おしゃれウェディングを叶えるハンドレタリング
大切な日だからこそ、手書き文字で気持ちを伝えて
最近のウェディングシーンでは結婚式に使うアイテムを花嫁自身が手作りする、“花嫁DIY”がトレンド。
ゲストが手にするアイテムは、ひとつひとつ自分の想いをこめて作りたい、そんなこだわり花嫁さんが増えています。
今回はハンドレタリングを使った花嫁DIYアイディアをご紹介。
この記事では、ブラッシュカリグラファーのTomoko Murokiによるウェディングで使える実用的フレーズのお手本がダウンロードできます。
気持ちがこもったハンドレタリングならおもてなし力は格段にアップするはず!この機会に是非練習してみて。
ハンドレタリングの受付サイン
まずは結婚式の主役、「GROOM=新郎」「BRIDE=花嫁」の文字からトライ。
受付サインとは、受付スペースに飾り、新郎側と新婦側のゲストをそれぞれの受付に案内するためのもの。どんな式場でも持ち込みがしやすく、大切なゲストを迎え入れるものなので、DIYする花嫁さんも多いアイテム。
無地のポストカードにそれぞれ「GROOM」「BRIDE」の文字を書いて額装すればあっという間に完成。式場の雰囲気や、テーマカラーに合わせて紙の色やフレームのデザインをチョイス。
受付終了後は高砂の装飾として使っても◎
気持をこめて「Thank You」の文字を!
ウェディングは、家族やゲストへ感謝の気持ちを伝る大切な機会。「Thank You」の文字は様々な箇所で活躍してくれます。
ゲストの席に感謝の気持ちを添えて。
テーブルコーディネートに、「Thank You」の文字を添えておく演出はいかが?
厚紙を好きな大きさにカットし、お手本を見ながら文字を書きます。パンチでリボンを通す穴をあけ、リボンを通せばサンキュータグの完成。パンチ穴にハトメをとめるひと手間を加えると、より上質なイメージに。裏に個別のメッセージを書いても◎
お次はメニュー表などのペーパーアイテムにハトメでタグを止めるアレンジ。
新郎新婦からのさりげない気遣いに、席についたゲストもほっこりした気分になりそう。
こちらは短冊状の紙に文字を書き、紙の両端をペンや鉛筆などに巻き付け、くるんとした癖をつけるだけの超簡単DIY。
紙は手でちぎることがポイント。メッセージを書いたカードと一緒に添えれば、心のこもったテーブルコーディネートに。
プチギフトにあわせたサンキュータグ
披露宴の最後に新郎新婦からゲストひとりひとりへ手渡しをするプチギフト。“プチ”ギフトなので高価なものでは無いけど、オリジナルのタグを添えるだけできちんと感アップ。
先ほどのタグを応用して、自分のプチギフトにあうラッピングにアレンジ。人数が多くて大変なら、厚紙をカットしなくても市販されている無地のタグでも代用OK。
タグの形や、紙の色・材質、合わせるリボンの色で様々な表情に変化します。プチギフトなら、少しカジュアルなクラフト紙もおすすめ。
招待状にもぬくもりとオリジナリティを
続いては招待状にハンドレタリングを取り入れるアイディア。
ウェディングシーンでもここ数年トレンドアイテムとなっているトレーシングペーパーを使ったDIYをご紹介します。トレーシングペーパーを使うので、お手本をなぞりながら書くことも可能。気軽にチャレンジしてみて!
海外の招待状のようなカードを添えて
花嫁DIYの中でも招待状をすべて手作りするのはかなり上級テクニックが必要ですが、定型の招待状に手書きのカードを添えるだけでも、自分らしさを演出できるはず。
海外の招待状でよく使われるフレーズ「Save The Date=この日をあけておいてね」の文字を書き込んだトレーシングペーパーにポストカードを重ね、ハトメで止めたらリボンで結んで完成。シンプルにリボン無しでも◎
招待状に同封するリクエストカード
リクエストカードとは、挙式への参列や受付、ご挨拶といった個別のお願いをする際に使われるアイテム。「付箋(ふせん)」と呼ばれることも。決まった形式はありませんが、小さなカードにメッセージを書いて送るのが一般的。
リクエストカードもトレーシングペーパーを使ってDIY。お願いのメッセージは裏に書いても、トレーシングペーパーに透けるように書いてもOK。個別のお願いだからこそ手書きで伝えてみて。
大切なウェディング、大好きな家族やゲストへ感謝の気持ちをこめて、花嫁DIYしてみませんか?