2021.9.21
ABTと水筆で描く「ふわふわ水彩風オリジナルスマホケース」
minneの人気作家さんに聞く、作品レシピ
「FUN ART STUDIO」と「minne」の特別企画。毎月、minneで人気の作家さんにトンボ鉛筆の画材を使った作品レシピや使用方法をご紹介いただきます。
今回のminne作家さん
misa itoiさん
映像作家・イラストレーター。手描きのイラストを用いてさまざまな雑貨を制作。
https://minne.com/@misaitoi/
ABTと水筆で描く「ふわふわ水彩風オリジナルスマホケース」
カラフルな雲のような、ふわふわ感がかわいい水彩風オリジナルスマホケースの作り方をご紹介します。
今回メインで使用する画材は、鮮やかな発色が美しいデュアルブラッシュペン「ABT」と、手軽に水彩表現ができる「水筆」です。
この2つを組み合わせることで、多彩な水彩絵を楽しむことができますよ。
ぜひ一緒につくってみましょう。
用意するものはこちらです
・ABT
・水筆
・IROJITEN/色辞典
・筆之助
・アクアピット強力ペンタイプ(ペン型のり)
・モノ100(鉛筆)
・モノゼロ(消しゴム)
・カッター(または、はさみ)
・定規
・カッターマット
・画用紙
・コピー用紙
・枠つきの透明スマホケース(100円ショップで購入できます)
1、型紙をつくる
コピー用紙をスマホケースの上に乗せ、モノ100(鉛筆)で枠の境目をザーッと斜めに軽めになぞります。するとスマホケースの枠の形が浮き上がってきます。
浮き上がった枠の内線の2~3mm外側をカッターで切って、型紙をつくります。
次に、型紙にあわせて画用紙をカットします。
カットしたらスマホケースに入れてみて、ぴったり収まるよう、丁寧に形を整えましょう。
内側に入ってしまった鉛筆の線があれば、優しくモノゼロ(消しゴム)で消します。
2、ABTと水筆で水彩画を描く
好きな色のABTをいくつか選び、配色を考えながら、画用紙の上に直接色を置いていきます。アクセントになるような色をいくつか入れるとメリハリが出るのでおすすめです。
ぐるぐると丸を描いたり、色のかたまりを楽しんで描きましょう。
※ABT使用カラー:020,131,243,451,620,723,800,910
続いて、水筆で色のかたまりを上から広げるように馴染ませていきます。
みるみるうちに、水彩画のように色が淡く、変化していく様子を楽しんでくださいね。少し濃淡が生まれるといい味わいになります。
3、IROJITENで模様を描く
表面が乾いたら、IROJITEN/色辞典(色鉛筆)で、上から自由に模様を描きましょう。
螺旋や点線、水玉などシンプルな線や形の組み合わせでも、かわいくみえますよ。
今回は、雲のようなふわふわした形にあわせて、縁取りをしたり、隙間を塗ってみました。
※IROJITEN/色辞典使用カラー:PLASTIC PINK(F-1),SURPRISE RED(F-2),NEONGREEN(F-8),CAMEO PINK(VP-1),OPAL GREEN(VP-6),CASCADE(VP-7)
4、筆之助で文字を描く
このままでもかわいいですが、お好みで筆之助(水性顔料インクなので耐水性のある筆文字サインペン)を使い、イニシャルやメッセージなど好きな言葉を描くと、より愛着が湧くかもしれません。
※筆之助使用カラー:ブラウン
5、スマホケースに接着する
画用紙の縁にアクアピット強力ペンタイプ(ペン型のり)を塗っていき、スマホケースの枠に接着します。
(スマートフォンを入れると圧着されるので、軽めの接着で大丈夫です)
オリジナルスマホケースの完成です!
画用紙以外に、ミツロウペーパーなど風合いのある紙を使ってみるのもいいですね。
オリジナルスマホケースは、好きな色、好きな言葉を入れてつくることができるので、大切な人への手づくりプレゼントにも◎。ぜひみなさんもチャレンジしてみてください。
misa itoi さん の作品は、minneでご覧いただけます。
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※ABTは水性染料インクの為、色によっては日光や紫外線の影響で退色する場合がございます。