こんにちは。デザイン書道家のあゆあゆです。
お子さんのお名前やメッセージカードにも大活躍まちがいなしの可愛い「ひらがな」を書こう!
今回は特に難しいイラストは使用しておらず馴染みある図形や線質 だけでのアレンジにして、初心者でも! 苦手意識がある方でも! 描きやすいアレンジを考えてみました。

ツインタイプの水性マーカー「プレイカラーK」を使って5種類の飾り文字をご紹介します。
プレイカラーKシリーズは太芯の先も潰れにくいので、筆記幅を維持しながら文字が書きやすいです。極細芯との組み合わせで、さらに小さな場所にも書けるので、幅広いところで活用できると感じました。ぜひ今回の文字もいろんなシーンで活用してもらえたら嬉しいです。

四角いフォルムが可愛い書体(あ・か行)
さり気ないドットもアクセントになったブロックのような文字です

1. いきなりペンで描きたいところですが、まずは下書きをしてポイントになる部分を決めていこう!

(鉛筆で薄く書くとペンで上から書いても見えないよ)
※赤く囲んだ部分にドットを入れていくよ(基本的に縦線を選んでね)
2. ポイントになる部分から書きます

※ 2本のラインの距離(幅)はどの文字も統一させるとキレイに見えるよ
3. 残りの線を下書きに沿ってカクカクと角を作りながら書きます

4. 初めに書いた2本ラインの中にドットを書く(6個くらいがオススメです)

カクカク四角いフォルムなので、大人なシーンにもぴったりだよ!!
ワンカラーで書いても可愛いね!

三種類の線で作るPOPな書体(さ・た行)
簡単なラインの組み合わせが面白い文字です

1. 描きたい場所に薄く下書きをする

横線=波線 縦線=1本ライン カーブ線=3本ライン
(細かく書くのではなく、ガイドとして使うために普通に書く)
2.1本ラインから書く
(選んだ色味で一番薄い色から書くとペン先も汚れにくく仕上がりもキレイ)
2. 波線を書いていく(基本的には横線を波線にしていくと可愛く仕上がるよ)

3. 残りのパーツを3本ラインで書く

(3本の真ん中の線を1番に書いて、残り二本を書くと描きやすいです)
カラーを変えてこんなアイテムにも使えます。
レジャーやキャンプなどにもピッタリです。

ほっこり笑顔がかわいい書体(な・は行)
思わず笑顔になってしまうような優しい文字です

1. 文字のパーツにある縦ラインや孤立したパーツを葉っぱのような形にする
(文字によって複数書く場合もあります)
2. 点がある文字の場合は、その部分を顔マークと置き換える

3. 点や孤立パーツがない文字は、余白がある場所に顔マークをいれる

4. 葉っぱと顔マークを書いたら、残りは1本線で仕上げていく

5. 葉っぱの部分をベタ塗りしたら完成です

小さく書いても潰れにくい書体なので日記やスケジュール帳のように細かい部分に書くときにも活用しやすいよ!

ドットが可愛い書体(ま・や行)
お団子のような連なるドットが特徴の文字です

1. 文字の一箇所にドットを入れる場所を決め、他の線と交差する部分にドットを1つ書く
※黒丸、白丸は次の段階で決めるので、まだ中を塗らない状態にしておく
(縦線、横線、孤立したパーツから選ぶと書きやすいよ)
2. 長めの線の場合は交差する部分のドットを含め5〜6個のドットを書き、線で繋げる
パーツの長さによってドットの個数も調整する
※ 個数を多くした方が、ドットが小さくなり文字とのバランスが良くなります
3.ドットの線以外を普通に1本線で書いたら完成です

文字はワンカラーで抑え、文字ごとに色を変えると文字も読みやすく華やかに仕上がります

お手紙の場合は無地の封筒にお団子ラインを書くと、さらに可愛く仕上がるよ!
民族柄風の個性派な書体(ら・わ行)
ビビットなカラーがよく映えるちょっとエキゾチック感のある文字です

1.点や縦ラインに合わせた大きさの違う三角形を書く

2.残りのパーツは1本ラインで角をしっかり曲げながら書き、書き始めや終わりをクルンと軽く丸くさせる

(クルンとさせ過ぎると次の工程が難しくなるので注意してください)
※「わ」「ろ」の2文字は最後をクルンとさせると他の文字(「ね」「る」)になってしまうので、そのような文字の場合は「クルンとさせない」、または「書き始めの箇所をクルンとさせる」と良いです。
3.1本ラインで書いた部分を他カラーで縁取りをするように書く

4.初めに書いた三角形を着色したら完成です

細めのペンがあれば、小さな付箋やメモにも書きやすい書体です
お好きなカラーを組み合わせて書いてみてね

イラストを描かなくても、カラーと図形のみでも可愛い文字は書けるんです!
書いてみたい!できそう!そう感じてペンを取ってもらえたら嬉しいです。