みなさんこんにちは!
レタリングアーティストのDanaeです。
突然ですが、アナログの手描き文字を写真に合成してみたいと思ったことってありませんか?
紙とペンを使ってアナログで描く方法と、タブレットと専用のタッチペンを使ってデジタルで描く事
私は普段からどちらも好きで、特にデジタルでささ~っと描いてしまえば、写真に文字入れする事も簡単に出来ますが、デジタルには表現しきれない、手描きならではの完璧じゃない線、手描きのぬくもりすら感じる不揃いな文字、アナログで描いた文字そのままを簡単に写真に合成出来たら嬉しいですよね。
今回の記事ではそのやり方をご紹介いたします!
タブレットなどはいらないですし、フォトショップなども必要ありません。
基本、紙とお好きなペンとスマホがあれば誰でも出来ます。
ご参考までに、今回私が用意したものは下記です
・ABT
・色辞典
紙は何でもOKですが、仕上がりの違いを比較できるように
・スケッチノート
・水彩紙のような凹凸があるミックスメディアペーパー
・トレーシングペーパー
の3種類を使ってみました。
スマホではAdobe Expressという無料のアプリを使います。
文字を描く
まず、お好きな紙に文字を描きます。
△ABT×スケッチノート
△ABT×トレーシングペーパー
(文字の一部に色を重ねて濃くしています)
△色辞典×ミックスメディアペーパー
△お好みでドットペンでドットを描くのも◎
スマホで撮影する
文字が描けたらスマホのカメラで文字の写真を撮ります。
◆POINT◆
部屋の電気は消して、なるべく自然光のみで真俯瞰から撮影すると良いです!
写真に影が入らないように注意してくださいね。
トレーシングペーパーに文字を描いた場合は、下に白い紙などを敷いておけば綺麗に撮影出来ます!
撮影した写真は、合成前に明るさを調整したり、不要な部分はトリミングしたり、文字メインの写真になるように調整してくださいね。
スマホアプリで合成する
2枚の写真を合成するアプリは色々ありますが、今回はAdobe Expressというアプリで合成してみます。
①アプリを開いたら、ベースになる写真を開きます。
②その上に合成したい手描き文字の写真を開きます。
③このままだと紙が写ってる状態なので、「背景を削除」をタップして背景となる紙部分を消してあげます。
すると、手描きした文字だけが残って表示されるので、お好みで大きさを変えたり、位置を移動してあげれば合成完了です!
△ABT×トレーシングペーパー
△色辞典×ミックスメディアペーパー
表面がデコボコした紙に色鉛筆で描いた時のテクスチャーが個人的にとっても気に入ってます♡
ドットペンで描いたドットの写真も追加で合成してみました!
ドットの画像をスタンプの様に複製すれば、手軽に模様も加えられるので作り込むと楽しいですよ☺
◆おまけ◆
写真に合成した文字はお好みで白色にアレンジする事もできるのでおまけに手順をご紹介します!
①白くしたい文字を選択した状態でメニューの「ブレンド」から「スクリーン」を選びます。
②続けてメニューの「Look」から「グレースケール」を選択します。
この時点でカラーだった文字は白くなりますが、色が若干ぼやけて見えてしまう事があります。
③メニューの「強調」から「コントラスト」と「明るさ」を選んで調整していきます。
④「明るさ」の数値を100にします。
⑤「ハイライト」の数値も100にします。
⑥最後に「コントラスト」の数値を100にして完成です。
※これらの数値は画面に表示されているプレビューを確認しながらお好みで調整してくださいね。
これらの色味調整をすると、写真の様にカラーで合成した文字が白く変身します!
使ったペンや色鉛筆の質感が少し残るのが楽しいので、暗めの写真などに文字だけ引き立たせたい時にトライしてみてください☺
いかがでしたでしょうか?
使うペンや紙によって、合成された手描き文字の雰囲気が変わるので、ぜひ、お気に入りの写真に文字をのせてみてくださいね!