2022.9.8
【DLできる下絵付き】MONO TWINとPLAY COLOR Dotで描く「飛び出すアメコミ風吹き出しプロップス」の作り方
minneの人気作家さんに聞く、作品レシピ
「FUN ART STUDIO」と「minne」の特別企画。毎月、minneで人気の作家さんにトンボ鉛筆の画材を使った作品レシピや使用方法をご紹介いただきます。
今回のminne作家さん
tete さん
温もりを感じる上質なマーメイド紙を使って、生活の中にときめきをプラスしてくれるような立体のペーパーアートを制作。
https://minne.com/@tetepaper
MONO TWINとPLAY COLOR Dotで描く「飛び出すアメコミ風吹き出しプロップス」の作り方
紙、金属、プラスチック、ガラスなど幅広い用途で使えるツインタイプの油性マーカー「MONO TWIN」とスタンプのように簡単にドット柄を描くことができる水性カラーペン「PLAY COLOR Dot」を使用して、パーティーの写真撮影などで活躍するプロップスを作っていきます。
思い出をより素敵なものに彩ってくれるプロップス。今回は立体感が面白い、アメコミ風の吹き出しプロップスを制作します。
それでは作り方をご紹介します。
用意するものはこちら
・MONO TWIN(赤、黒)※油性マーカー
・PLAY COLOR Dot ※水性カラーマーカー
・画用紙(薄ピンク・黄色)※今回はマーメイド紙を使用しています
・はさみ
・ペーパーストロー
・両面テープ
・テープ
・ダンボール
・カッター
・ホッチキス
・カッターマット
・厚紙(強度に不安がある場合に使用します)
1、下絵を準備する
はじめに、必要な下絵を印刷しておきます。今回は「LOVE」のプロップスを例にご紹介します。今回使用する下絵は以下のリンクからダウンロードが可能です。もちろん、好きな下絵を描いて作っていただいても大丈夫です。
2、文字を作る
準備した下絵の文字の型に画用紙を切り取ります。今回は黄色の画用紙を選んでみました。
下絵は画用紙に重ねて余白をホチキスで留めると型の通りに切り取りやすいですよ。また、「O」などの穴がある文字は、写真のように下絵だけで先にカッターで切り抜いておきましょう。
文字を切り取ることができました。
次に、切り取った文字をMONO TWIN(油性マーカー)で縁取ります。黒色で縁取ると基本的に安定しますが、今回は全体の色味を考えて赤で縁取っていきます。
こちらで文字は完成です。
3、吹き出しを作る
文字を作ったときと同じように、下絵を画用紙に重ね、吹き出しの型を切り取ります。吹き出しの色は白が使いやすいですが、この作品では薄ピンクの画用紙を使いました。
吹き出しの型に切り取ったら、次は、PLAY COLOR Dotを使って吹き出しに模様をつけていきます。綺麗な丸型に押すには少しだけコツがいるので、先に不要な紙などで練習しておくと作品がより綺麗に仕上がります。まっすぐスタンプした後、すぐに横に倒して持ち上げるとにじみにくいそうですよ。今回、色は爽やかな「スカイブルー(WS-PD14)」を使用しました。
ドットは約1.5cmの間隔でできるだけ均等に押すと綺麗に仕上がります。と言っても、あまり神経質になりすぎずに楽しみながら作りましょう。綺麗な丸がたくさん押せて、一番楽しい作業でした。
最後に、吹き出しをMONO TWINの黒で縁取ります。
以上で吹き出しの部分が完成です。
4、プロップスの仕上げ
画用紙だけだと厚さによってはプロップスを持った際にペラペラと折れ曲がってしまう可能性があるので厚紙で補強します。写真のように、吹き出しよりもひと周り小さい吹き出しを下絵に書き込み、書き込んだ線に沿って厚紙を切り取ります。ここでは、分かりやすいよう下絵にMONO TWINの赤で描き込んでみました。(※厚紙を貼る工程は強度に心配がなければ省いて構いません。)
切り取った厚紙に両面テープを貼り付けます。
吹き出しの画用紙の裏面に両面テープを貼った厚紙を貼り合わせます。
次に、適当な大きさに切ったダンボール(およそ1.5cm角)を用意します。
今回は段ボールが薄かったので、2枚を両面テープで張り合わせました。
用意した段ボールを文字の画用紙の裏に両面テープで貼り付けます。
3箇所ほど張り合わせれば大丈夫です。
文字と吹き出しを両面テープで貼り合わせます。吹き出しから文字が多少はみ出していても立体感があって面白い作品になります。
最後に、裏面の持ちやすい位置にペーパーストローをテープで貼りつけます。持ち手は割りばしなどでも代用できます。
これで完成です。お疲れ様でした。
下絵を使った他の作品例です。
PLAY COLOR Dotでドットではなく線を引いてみたり、吹き出しではなく文字にドットを描いてみたりとさまざまなアレンジが可能です。ぜひ写真を参考にオリジナルの作品を作ってみてくださいね。
持ち手を付けなければ寝相アートの飾りとしても使えますよ♪