2021.5.24
ABTとIROJITENで彩る「貼り絵のミニメッセージカード」
minneの人気作家さんに聞く、作品レシピ
「FUN ART STUDIO」と「minne」の特別企画。毎月、minneで人気の作家さんにトンボ鉛筆の画材を使った作品レシピや使用方法をご紹介いただきます。
今回のminne作家さん
Erika intheislandさん
貼り絵のイラストをもとに、紙ものからアパレルまで幅広い作品を制作。
https://minne.com/@intheisland
ABTとIROJITENで彩る「貼り絵のミニメッセージカード」
色を塗った紙を切って貼って仕上げる、貼り絵のミニメッセージカードを制作してみませんか。
今回メインで使用する画材は、発色豊かなデュアルブラッシュペン「ABT」と、繊細なカラーバリエーションの色鉛筆「IROJITEN(色辞典)」です。
色の美しいグラデーションを活かして、オリジナリティあふれるカードをつくっていきましょう。
用意するものはこちらです
・ABT
・水筆
・IROJITEN(色辞典)
・鉛筆
・はさみ
・PiTハイパワー(スティックのり)
・消えいろPiTほそみ(スティックのり)
・画用紙(100円ショップで販売している名刺サイズのもの等)
・らくがき帳や新聞紙等うすい紙(10cm角くらいのサイズを使用)
・牛乳パック(パレットとして使用します)
1、ABTで色紙をつくる
まずはじめに、ABTの色を牛乳パックにのせます。
水筆で色を取り、10cm角くらいに切った紙に自由に色を塗っていきます。
色紙は同系色を複数使い、色をなじませながら制作しましょう。手描きならではの味わいが生まれます。
(ABT:025、991、993、528、379、526、743、817、772、192、126、158を使用)
新聞紙、またはらくがき帳に直接ABTを使用してチェック柄を描きます。新聞紙のようにベースの色味や素材が異なる紙を選ぶと、他の紙との差が出てアクセントになるのでおすすめです。
(ABT:528、993を使用)
ブラックをベースにした色紙も1枚つくっておきます。
ABTを水筆でとり、淡い色を重ねて塗ると味わいが出ます。
(ABT:N25を使用)
2、IROJITEN(色辞典)で模様を描く
色を塗った紙が乾いたら、IROJITEN(色辞典)でランダムに模様をつけていきます。
このとき色鉛筆の色は、色紙の色よりも濃いものを選びましょう。
色紙の完成です。
(IROJITEN(色辞典):LG-7、D-17、D-18、LG-2、D-15、D-14、D-19、LG-8、D-20、D-11、LG-10、LG-1を使用)
3、色紙を切り、お花のパーツをつくる
続いて、色紙を切ってお花のパーツをつくっていきます。
今回は、チューリップとミモザ、アネモネを制作します。
まずは、はさみでピンクの色紙を写真のようにカットします。この1枚1枚がチューリップの花びらになります。グリーンの色紙で茎と葉っぱもカットしましょう。
ミモザはイエローの色紙を使い、大きい丸や小さい丸をいくつかカットします。
ミモザの葉のギザギザは、紙を半分にしてカットしたい線を鉛筆で書いてから切ると切りやすいですよ。
アネモネは、ブルーの色紙から大きい花びらを3枚、新聞紙から1枚カットします。
ブラックの色紙から楕円と、まわりのひだを、グリーンの色紙から茎と葉も同様にカットします。
4、お花のパーツを画用紙に貼る
名刺サイズの画用紙に、お花のパーツを配置していきます。
自分のつくりたいお花の形にバランスをみて配置し、全体の形を決めます。
PiTハイパワーを使ってパーツをひとつずつ貼っていきます。
細かいところは、消えいろPiTほそみ(スティックのり)で塗るととても塗りやすいですよ。
5、文字を書き入れる
すべてのパーツを貼り終えたら、空いているスペースに文字を書き入れます。
鉛筆またはシャープペンシルで入れたい文字を下書きします。
上からABTで本線を書き、乾いたら薄く残った鉛筆線を消しゴムで消します。
(ABT:N57を使用)
貼り絵のオリジナルミニメッセージカードの完成です。
パンチで穴をあけてリボンを通せば、ギフトに添えてたのしめるタグとしても活用できますよ。
手づくりならではの味わいとあたたかみ溢れる貼り絵のカード。贈りものにプラスするだけで、より一層気持ちを伝えることができるはずです。
手軽につくることができるので、ぜひみなさんもチャレンジしてみてくださいね。
Erika intheisland さん の作品は、minneでご覧いただけます。
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