こんにちは。デザイン書道家のあゆあゆです。
今回は3種類のペンを使って可愛くデコレーションしてみましょう。
《用意するもの》
・PLAY COLOR DOT
・PLAY COLOR K
・蛍coat
・タグや便箋、カード、付箋など
水彩絵の具のような滲みが可愛い【PLAY COLOR DOT】でのデコレーション
ドットの部分が平になったこちらのペンはドットを書くと水彩のように色の濃淡がでてすごく綺麗なんです。
印鑑を押すようにグッと垂直に押して少しずつ片側から浮かせて持ち上げるようにすれば綺麗な丸になりますよ!
■コロコロライン…五線譜の上をコロコロ動くようなドットが可愛いラインです。
1.細字タイプで重ならないように何度か行き来してラインを書く。
POINT▶︎スピードをあまり出さず、ゆっくりと確認しながら書くと程よい空間ができてラフさが出せます。
2.上下違う位置に余白をランダムに空けながら配置し、ドットを書いていく。
1で書いた色味を一番多くするイメージで数を調整します。
POINT▶︎左右移動しながら書くのではなく、左から右の一直線に移動しながら打つとバランスが取りやすいです。
3.黄色より多くならないようにグレーのドットを控えめに書く。少し重ねたりすると色が透けて可愛いです。
POINT▶︎今回は明るいイメージに仕上げたいので濃いグレーは少なめにしていますが、求めるイメージによってカラーの配分を変えると素敵に仕上がります。
4.オレンジのドットは大小様々な大きさで散りばめてください。
均等になりすぎないように初めに全体に配置して大きさを少しずつ調整していくとバランスよく仕上がります。
POINT▶︎オレンジのドットを大きく書くときはぐるぐるとランダムに隙間を開けながら書くとベタっとせずにドットの黄色、グレーと表情の差が出ます。
■ハロウィンライン…難しそうなかぼちゃでもプレイカラードットなら簡単に書けます。
1.まず真ん中になるドットを書いてから両サイドを書くと書きたいスペースにおさまるサイズ間で書けます。
POINT▶︎少し重なるように書いた方がかぼちゃらしく仕上がります。
2.真ん中のドットの上部に茎を書き、そのあと顔のパーツを書きます。
POINT▶︎顔はベースが乾いてから書かないと紙が破れたり、にじみの原因になったりするので注意してください。
3.かぼちゃが仕上がったらその横に続けて飾りを書きます。
ハロウィンカラーを使ってセンターのグレーの後に両サイドに紫を書きます。
4.かぼちゃ→むらさき→かぼちゃ…というように繰り返しながら書くと可愛いラインが書けます。
間を開けすぎずに書くとその密集感が可愛いさを演出してくれます。
かぼちゃの表情も実はたくさん!表情を変えることで雰囲気も変わってより楽しくなりますよね。
ちなみに…今回顔を書く際に使ったペンですが、モノグラフライトという油性ボールペンです。ペン先も0.5と細いのでプレイカラードットの細かいイラストに書き込むのにはぴったりです。滲まずくっきり書けるのも嬉しいポイントです。
プレイカラードットなら絵を描くのが難しい人でも手軽に楽しめます。いろんな形の場所に形やカラーリングを変えながらアレンジも楽しんでもらえると嬉しいです。
重なる透明感あるカラーが可愛い【蛍coat】でのデコレーション
特殊プラスチック芯がラインの太さをずっと維持してくれるお陰で直線が書きやすいです。
カラーも豊富なので蛍光ペンとしてのチェック機能だけでなく幅広いシーンで使いたくなる魅力があります。
■スクエアライン…幅広いペン先を利用すれば図形も簡単に書けます。
1.斜め45度にペン先を傾け、ペン幅分の長さまで線を引いてスクエアを書き色違いで並べていきます。
POINT▶︎左右の角をつなげていくように2.3.4個と続けて書くと綺麗につながります。難しいときは横線を予め鉛筆などで書いた上に書いていくと迷いなく書けますよ。
