みなさんこんにちは!
レタリングアーティストのDanaeです。
普段は手描き文字の作品を作ってSNSに投稿したり、依頼作品を提供する他、不定期でワークショップなどの講師をしております。
8月よりFun Art Studioのパートナーに加わり、これからトンボ製品を使った色んなアイデアをシェアしていけたらと思いますので、皆さんよろしくお願いします!
はじめての記事でご紹介するのは、手作りした秋色落ち葉でアートワークとしても飾れる、秋のグリーティングカードの作り方です。
使用する紙の特性を活かして秋めく配色の落ち葉を1から作り、ハンドレタリングしたカードに貼り付けていきます。
文字はテンプレートをなぞりながら練習する事もできるのでハンドレタリングに自信がない方でも気軽に作っていただけます。
お子さんがいるご家庭は、一緒に落ち葉づくりを楽しんで頂けると嬉しいです☺
〇用意するもの
・ABT(026、025、837、947、991)
・水筆 中筆
・Pit Air Mini(テープのり)
・ポストカード
・トレーシングペーパー(A4サイズ)
・ハサミ
・印刷した無料テンプレート(A4サイズ)
・水筆の穂先を拭くティッシュやキッチンペーパー
〇作り方
印刷したテンプレートの上に、トレーシングペーパーを1枚重ねます。
テンプレートのイラストや文字が透けて見えるので、ABTを使ってまずは葉っぱを塗っていきましょう。
<葉っぱの塗り方>
① 透けて見える葉っぱのイラストの中心部分を026の筆芯で適当に塗ります。
② 837で葉っぱのシルエットをなぞるように描いていきます。
③ 穂先を十分に濡らした水筆で葉っぱ全体をなでます。
④ 色が混ざりあうように全体の色をなじませます。
後でハサミでカットするので、葉っぱのシルエットは多少崩れても問題ないです。
◆POINT◆
水筆を使うと、トレーシングペーパーがふやけて波打ってしまいますが、大丈夫です!
色付けしてふやけたトレーシングペーパーは完全に乾くと、
本物の落ち葉のように仕上がるので、その特性を活かして秋っぽい落ち葉を沢山作りましょう!
同様のやり方で、色を変えながら他の葉っぱも色付けしてみましょう。
ご参考までに、私が使用した色はこちらです。
A. 947→025
B. 025→837
C. 991→025→026
D. 025→026→837
このように、全ての葉っぱを塗って水筆でぼかしたら、パリパリに乾くまで置いておきましょう。
<バリエーション見本>
葉っぱは、描く位置をずらしてあげると、2倍の葉っぱが作れます!
葉っぱを乾かしている間は、ポストカードをテンプレートに近づけて947の筆芯で文字を描きましょう。
落ち葉を貼るスペースを残してあげたいので、文字は上部に描く事をおすすめします。
テンプレートに重ねたトレーシングペーパーに文字をなぞり練習してから清書するのもアリ◎
文字の配置に不安な場合は、ABTで文字入れする前に鉛筆などで軽く下書きするのも、もちろんアリです!
文字は、2種類の見本があるので、お好きなスタイルで描いてみてください☺
こちらの文字は026の筆側で描きました。
文字を描いたあとは、塗った葉っぱが完全に乾いている事を確認して、947や026の細芯で葉脈を描いてあげましょう。
葉脈を描き、より葉っぱらしくなったら、ハサミで1つずつカットしていきましょう。
色塗りの時に、形が不格好になった葉っぱも、カットする時に形を直せますが、
必ずしもイラストのように忠実にカットする必要はないです。
すべての葉っぱを切り終えたら、文字入れしたカードに葉っぱをどう配置するか決めます。
カードのサイズにもよりますが、ポストカードの場合、葉っぱは1~2枚余るかもしれないので、お好きな形の葉っぱ、または綺麗に色塗り出来た葉っぱを中心に選んで下さい。
配置が決まったら、Pit Air mini(テープのり)で葉っぱをカードに貼り付けていきましょう。
カード側または葉っぱ側、ご自身のやり易い方で糊付けしてください。
すべての葉っぱが貼れたら出来上がりです!
完成したら誰かに送ってあげたり、額に入れて秋のインテリアとして楽しんでくださいね!
いかがでしたでしょうか?
今回は秋を感じられる色合いの落ち葉を作って制作しましたが、緑や黄緑で色付けしたり、葉っぱではなくカラフルなお花に作り変えてしまえば、別の季節のカードとしても応用できそうなので、カラーバリエーション豊富なABTでぜひ試してみてくださいね!