Craftie Homeのアンバサダーさんに教わる、ハンドメイドアイディア
「FUN ART STUDIO」と「Craftie」の連載企画! Craftie Homeのアンバサダーさんにハンドメイドレシピや暮らしの中にハンドメイドを取り入れるアイデアをご紹介いただきます。
こんにちは! Craftie(クラフティ)です。
Craftieは、ハンドメイドを通じて、毎日の暮らしをちょっとだけ豊かにするモノやコトをお届けしています。そんな私たちの活動を一緒に盛り上げてくれるのが、ハンドメイドキットブランドCraftie Homeの アンバサダーのみなさんです。ものづくりが大好きな彼女たちは、同時に暮らしづくりの達人!今回は、その中の一人、阿部沙織さんに、梅雨シーズンに使いたいアイテムづくりを提案してもらいました。
阿部早織さんってこんな人!
Craftie Homeアンバサダー。集英社「BAILA」スーパーバイラーズ。オフィスカジュアル・リアルOL休日コーデをInstagramに投稿。
https://www.instagram.com/saoli723/
気分がふさぎがちな梅雨を、楽しく快適に過ごすためのアイテムづくり
ジメジメとした天気が続く梅雨の時期は、空だけでなく気分も暗くなりがち。そんな憂鬱なシーズンを、ハンドメイドで少しでも楽しく快適に過ごしてみませんか?
ハンドメイドを提案してくれるのは、オフィスカジュアルなファッションや休日コーデのインスタグラムが人気、モデルとしても活躍中の阿部さんです。「普段使うビニール傘のようにみんな一緒のアイテムも、何かデザインするだけで雨の日も楽しくなるのでは?」と、阿部さん。今回は梅雨らしく紫陽花の形や色をモチーフに、梅雨のお出かけやおうち時間がワクワクするアイテムづくりを教わります。
ハンドメイドレシピ1.
私だけの目印をデザイン!雨の日が楽しくなるオリジナル傘
雨の日に重宝するビニール傘は、みんな同じで迷子になったり、物足りなさを感じたりしがち。そこでおすすめなのが、簡単にできる傘のアレンジです。
「マスキングテープやペンで印をつけるだけでなく、文字を書いたり手作りのシールを貼ったりしてデザインしたら、さらにおしゃれになりますよ」
傘の持ち手に貼れるオリジナルシールの作り方
【材料】
・ビニール傘
・無地のマスキングテープ
・白い無地のラベルシール
・OPP粘着テープ
【道具】
・ABT(カラー筆ペン)761、491、620
・筆之助(ブラック)
・水筆(中筆)
・ハサミ
【作り方】
1. ラベルシールにABTで丸を重ねるように色をつけます。色の異なる丸が重なるようにすると、色の変化を楽しめます。ABTは紫陽花をイメージして、薄めのピンクや水色、淡い紫を選びました。
「このあと丸くカットするので、ランダムに色付けしてOKです」
2. ラベルシールを、お好きな形にハサミでカットします。今回は丸く切りましたが、雨の日をイメージして雫の形に切るのもおすすめです。また、折り畳んで一度に複数切ると同じ大きさにカットできます。
3. マスキングテープに、ABTで異なる色が重なるように塗り、水筆で水彩風にぼかします。色が乾いたら、その上から筆之助で文字を書きます。
文字はブラックで自分の名前を、グレーで「happy rain day」と書きました。
「雨の日でもポジティブになれるような言葉やネームを、カリグラフィーで書いています」
4. 文字を書いたマスキングテープと丸くカットしたラベルシールを、傘の持ち手部分に貼ります。
5. 4で貼ったシールの上に、ひとまわり大きくカットしたOPP粘着テープを貼ります。OPP粘着テープは、色や文字を邪魔しない透明度の高いものがおすすめです。
「まずは中央に仮置きするように置き、空気を逃していくようにスライドすると綺麗に貼れます」
6. お好みでリボンを巻き結んだら完成です。
「持ち手の背の部分にリボンがくるように結ぶと、傘立てに置いたときに美しくなります」
ハンドメイドレシピ2.