2.スクエアの上下に細字のペン先でドットをプラスします。互い違いに色を変えるとさらに賑やかになります。
POINT▶︎ドットはなるべく小さく書いた方が主張しすぎず可愛くなります。
■チェックライン…均等な幅でラインが書けるペンを使えば簡単に難しそうなチェックも書けます。
1.上下、左右、の順番に書くと並行に難なく書けます。書きたい空間に合わせて大きさも調整してくださいね。
POINT▶︎直線が書きづらいときは紙を90度回転させて書きやすい方向で書いてください。
2.上下のグリーンの線を細字の線で太線から均等の距離で挟みます。
POINT▶︎定規を使わずフリーハンドの方がラフさが出て可愛く仕上がります。
3.グリーンの線の上から等間隔で線を書き入れます。その後、黄色を間にプラスします。
最後に細字のラインを入れてチェックを書いていきます。
4.最後に両サイドの黄色線の上から2本の細線を入れます。
蛍光ペンは透け感があるのでトレーシングペーパーとの相性もすごく良いです。重ね塗りしても濃さが変わって面白いですよ!チェックのカラーリングは無限に楽しめるので好きな組み合わせを是非見つけてくださいね。
太さの強弱で表情豊かな線が楽しめる【PLAY COLOR K】でのデコレーション
豊富なカラーリングはどれも違った鮮やかさで可愛いんです。ペン先が潰れにくく書きやすいのでどんなシーンでも活躍させることができます。
■きらきらライン…太芯と細芯を組み合わせれば華やかなラインも手軽に書けます。
1.横より縦の長い十字線を書き、さらに細字の線でバツ線を追加します。線の強弱をつけて奥行きを出します。
2.クロスした線の先にドットを書きます。十字のラインの先だけカラーを変えてポイントを作ります。
3.ブルーのキラキラの間に黄色でドットを書き入れます。中間色の黄色を入れることでより華やかになります。
POINT▶︎ブルー系でまとめたい際は黄色のドットも濃いブルーなどにするとグッと締まった印象に変わります。
■どうぶつライン…子供に喜んでもらえそうなイラスト入り。お子さんの好きな動物も入れてあげるとさらにお気に入りになりますね。
1.正円ではなく少し潰れた楕円を等間隔で書きます。
POINT▶︎カラーごとに書くと途中で感覚が狂ってしまうことがあるので左から順にカラーを変えながら書くことをオススメします。
2.丸に色を入れたら耳をプラスします。うさぎは少し長めでストレートな線で。くまは上にぴょこっと出た丸をそれぞれ楕円の幅より内側に書きます。
POINT▶︎塗るときは端から一定方向に同じ幅で隙間がないように塗っていきます。スピード感も一緒にすることでムラなく塗れます。
3.動物の間に下が輪っかになるようにクルクル線を書き、上のくぼみにドットをアクセントで入れます。
POINT▶︎クルクル線は細字で書くと動物が目立ちます。
4.動物の表情を最後に書き込んだら完成です。
POINT▶︎細字の方で少しぎゅっと抑えるだけの控えめな目の方が愛らしい表情に仕上がります。
使いやすいツインタイプのペンなので手軽にチャレンジしやすいと思います。いろんなサイズ感の紙に合わせて形自体を変えたり、一つのパーツだけ使ったり…用途に合わせて書いてみてくださいね。
今回はペンの特徴を取り入れた可愛いラインをいくつか紹介してみましたがどうだったでしょうか?
色鮮やかなフレームで名前やメッセージを飾ると気分も上がって楽しくなりますよね。
一つひとつのパーツは単純でも複数のパーツを組み合わせることで華やかに仕上がります。
初めからアレンジは難しいとは思いますが、色をチェンジしながら更に自分好みになるよう探っていくのはとっても楽しい時間ですよ。参考になれば嬉しいです。
あゆあゆ