minneの人気作家さんに聞く、作品レシピ
「FUN ART STUDIO」と「minne」の特別企画。毎月、minneで人気の作家さんにトンボ鉛筆の画材を使った作品レシピや使用方法をご紹介いただきます。
今回のminne作家さん
イラストによる食卓。さん
イラストレーター・イイダアヤカによるハンドメイドブランド。繊細なタッチのイラストを元にユニークなデザインの雑貨を制作。
https://minne.com/@aoaota/
ABTと筆之助で描く「名刺入れにもなるミニチュアみかん箱」
美しい発色のデュアルブラッシュペンABTと細い筆先で細やかな表現ができる筆文字サインペン「筆之助」を使って、ミニチュアのみかん箱を作ってみました。
名刺が入るサイズなのでいただいた名刺はもちろん、ちょっとした小物を入れたり、プレゼントを入れる箱としても楽しく使えますよ。
用意するものはこちらです
・ABT
・筆之助
・ピット エアー ミニ（テープのり）
・モノ100（鉛筆 2B）
・モノゼロ（消しゴム）
・はさみ
・カッター
・定規
・プリンター（家庭用でOK）
・ラベル紙（A4）
・クラフト紙（特厚口）
（紙はホームセンターなどで購入できます）
1、テンプレートをダウンロードする
箱の展開図のテンプレートをダウンロードして、ラベル紙に印刷をします。
今回は、みかん箱のデザインが入っているものと無地のものを用意しました。
無地のものを使って、ぜひオリジナルのデザインでも作ってみてくださいね。
▽ダウンロードはこちらから
template.pdf
2、クラフト紙に展開図のラベル紙を貼る
展開図を印刷した紙の余白を、はさみでざっくりと切り、クラフト紙に貼ります。空気が入らないように、端から少しずつ丁寧に貼っていきます。
3、ABTで色を塗る
ABTでみかん箱のパッケージのデザインに色を塗っていきます。
(ABT使用カラー：993,173,245)
みかんの部分など広い面を塗るときは、ABTで1回塗ったあと少し乾いたところで2回目を塗ると、ムラが目立ちにくく発色が良く仕上がります。
文字の部分は、ABTの細芯のほうを使って塗っています。
ABTを塗り終えたところ。
4、筆之助で描く
筆之助で、みかんの中身の線を引きます。
(筆之助使用カラー：オレンジ)
続いて、筆之助で「産地直送」の文字部分を描くように塗っていきます。大体でOKです。
(筆之助使用カラー：グリーン)
筆之助で、みかんに点々と影を描きます。
(筆之助使用カラー：オレンジ)
5、箱を作る
カッターと定規を使って、展開図を切っていきます。
まず、箱の外側を切ります。
2つのパーツが切り出せました。
線が入った2箇所にそれぞれ切れ目を入れます。
●の部分と●の部分に定規を当てて、モノ100（鉛筆2B）で薄く線を引きます。
線を引いたらそれを目印にして、カッターの後ろ側を使い、軽い切り込みを入れます。
紙を切ってしまわないように力加減に注意してください。
鉛筆の線はもう必要ないので、細かいところが消せるモノゼロ（消しゴム）で消します。
すべての部分に軽い切り込みが入ったら、ピット エアー ミニ（テープのり）でのりしろの部分にのり付けをし、★部分を接着します。
接着して2つのパーツがひとつになりました。
6、箱を組み立てる
裏返して、定規を使って再び折り目を付けていきます。
もし、折る部分が分かりにくい場合は前工程のように鉛筆でガイド線を引いてから作業をするとやりやすいです。
残りののりしろにテープのりでのりを付けて、★同士を接着します。
最後に、箱の下になる部分にテープのりを付けて接着をし、箱型にします。
「名刺入れにもなるミニチュアみかん箱」の完成です。
おまけ
さらにサイズの小さい、ミニミニチュアバージョンのテンプレートも作ってみました。
ABT、筆之助はとてもいい発色なので、写真のように直接クラフト紙に描くのもおすすめです。こちらもぜひチャレンジしてみてください！
※クラフト紙に直接テンプレートを印刷し、ご使用ください。
▽ダウンロードはこちらから
minitemplate.pdf
イラストによる食卓。 さん の作品は、minneでご覧いただけます。
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