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イラスト付きレシピノートをつくろう<後編>

アーティスト・プロフィール

Tomoyuki Okamoto

料理をより楽しむのに役立つレシピノート。前編では料理手順などの機能的なノートづくりをご紹介しましたが、後編では色鉛筆などの画材を使った料理イラストの描き方に挑戦。 マイ・レシピを作品として仕上げれば、飾って楽しんだり、シェアしたりと楽しみがさらに広がりますよ!

 

 

前編で制作したレシピノートをベースに、イラストやレタリングで飾ったレシピを画用紙に描いてみましょう。

 

①メインのイラストの位置とサイズを決めて、残った余白に手順イラストのスペースを分ける。 今回は6手順なので1〜6までのスペース。目印は2B芯で薄く描く。

 

 

②原稿となるレシピノートを元に下絵を描く。前編のレシピノートを作るときは、テキストを書くのが先でしたが、カードの場合は、レイアウトが自由な分、イラストを先に描いてから空きスペースに文字を書いた方が、後から余白も埋めやすく、全体のバランスも取りやすいです。

 

 

③下絵を元にインクペンで線を清書。ここでは文字を『筆之助』しなやか仕立て、イラストを『Zoom 505』の水性ボールペンで描いています。

 

 

④インクがしっかり乾いたら、下絵の線を丁寧に消す。綺麗に消せば色鉛筆で塗ったときの仕上がりがぐっと良くなります。細かい部分を消す際はスティックタイプの消しゴムも便利ですよ。

 

 

⑤色鉛筆で着色して、ノートを元に文章や吹き出しを書き込めば完成!

 

 

 

 

裏面にはイラストを添えた材料リストを描いても楽しいかも知れませんね!

 

 

●料理のできあがりイラストを描いてみよう


 

前編で紹介した材料・調理風景のイラストに、できあがりイラストをカードのメインに添えれば、料理のイメージも伝わりやすく、カードのオリジナリティもぐっとアップしますよね。写実的に描くのが難しそうでしたら、その料理の特徴を掴みながら、美味しさや雰囲気をいちばんに伝えられるように描くことを目指してみましょう! 色使いの工夫だけでもグッと雰囲気が演出できますよ。

 

 

●今回イラストに使用する色鉛筆は『色辞典』

 

色鉛筆は、タッチなどによって、作画に柔らかさや温かみを与えやすく、微妙なニュアンスの混色やグラデーションも得意。料理のイラストにぴったりな画材ですね。前編に続いて、作画に使用する色鉛筆は、自然界の色をイメージした100色を揃えている『色辞典』。季節や自然を感じさせる色をたくさん備えているので、描く食材の鮮度や旬をイメージしながら使う色を選んでいくのも楽しい作業になりますね。
各色には「栗色」や「蜜柑色」、「菜種油色」といった個性的な名前の他に、D-2(D:ディープ・トーン)、V-2(V:ヴィヴィッド・トーン )、DL-3(DL:ダル・トーン)などのトーン別の色番号が振られています。 この色番号を例示しながら、料理のジャンルごとの色塗りのTIPSを紹介していきます。

 

 

●お肉や魚料理に焼き色をつける

 

お肉料理にはブラウン系の色を中心に使って塗っていきますが、焼き色などをつけることによって、焼き加減も表現できます。
ディープ・トーンなどを使って、お好みの焼き加減を描いてみましょう!
ディープ・トーンは第1集vol.3と第2集vol.5にセットされている、色番号がD-から始まるものです。

 

■同系色を塗り重ねて焼き加減を表現してみよう

 

 

■暖色を混ぜて「焼き」の風合いを出す

●天ぷらやフライの衣を描き分けてみる

 

天ぷらのカラッとした衣や、フライのジューシーな衣などを、筆圧やストロークで描き分けてみましょう。カリッとしているなら筆圧を強め、ソフトな衣なら柔らかいタッチでといったように、食感をイメージしながら描いてみるのも○。

 

■画用紙の凸凹(テクスチャ)を利用して揚げ物の衣を描き分ける


 

■衣と具材を表現してみる

 

●唐揚げは調味料をイメージしながら塗ってみる

天ぷらやフライのように衣の食感を意識しながら、調味料をイメージした色を選んで塗り込んでみると、味付けの雰囲気も加えられますよ。「隠し味」の色を見つけてみるのも楽しいかも知れませんね!

 

■混ぜ合わせる色で調味料の雰囲気を出してみる

 

 

 

●皮で包んだ料理を表現してみる

 

餃子や春巻きなどの皮は、焼いたり揚げたりしているので、表面がちょっとざらざらしていますよね。そんな食材の表現には画用紙の凸凹を利用した塗り方が便利!

