minneの人気作家さんに聞く、作品レシピ
「FUN ART STUDIO」と「minne」の特別企画。毎月、minneで人気の作家さんにトンボ鉛筆の画材を使った作品レシピや使用方法をご紹介いただきます。
今回のminne作家さん
やがわまき さん
優しい物語のある世界で動き出しそうなイラストのしおりや素敵な言葉を紡ぎたくなるようなデザインの手紙など、ロマンチックなひとときをつくる紙の作品を制作。
https://minne.com/@figpolkadot
IROJITENで彩る「美しい色の紙のお花のコサージュ」の作り方
自然界の色を再現した繊細な100色の色が揃っている色鉛筆「IROJITEN」と、シワになりにくくクラフトワークにもぴったりなのり「シワなしPiT」を使ってお花のコサージュを作っていきます。
「IROJITEN」での色選びも楽しみながら、自分だけの色のコサージュを作ってみてくださいね。
それでは作り方をご紹介します。
用意するものはこちら
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・IROJITEN
・シワなしピット(スティックのり)
・お好きな紙
・はさみ
・細い棒状のもの(竹ひごなど)
・コサージュピン
1、型紙を作る
まずは花びらの型紙を作ります。お好きな紙に大、中、小の花びらの形を3つずつ描いてください。最後にコサージュピンを補強するための円形の型紙も1つ準備しておきます。
2、色を選ぶ
次にIROJITENの中から使用する色を選びます。IROJITENの色鉛筆にはそれぞれに自然の色からとられた素敵な色名がつけられているので、名前の由来が書かれたブックレットを眺めるだけでも楽しめますよ。どんな色のお花を咲かせようかと想像しながら色を選んでみてくださいね。
今回は、桜貝(P3)、撫子色(P11)、鳥の子色(VP4)、チェリー(V1)を使ってピンクのグラデーションのお花を作ります。
3、色を塗る
型紙に選んだ色を塗っていきます。一番大きな花びらから小さい花びらにかけて、薄い色から濃い色になっていくように塗ると綺麗な色合いになりますよ。お花の中心部分になる最も小さい花びらの真ん中には最も濃い色を塗ってください。
IROJITENの色は普通の色鉛筆のセットには入っていないような繊細な雰囲気をもっているので、色を重ねていくのも楽しいですよ。
4、花びらをカットする
すべての型紙に色が塗れたらはさみでカットしていきます。カットする際に、花びらと花びらの間に少しだけ切り込みを入れると、次の作業で行うカールがしやすくなりますよ。
5、花びらにカールをつける
カットした花びらに細い棒(竹ひごなど)でカールをつけていきます。カールは外側、内側とランダムにつけると綺麗に仕上がりますよ。
6、花びらを重ねていく
すべての花びらにカールができたら、大、中、小の花びらを重ねてのりで貼ります。紙モノの貼りづけは「Pitシワなし」がベストです。シワになることなく、綺麗に貼ることができますよ。
貼りつけが終わると・・・お花が完成しました!
最後に裏面にコサージュピンをつけ、補強のために円形の紙を貼ればお花のコサージュの出来上がり。
7、おまけ(簡単アレンジでつくれる紙のネックレス)
お花のコサージュをいくつか作って紙のリボンでつなけば、紙のネックレスも出来ますよ♪
今回はグリーンとブルー、イエローのお花をつないで作ってみました。
使用したIROJITENの色はこちら。
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グリーン:抹茶色(LG6)、水晶色(LG7)、仙人掌(D17)、千歳緑(D7)
ブルー:天色(P18)、ヒアシンス(P19)、川蝉色(V7)、ラピスラズリ(V8)
イエロー:蜜蝋色(LG4)、蒲公英(V3)、芥子色(D15)、枯竹色(D14)
蛍光色のようなビビットカラーから、繊細で淡い色まで豊富に揃っているので、いろいろ試してみたくなります。色の組み合わせは無限にあるので、自分だけの色のお花を咲かせて楽しんでもらえたら嬉しいです。