こんにちは!みさきです。今日はペン一本でなんかちょっといい感じに見える筆記体とその装飾についてのコツをお伝えできればと思います。
簡単で色々と応用がきくので是非チャレンジしてみてください!
それではスタート!
まずは用意するものはペンと紙です。好きなものをご用意ください。
今回は誰でも使いやすいABTを使いました。他には筆之助もペン先が細く力の入れ加減で太くも細くも描けるのでおすすめです。
紙はポストカードでも、A4コピー用紙でもスケッチブックでもなんでもOKです。
ハロウィンも近いので、“HAPPY HALLOWEEN”の文字で描いていこうと思います。
鉛筆で薄ーくガイドラインを引いてあげるとバランスがとりやすいです。もちろん筆記体部分を下書きしてもOKです。ABTの細芯で描いていきます。
1つ目のポイント!最初の文字、または最後の文字のどこかを伸ばしてみよう!
HAPPYの部分を見てもらえると分かるように、最初の文字のHの書き終わりと、最後の文字のYの書き終わりを伸ばしています。これをやるだけでもう完成!なくらいいい感じに装飾された文字に見えます。
慣れるまではどうやって伸ばすんだ?となるかもですが、楽しいので是非何回も描いてみて自分が好きな伸ばし方見つけてくださいね。
もう一つ小さなコツとしては、最初の文字を他よりも大きめに描くと、タイトル感が出るのでこちらもおすすめの描き方です。
“HALLOWEEN”の方も同じように最後の文字を伸ばします。
こちらはリボンのように見せたいので、文字から伸びている線に沿ってもう一本線を引きます。
ここでポイント2つ目です!
この時線に沿って引く線は同じ幅になるようにしましょう!
文字を太らせましょう!
縦の上から下に降りてくるストローク(縦のライン)を太らせると、カリグラフィーのペンで描いた感じが出ていい感じになります。
全部の文字を太らせるとこんな感じです。だんだんなんかいい感じになってきたような気がしませんか?
次はさっきリボンのように描いておいた“HALLOWEEN”のNのところに文字を入れてみましょう。
ここに描くのはサブ的要素がいいと思います。
もしハロウィンパーティーのお知らせなら日付や時間。またはお菓子は持参してね!などのちょっとした言葉がおすすめです。メインの言葉は大きく。サブの要素は小さく描いてあげることで伝えたい内容が散らからずに伝わるかと思います!
この記事の一番最後に文字の伸ばし方のパターンや言葉の例をお伝えしたいと思います。
上の部分が空いているので、“集中線”を描いてみましょう。
これは本当に何にでも使える便利なやつです。とにかく描けば元気な印象になるので、何か物足りないな。というときに是非使ってください。
下の空いている部分にはハロウィンっぽいイラストを描きました。
ここまでずっと細芯で描いてきたのですが、木はブラッシュ芯の方で、小刻みに揺らしながら描くといい感じになりました。
上の方にも雲と蜘蛛とネコのイラストを書き足しました。
これで完成!でもいいのですが、今回はハロウィンのちょっとダークな感じやおどろおどろしさを足す為に最後にもう一工夫していきます。
文字に“垂れ”をつけていきます。液が垂れたような効果をつけてあげると一気にハロウィンらしさが出ます!
この“垂れ”はハロウィンの時くらいしか使い所がないので、是非使ってください!
最後の最後にまた何にでも使えるやつをお伝えして完成です。
空いているところに“星”を飛ばしましょう!
一気に画面が埋まって寂しい感じがなくなりました。
星の書き方は、+でも*でも♦︎でもなんでも大丈夫です。文字の印象に合わせて変えてあげるといいかもです。
*文字の伸ばし方の例です。
こんな感じでくるくるとして日付を入れるも良し、シンプルに弧を描くようにしてちょっとした言葉を入れるも良しです。
以上、ペン一本でレタリングしたところにつけていく、いくつかのおすすめの装飾をお伝えしました。
以下おさらいです。
①文字の最初、または最後を伸ばしてみよう。
②最後の文字をリボンのようにしてみよう。(この時同じ幅で描くことが大事)
③文字を太らせてみよう。
④リボンの中に文字を入れてみよう。(何かサブ的な言葉の方が良い)
⑤物足りない時は集中線!
⑥垂れをつけてみよう。(ハロウィン限定!)
⑦空いたところに星を飛ばそう!
以上です!
長くなりましたが、汎用性の高いものばかりお伝えしたので、是非いろんなものに応用してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!