こんにちは。デザイン書道家のあゆあゆです。
夏ももう間近!日頃お世話になっている大切な方に暑中お見舞いを送ってみませんか?
キレイな文字を書くのは苦手、イラストもあまり得意ではない方も書いてみたい気持ちはあるのではないでしょうか?
文字というよりは絵のような感覚で書けるデザインを2種類紹介します。
ぜひチャレンジしてみてくださいね!
用意するもの
・ 筆之助
・ はがき
【ロゴ風 暑中お見舞いハガキ】
文字をブロックのようにいろんなパーツと組み合わせて楽しくて賑やかなデザインにしました。
難しそうに見えるかもしれませんがちょっとしたコツがあるのでぜひ試してくださいね!
【書き方】
1. 書きたいサイズのおおよそのサイズで下書きをする。
※下書きはとにかく薄く書いた方が消しやすくて跡も残らずキレイに仕上がります。
2. ある程度のバランスを決めながら細かすぎない程度に下書きを完成させる。
※ 下書きでバッチリと位置やサイズを決めておけばペン入れがスムーズにできます
3. 始めから細かく書くのではなく、全体をある程度書いてから細かいところを書くとバランスが取りやすいです。
※ 読む順番を無視して書いても構いません!大事なのは完成した作品の仕上がりです!
4. 場所によって書きづらい時はハガキを回転させてね。
※書き方にルールはないよ!書きやすい書き方を試しながら探して見てね。
5. 一旦下書きを消しゴムで消してから、細かいところを『書き込む』よ。
色つけも同時にしながら好きなカラーを使ってね!
6. 色ぬりの際に、敢えてズラしながら塗るとラフさが出てグッと上級者っぽくなります。
※筆之助は耐水性なので乾いた後で色を重ねれば、滲まずに塗れるところが使いやすさのポイントです。
7. 細かい色つけをすれば完成!
夏らしくて賑やかな可愛いデザインをイラスト感覚で楽しんでください。
【さわやか波文字 暑中お見舞いハガキ】
線を重ねた文字の動きが面白い夏感満載の爽やかなデザインです。
線の重ね方がポイントなので、少しずつズラしながら書いてみよう!
1. ぷっくりと膨らんだ文字を上手く書くコツは文字の中心を捉えるところから始めましょう。
ベースを決めてからデザイン要素をプラスすると書きやすくなります。
2. ひと文字ずつ文字を太らせる
※線の先を少し太めで丸めにするとより水滴感が増します。
3. まず1本線でSUMMERを縁取ります。
※文字の最初と最後を大きくし、一文字ずつ重ねながら書くと奥行き感も出ます
4. 線が少しずつズレるように2.3回往復させて書いていく。
※始めの青を書き終えたら紫でさらに重ねる
5. 文字の周りにしぶきをプラスしていく
※ハガキの余白を見ながら周囲にドットと水しぶきを集めてまとめながら書き入れます。
6. GREETINGSの文字をさりげなく入れます。
※センターがずれないように文字数の真ん中の『T』を始めに書いて両サイドの文字を書いていきます。
7. 文字の右下に影を入れていきます。
※筆先を利用すると影の最後のラインがシュッと馴染むようにかけてキレイに仕上がります。
【ハガキの宛名の書き方】
最近ではハガキに書く機会も減っている方も多いと思います。
今回はおまけでハガキの宛名の書き方も解説します。
1. 送り先の住所は1文字分の余白を空けて書き始めます。
行が増える場合は一文字ずつ下げて改行していきます。
2. 住所を書く位置は郵便番号の下1.2桁の間を基準に右揃えで書く
3. 一行空けておく
4. 住所と宛名の最後を揃える
5. 宛名と様の間は1文字分空ける
6. 宛名は郵便番号の最初の1.2桁の間を中心にして書く(一番大きいサイズになります)
7. 送り主の住所はハガキの長さの中心より上から書き始める
8. 送り主の住所と名前の最後の高さを合わせる
ハガキのサイズや郵便番号など、目安になる場所に合わせてサイズ感や位置を確認しながら
ぜひ書いてみてください。
あゆあゆ