こんにちは!
イラストレーターのサラ・ガリーです。
手帳を書いているとき、「もっと数字をかわいく描いてみたいな!」と思ったことはありませんか?
今回は誰にでも真似できる、簡単な数字の描き方をレベル別に30個ご紹介します。
参考になったらうれしいです!
内容
●おすすめの画材
●レベル1 黒だけを使って数字をアレンジしてみよう
●レベル2 数字の中に絵を描いてみよう
●レベル3 イラストで数字の形を作ってみよう
●おすすめの画材
まずは画材を準備しましょう!
わたしのおすすめはこちらです:
□下書き
・MONO graph シャープペンシル
・MONO 消しゴム
□線描き
・筆之助しっかり仕立て
・MONO graph Liteボールペン
*どちらも水に滲みません
□色つけ
・ABT
・筆
・クリアファイル
●レベル1 黒だけを使って数字をアレンジしてみよう
まずはシャープペンで数字を書き、そこにイラストを加えていきます。
描くときのコツ
どんなイラストを描くか迷ったら、数字のイメージから連想するのがおすすめです。
例えば
「1」であれば、「1月は寒いなあ。1の数字もなんだか寒そうにしているな。マフラーを巻いてあげよう」とか、
「3」であれば、「3月は春の足音が聞こえてくる頃だな。空を見上げたくなるなあ」という具合にイメージしていきました!
ポイント
数字は太い線で、イラストは細い線で描くことで、メリハリが出て、数字も絵も見やすくなりますよ!
●レベル2 数字の中に絵を描いてみよう
次は、まず数字のアウトラインを描き、その中を絵で埋めていきます。
描くときのコツ
イラストはテーマの中から選ぶと描き始めやすいです!
(テーマ例)
・植物
・動物
・模様(水玉やチェックなど)
中でも「模様」はどんな数字の形でも描きやすく、同じ模様でも色を変えるだけで印象が変わるので何度も楽しめますよ◎
ポイント
数字の形を描くのが難しいときは、「数字 フォント」と画像検索をすると好みの形が見つかると思います!
中に絵をたくさん描けるように、シンプルで太めのフォントを選ぶのがおすすめですよ。
●レベル3 イラストで数字の形を作ってみよう
次はイラストを数字の形にして描いてみます!
描くときのコツ
・数字の形をおさえよう
「4」は左上に三角形がある、
「5」は下の方がぐるっと丸まっている、
「8」はふたつの丸が上下にくっついている…
など、数字の形の特徴を大ざっぱにおさえて、イラストでもはっきり見せられると良いですね。
・はみ出しても大丈夫!
例えばこの「3」は上の方が飛び出していたり、「6」も丸の中も絵を書いたりしているのですが、ちゃんとその数字に見えますよね。
案外はみ出したりしても大丈夫なものです。
まずは大体の数字の形を意識しながら、自由に絵を描いてみてくださいね。
色を塗るときのポイント
色を塗るときは、水で伸ばしてグラデーションにしたり、濃い~薄いという表情を作ったりすると、優しいニュアンスになります!
同系色で濃淡と色のグラデーションを作ると自然に見えますよ。
(例)
ピンク~オレンジ~黄色
青緑~緑~黄緑
線を描いたペン「筆之助」は乾いたら水に滲まないので、水を使うときの線画におすすめです!
クリアファイルにABTのインクを出して、水を含ませた筆でそのインクをとり、色を塗りました。
最後に
手帳に気に入った絵が描けると、後で見返してもうれしくなりますよね。
今回紹介したように数字をアレンジすることで、手帳を描くときの楽しみが増えたらうれしいです!
ぜひお好きな画材を使って試してみてくださいね!