2024.5.14
ABTと水筆で描く「スプラッシュ席札」で特別な日を演出しよう
minneの人気作家さんに聞く、作品レシピ
「FUN ART STUDIO」と「minne」の特別企画。毎月、minneで人気の作家さんにトンボ鉛筆の画材を使った作品レシピや使用方法をご紹介いただきます。
今回のminne作家さん
Atelier hachimitさん
ウェディングという大切なシーンを彩るハンドメイド小物を制作。『大人っぽいけど可愛い』を目指しています。レジンと押し花を用いたアイテムやカッティングマシンを用いたペーパーアイテムを販売しているウェディングデザイナー
https://minne.com/@popg4
ABTと水筆で描く、「スプラッシュ席札」で特別な日を演出しよう
前回の「ブラッシュ席札」に続き、発色がよく、カラーバリエーションも豊富なデュアルブラッシュペン「ABT」と、水性画材をぼかしたり混色したりするのに便利な「水筆」を使い、華やかに彩るカラフルな席札などウェディング小物をつくります。
今回はABTの水性の特性を生かしたスプラッシュ技法を使った席札です。華やかで複雑な模様が簡単にできます。
それでは、さっそく作り方をご紹介します。
<用意するものはこちら>
・WATER BRUSH:中筆WB-ME
・Dual brushren ABT
・エンボスペーパー
・プリンター
・クリアファイル
※以下必要に応じて
・ハトメ
・封筒
・タッセル
・金箔
1. クリアファイルに3色のインクを取る
ハガキのサイズほどのクリアファイルにABTのお好みのカラー3色を選びましょう。
今回は993、528、133をチョイスしました。
<ポイント>
※選ぶ色は色相環の隣同士の色だと混ざった時ににごりにくくておすすめです。
2.グラデーションを作る
水筆(中筆)で一部を溶かし、グラデーションを作りましょう。
異なった色を選んでも水筆で溶かすことで混ざり合い美しい色合いが完成します。
3.紙にインクを写す
紙をクリアファイルの上のインクに押し付け、指で優しくこすりそっと剥がします。
※押し付けるのは数秒で問題ありません。
4.紙を乾かす
インクが写った紙をしっかりと乾かしましょう。
※水の量によって紙が反る場合は重石を乗せて紙をなるべくまっすぐにしましょう
5. 1〜4の工程を繰り返す
1〜4の工程を2〜3回繰り返し行い、色を重ねていきましょう。
<ポイント>
余白が残るぐらいがニュアンスが出てGOOD!
6.プリンターで印刷をする
色付けした紙に席札のお名前を印刷紙を切り取り、お好みでハトメ、タッセル、金箔をつけたら完成です!
また、四角だけでなく、ゆるい円のように切ってもおしゃれです。
応用編として、塗らず白に残したい部分をマスキングテープで貼ってハート形に切るのも可愛いです。
折り筋をつけて封筒にもできます◎
世界に一つだけの柄を用いてアレンジを楽しんでください。
今回使用したABT
グリーン系:993/528/133
パープル系:620/679/526
オレンジ系:803/873/991
Atelier hachimitさんの作品は、minneでご覧いただけます。
Atelier hachimitさんの作品一覧はこちら