雨の季節にぴったりな雫のモビール」の作り方
デュアルブラッシュペンABTと水筆、そして強力のり「ピット」を使って、梅雨時のおうち時間を素敵に彩ってくれる雫のモビールを作ってみませんか?
ダウンロードできる型紙があるので、簡単に作ることができますよ。
それでは、さっそく作り方をご紹介します。
用意するものはこちら
・ABT
・水筆
・ピットハイパワー
・シャープペンシル
・A4の白画用紙(プリンターで印刷できる適度な厚さのもの)
・定規
・はさみ
・糸またはテグス
・縫い針
1、雫の型紙を印刷する
展開図データをダウンロードして画用紙に印刷し、はさみで外形線を切り取ります。
※複数の雫を作りたい人は、3個の展開図が描かれた複数用の展開図データを使用すると便利です。
※表と裏がある紙の場合は、展開図は裏側にあえて印刷します。表側は着色する面にします。
2、画用紙に折り筋をつけます
芯を出さない状態のシャープペンシルを使用し、定規をあててしっかり折り線をなぞって画用紙に折り筋をつけましょう。
折り筋をつけることできれいに折ることができます。
全ての折り線を谷折りに折ります。
画用紙を一度平らに戻して、裏返します。
3、ABTを使って色付け
机が汚れないように画用紙の下に紙を敷き、ブルー系のABTを準備します。
好きな色のABTを数色使い、まばらに着色します。
ここで使用したものは、443(ターコイズ)、533(ピーコックブルー)、491(グレイシャブルー)です。
4、水筆をつかってグラデーションを作ります
水筆(平筆)を使い色を混ぜ合わせグラデーションにします。
いい感じに色が混ざり合ったら、画用紙をしっかりと乾かします。
5、PiTハイパワーで成形する
画用紙がしっかりと乾いたら、大きな三角が連なる端にあるのりしろに、PiTハイパワーをつけます。
大きな三角が繋がるように貼ります。
小さな三角を貼り合わせていきます。
<両側にのりしろがある三角>から貼っていきます。
<片側だけにのりしろがある三角>に隣り合わせになったのりしろにのりをつけ貼り合わせます。
順番に三角を貼っていき、最後に<のりしろのない三角>をフタをするように貼ります。
雫の形になりました。
6、糸を通してモビールにしていく
適度な長さの糸を用意します。
糸を通した縫い針で、雫の上部に穴を開けながら糸を通し、糸を結びます。
雨の雫のような飾りの完成です。
できあがりイメージ
同じ型紙を使って、たくさん雫を作って飾るともっと素敵にかわいく仕上がります。
アレンジイメージ
1本の糸に何個もランダムに雫を繋げるのもおすすめ。
糸ではなくテグスを使うと雫だけが目立つので、よりいっそう雨の雫に見えますよ。
窓一面に飾れば、薄暗い梅雨時期の窓辺でも明るく楽しい気分になりそう!