梅雨のおうち時間に安らぎを。雨の日を明るく照らすキャンドルラベル
雨が多い梅雨の季節を、柔らかく包み込んでくれるキャンドル。好きな香りをお部屋に漂わせるとリフレッシュできて、灯のあかりは明るい気持ちにしてくれます。そんなキャンドルにも、梅雨らしいアレンジをプラスしてみましょう。
キャンドルラベルの作り方
【材料】
・トレーシングペーパー(A4サイズを半分に切ったもの)
・白い無地のラベルシール(お好みの大きさ)
・キャンドル(瓶に入ったもの)
・チュール
・紐
【道具】
・ABT(カラー筆ペン)772、623
・筆之助(ブラック)
・水筆(中筆)
・ハサミ
・鉛筆やボールペン
【作り方】
1. ABTと水筆で、トレーシングペーパーに色をつけます。ABTでランダムに色付けしてから、水筆で馴染ませていきます。
「ABTは紫陽花をイメージした色を選びました。トレーシングペーパーは水分を含むとシワになったり白い部分が残ったりしますが、風合いを楽しめるのでそのままでOKです」
2. ハサミで花形にカットします。
「鉛筆やボールペンなどで形を書いてから切ると、綺麗に切れます」
3. 筆之助を使い、ラベルシールに文字を書いてキャンドル瓶に貼ります。今回はブラックで「Happy day」と書きました。
「傘のアレンジと同様に、前向きなワードや雨の日を楽しめるようなワードがおすすめです!」
4. チュールでキャンドルを包みます。2で花形にカットしたものを、チュールの上にちりばめます。
5. 4のお花を入れたまま、チュールでキャンドルを包みます。花形は下の方に落ちてしまうので、固定させたい場合は両面テープでキャンドル瓶に貼り付けても良いです。
6. キャンドル瓶とチュールに紐をくくって完成です。
「今回は革紐を使用しましたが、麻紐でもかわいく仕上がります。チュールを一度両面テープでキャンドルに貼り付けてから留めると、結びやすいです」
※火を灯す場合は、必ずチュールを外してご使用ください。
ハンドメイドレシピ3.
まるでお花が咲いたよう♪インテリアにもなる紫陽花の除湿剤
梅雨の湿気対策に使う除湿剤も、おしゃれにアレンジ。買ったものをそのまま置くだけでなく少し手を加えるだけで、素敵なアイテムに変身します。クローゼットや棚に入れて、まるで紫陽花が咲いたような空間を楽しみましょう。
紫陽花の除湿剤の作り方
【材料】
・トレーシングペーパー(A4サイズを半分に切ったもの)
・除湿剤(小さく梱包されたもの)
・オーガンジーの布
【道具】
・ABT(カラー筆ペン)772、623
・筆之助(ブラック)
・水筆(中筆)
・ハサミ
・鉛筆やボールペン
【作り方】
1. キャンドルラベルの手順1〜2と同様に、ABTと水筆でトレーシングペーパーに色をつけ、花形にカットします。
「花形にカットするときは、大小異なる大きさのものを作ると、丸く包んだときにより紫陽花っぽく仕上がります」
2. 1で花形にカットしたものを、オーガンジーの布の上にちりばめます。オーガンジーの布は、除湿剤が包めるくらいの正方形にカットしておきます。
3. 除湿剤を置き、紫陽花の形になるように、まるく包み込みます。
「今回は市販の除湿剤を使いましたが、重曹とアロマで手作りしたり、消臭剤を包んだりするのもおすすめです!」
4. 一度輪ゴムでとめてから、リボンを結んで完成です。
「リボンもオーガンジー素材にしました。今回は紫陽花の花束をイメージし、リボンは少し長めに残しています」
梅雨のアイテムづくり、いかがでしたか?
憂鬱になりがちな雨の日も、手作りのアイテムがあれば楽しく過ごせそうですね。阿部さんのアイデアを参考に梅雨ならではのハンドメイドを取り入れて、雨の日の暮らしを彩ってみてはいかがでしょうか。
写真/阿部早織
文/manami(Craftie Home)