minneの人気作家さんに聞く、作品レシピ
「FUN ART STUDIO」と「minne」の特別企画。毎月、minneで人気の作家さんにトンボ鉛筆の画材を使った作品レシピや使用方法をご紹介いただきます。
今回のminne作家さん
ISHI mikiさん
ヨーロッパでは幸運のお守りとしても用いられている「リース」のイラストを描いているイラストレーター。
https://minne.com/@miiks
ABTと水筆で季節のイラストを描く。部屋を彩る「ミモザのリース」レシピ
色数が豊富な水性インクペン「ABT」を使って、部屋を華やかに彩る「ミモザのリース」を制作してみませんか?水筆を使うことで色と色を混ぜてさらに色数を作り、水彩のようなふんわりとした絵がカンタンに描けますよ。
それでは、さっそく作り方をご紹介します。
用意するものはこちら
・ABT
・水筆(小筆)
・画用紙
・ペーパーパレット(なければクリアファイル)
・イラストのテンプレートを印刷した紙
>>ミモザのイラストテンプレート ダウンロード
1. 画用紙にテンプレートを転写させる
真っ白な紙にミモザのイラストのテンプレートを印刷します。
イラストを印刷したら、印刷した紙の裏を鉛筆で塗りつぶしましょう。
塗りつぶしが完了したら再度表にし、印刷した紙の下に画用紙を敷き油性ボールペンモノグラフライトでイラストをなぞっていきます。この時マスキングテープなどで画用紙とイラストが印刷された紙を固定するとずれません。
なぞり終わったら印刷した髪をそっと剥がしてみると、下書きの鉛筆が画用紙に写ってくれます。
下書きの線が濃すぎてしまったら、消しゴムで上からトントンとこすらないように押していくと全体的に鉛筆の色が薄くなりますよ。
2. 水筆で色付け
ペーパーパレット、もしくはクリアファイルにABT(ABT055、ABT933、ABT027)の3色を塗り、水筆を使って水を出しながら出した色を混ぜて、オリジナルのミモザカラーを制作します。
色の割合は写真をご参考ください。
<ポイント>
水彩ならではのムラが作品の柔らかさを演出するので、水を少し多めにつけて画用紙にのせると乾いた時にきれいな色ムラができます
葉っぱの色はこの2色(ABT177、ABT027)を混ぜています。
ABTは水筆を使うとさまざまなオリジナルカラーを制作することができるので、好みの色を見つけてみるのも楽しみ方のひとつです。
<ポイント>
細い線を塗る時は汚れてもいいタオルなどで水筆の穂先を整えてから線をひきましょう
今回のリースではこれらのABTを使用しました。
下書き通り、全体をぐるりと塗り終わればリースの完成!
額に入れると色も変わりにくく、イラストがグッと引き立ちます。
ぜひお部屋に季節の彩りを飾ってみてくださいね。
ISHI mikiさんの作品は、minneでご覧いただけます。
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