2023.3.22
【簡単に作れる展開図付き】PLAY COLOR KとIROJITENで描く「おうち平袋」の作り方
minneの人気作家さんに聞く、作品レシピ
「FUN ART STUDIO」と「minne」の特別企画。毎月、minneで人気の作家さんにトンボ鉛筆の画材を使った作品レシピや使用方法をご紹介いただきます。
今回のminne作家さん
シロリス さん
印刷を使わずに切り絵から作られたマシカクの封筒や、カタチのおもしろいレターセットなど、”こんなのあったらいいな”をカタチにした紙雑貨アイテムを制作。
https://minne.com/@siroriss
PLAY COLOR KとIROJITENで描く「おうち平袋」の作り方
ペン先がつぶれにくく、ベストな太さが続く水性マーキングペン「PLAY COLOR K」と、滑らかな書き心地で絵に立体感と美しいグラデーションを与える色鉛筆「IROJITEN」を使用して、おうちモチーフの平袋を作ってみましょう。
型となる展開図はダウンロードしてお使いいただけるので簡単に作ることができますよ。
それでは、さっそく作り方をご紹介します。
用意するものはこちら
・PLAY COLOR K
・IROJITEN 第1集・第2集
・シャープペンシル(モノグラフライト0.5)
・ピットハイパワーSアロマ グレープフルーツの香り
・おうち平袋の展開図を印刷したもの
・定規
・カッター(はさみでも可)
・カッターマット
・コピー用紙
1、おうちの展開図を準備する
まず最初に、「おうち平袋」の展開図をダウンロードして、印刷をしてください。もしアレンジできそうであれば、ダウンロードしたテンプレートの展開図に模様を付け加えたり、見本にしてオリジナルの展開図を作っていただいてもOKです。
2、4本の破線にスジを入れる
次に、テンプレートの展開図に描いている4本の破線に定規を当て、破線の真上を芯を出していない状態のシャープペンシルの先で2、3回スジを引きます。今回はモノグラフライト0.5を使ってスジを入れていきました。
ここでのポイントは、きっちりと破線の真上にスジを引くこと。意識することで、より綺麗に仕上がりますよ。
3、線をなぞって模様を描く
4本の破線それぞれにスジを引き終えたら、PLAY COLOR Kのペンを使い、屋根や窓、ドアの模様に沿って好きな色のラインを入れていきます。ゆっくり丁寧になぞると綺麗にできますが、はみ出してもそれが味になるので自由に描いてみてください。
今回、わたしは
ドアに[41:ショコラ]と[49:はいいろ]、
屋根に[75:ストロベリーレッド]、
窓に[13:みずいろ] のカラーを使用しました。
4、おうちに色を付ける
次に、IROJITENで好きな色を選び、塗っていきます。屋根は赤系の色をチョイス。
薄い色から塗り重ねていくと綺麗に塗ることができますよ。
色数を増やすと深みが出てアンティーク調になります。
今回は
屋根に[D11]、[V2]、[D12]、[LG1]、[V1]、[D14]、[P11]、
ドアに[LG2]、[D1]、[D3]、[D10]、[D2]、
窓に[D8]、[D9]、[P18]、[V7] のカラーを使用しました。
屋根の横の数字は折った時に同じ位置になる目印です。数字同士で色を合わせるとより綺麗に作ることができますよ。
ドアと窓も塗り終えたら、色塗りの作業は完了です。色選びはワクワクしますよね。
IROJITENは机の上に飾りたくなるほど美しいパッケージなので、色選びもさらに捗りますよ。
5、おうちの展開図を切り抜く
次に、カッターで平袋の展開図を切り抜いていきます。この作業ははさみを使っても大丈夫です。
綺麗に切り抜くことができました。
6、のり付け〜完成
のり付けの前に、スジを引いた部分を折って型を付けておきます。
折っていくと裏面はこのようになります。
次に、屋根の部分からのり付けをしていきます。のり付けに使うピットハイパワーSアロマはグレープフルーツの香りを選びました。
いよいよ完成間近、いい香りなのでここで少し癒されますよ。
丁寧に貼り合わせます。
袋部分ののりしろは、のりが他の部分に付かないようにメモ用紙かコピー用紙をのりしろの内側に挟んでください。
紙を挟んだら、袋部分にものりを塗っていきます。
丁寧に貼り合わせて「おうち平袋」の完成です!
袋には鉛筆をいれたり・・・
8㎝~8.5㎝のマシカクに切った紙を用意すれば、おうち平袋にすっぽり収まるカードにもなります。
色を変えてアレンジしてみました。緑はマスカットのおうち。ブルーもステキですね。好みの色でたくさん作ってみてください。
裏側はこんな感じです♪
おまけ
日付を書いてアドベントカレンダーに。
屋根の上に穴あけパンチで穴をあけて紐を通すと、プレゼントに添えることもできますよ。
楽しく作って、色んな使い方をしてみてくださいね。