こんにちは。手書きで気持ちを伝えるデザイン書道家のあゆあゆです。
今回はこれからの時期には特に使いたくなる、フレームやデザイン文字の書き方をご紹介したいと思います。
下書きの段階から載せているので順序に沿って練習すると描けると思いますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
まず、今回は筆之助のカラーペンを使って書いていきます。
筆文字のサインペンなのですが、穂先が潰れにくくコシもあり筆圧によって太さも調節でき、初心者の方でも使いやすいので、よく個人的にもオススメしている大好きなペンなんです。
筆ペンは…と苦手意識のある方も多いと思いますが
そんな方でも楽しく書けるフレームと文字のアイデアを考えてみましたので
ぜひ最後まで読んでもらえると嬉しいです。
フレームを書こう
今回は2種類の簡単フレームを書いていきます。
紙の形に合わせた書き方も最後にありますのでぜひ参考にしてくださいね。
水引風フレーム
三本ラインで囲んだお祝いの際に活躍するデザインです!難易度低い線の書き方も解説しますね。
1.まず下書きをします。
この工程があると間違いが少なくバランスも取りやすいので必ず下書きは忘れないでくださいね。
【ポイント】
三本線の真ん中の線だけを下書きする ということです。
中心線を挟むようにペンで書くと少ない工程で綺麗に書けますよ。
2.下書きの上から、まずは下書きした中心線をペンで描きます。
【ポイント】
リボン部分も中心→内側→外側の順で書くと難しくないですよ!
線の間は等間隔を意識して書いて欲しいですが多少狭くなったりしても手書きの良さなので気にせず楽しんで書きましょう!
3.囲みの部分も中心→内側→外側の順で書くと思ったより書きやすいと思います。
一気に四角の囲みを書かずに一辺ずつ書くと線が乱れず直線を引きやすいと思います。
【ポイント】
一辺ずつ書くときは、紙も書きやすいように回転させながら書いてください。
紙を動かしてはいけないなどのルールはないので、自分の書きやすい方法を見つけていきましょうね。
水引き風フレームの書き方はどうでしたか?
紙を回転させ、少しずつ書くと直線も定規なしで書けるのでお試しください。
四角のシンプルフレーム(市松模様)
四角を上下に並べたフレームは幾何学的で、カラー次第でどんな時にも使える万能フレームです。
綺麗に並べられるコツもあるのでぜひ見てくださいね。
1.紙の上下に一本ずつ線を引きます。これが基準の線になるのでこの線はまっすぐ引くようにしてください。
【ポイント】
下書きの線は、濃く書き過ぎると消すときに大変なのと仕上がった際に紙に下書きの型が残ることなどありますので力を抜いて書いてください。
2.1本線の上下に四角を書いていきます。
一つずつ色を塗ってもいいですが効率よく書くために、先に枠だけ書いて最後全部一緒に色を塗ると綺麗に早く書けます。
どうでしたか?細かくて難しそうに見えるものでも、手順をしっかり知った上で書くと綺麗に簡単に書けますよね。
【ちょっとアレンジ】
たまに質問でいただくことがあるのですが…
お手本そっくりに書くのはできるけどアレンジができません。
という声をいただくことがありますので、今日は紙の形が違う時のアレンジ法をプラスで解説します。
1.まず紙の形にそって下書きをします。
線の外側にも書き込むデザインなので少し内側過ぎるかな?というぐらいの距離で大丈夫です。
2.下書きの線に合わせて線や四角を書いていきます。
3.書き進めていけばだんだん形になっていくのでポイントはやはり下書きですね!
四角の模様の方の色塗りは部分的にしても可愛いですよ。
メッセージの文字を書こう
ではお待たせしました。
フレームと一緒に書きたい文字を書いていきましょう。
1.よく使う感謝という文字を書いてみましょう!
まずはこれも下書きです。
赤線で書いていますが綺麗に見せるコツは、位置を揃えるときはしっかり合わせるということです。
文字の外側に当たる部分をクルンとさせたり四角の部分を顔にしたり…ちょっと変形させるとよりかわいくなります。
2.ポイントにしたいところを3本線でまず書きます。その後、他の部分を書いて仕上げます。
1文字一箇所にすると引き立ちます。
3.細かい部分を書いて仕上げます。
「しています」などの付属の文字はちいさくすると、届けたい部分が目立ってバランスも良いです。
4.その他の文字も書いてみましょう!
お祝い事や季節に合わせた文字もご紹介しておきますね。
5.まずは下書きをします。
そのあと文字1つずつにポイントの3本ラインを入れる場所を決めます。
基本的に縦線を選ぶと書きやすくまとまりやすいです。
6.残りの線を書きます。色も渡す人や雰囲気に合わせて変えると無限にアレンジできます。
7.最後にポイントを入れます。笑顔や花、炎など。
文字の意味やシーンに合わせてイラストを絡ませるとさらに可愛くなります。
今回はフレームと文字を紹介しましたがどうでしょうか?
1つの書き方のルールがわかれば、ハードル高そうなアレンジもできそう!と思えませんか??
ぜひチャレンジしてみてくださいね。