 

●炒め物は色合いバランス良く

炒め物は具材が多かったり、形もランダムで複雑なため、描くのがちょっと大変。
実際の炒め物料理同様、具材にバラツキや偏りがないように塗り分けていくと、雰囲気を出しやすいですよ。

 

■具材の色をイメージしながら、バランス良く散らせてバランスを取る

 

 

■具材の形をイメージしながら混ざり合う様子を表現してみる

 

 

■全体にイエロー系の色を塗り広げて、調味料やとろみを表現してみる

 

■強い色を塗り重ねて辛さなどの風味を表現してみる

 

 

●オーブン料理は温かさを表現

オーブン料理などは出来たての様子を描きたいですよね。焼き色にヴィヴィッドなトーンを選んでみると、あつあつ感UP!ヴィヴィッド・トーンは第1集vol.2、色番号がV-から始まるカラーです。

 

■滑らかなグラデーションでグラタンのような焼き色をつける

 

■ピザのような料理でも応用できる!

 

 

●卵料理を描き分けてみる

画用紙の白を玉子の白身として利用しながら、イエロー系、ベージュ系、ブラウン系のカラーを組み合わせて焼き加減を表現してみましょう。

 

■イエロー系カラーやブラウン系カラーで目玉焼きの焼き具合を表現してみる

 

■イエロー系カラーの混ぜ合わせる割合と、塗りのストロークで卵料理を描き分けてみる

 

 

 

●蒸し料理は湯気で演出

蒸し料理は焼き色などがつかないので、湯気を描き加えてほくほく感を表現してみましょう。 柔らかいトーンの暖色を選ぶと温かさのニュアンスを加えることができます。 EX-2(卵色)などがオススメですよ。

 

■湯気を描き足してほかほか感を出してみよう

 

 

 

●パスタなどの麺は長短のストロークで描く

麺は長いものが多いので、ついつい長い線を描いて表現してしまいますが、短い線も織り交ぜると、立体感や麺の絡み具合が表現しやすくなります。

 

■筆圧の強弱や、ストロークの長短で麺やソースを描き分けてみる

 

 

■麺に絡む具材を描き、麺ですき間を埋めていく

 

 

■色合いでソースを描き分けてみる

 

 

■濃いカラーを強いストロークで描き、焼きそば風に

 

 

●煮物料理は塗り重ねで表現

出汁やスープの味がぐっとしみこんだ煮物料理。 塗り込む色もちょっと多めに重ねてみると濃厚で豊かな味わいが表現できるかも知れませんね!

 

■線と色で煮詰めたような柔らかさをだしてみる

 

 

複数の色を繰り返し塗り重ねて味がぐっとしみこんだ雰囲気を出してみる。ディープ・トーンの色を選んでみよう

 

■描いた具材をスープやつゆの色になじませる

 

 

●トーストはカリカリ、ごはんはふっくら

筆圧を強めにすれば、カリカリトーストに、ソフト・タッチで描けばもちもちごはんに。毎日見慣れた食材も、じっくり観察してみると色々な表情があって面白いかも知れませんね。

 

■パンの焼き色は、耳は筆圧強め、表面はソフトに重ね塗り

 

■ごはんは暖色のトーンで、筆圧をやさしく描くとふっくら感が出しやすい

 

 

●スープに浸った麺類は塗り込んで表現

麺がメインの料理ですが、しっかり麺を描いてしまうと、麺が伸びているように見えてしまうため、スープに浸っているように、麺は控えめに描くのがポイント。

麺の色にも濃淡のムラをつけると鉢の中での立体感も出しやすくなりますよ。

 

■重ね塗りで麺とスープを描き分けてみる

 

●料理のソースやタレを描き加える

ソースなどを描き加えると、仕上げのイメージにさらに味わいがつきます。ソースの濃さに合わせて、塗り重ねるタイミングや筆圧を変えてみましょう。

 

■ソースを描き加えてみる

 

 

●サラダで彩りを加える

自然をモチーフにしたカラーを沢山備える色辞典は、グリーン系カラーも豊富。食材の野菜をイメージしたカラーを探してみましょう。ヴィヴィッド・トーンから選べば新鮮野菜風、ディープ・トーンから選べば彩り野菜風になります。もし、メインの料理を引き立てる「付け合わせサラダ」として塗りたいときは、ペール・トーン系(第1集vol.1、第2集vol.4 、第3集vol.8 P-やVP-から始まる色番)のグリーンで控えめに。

 

■サラダや付け合わせの野菜を描いてみる

 

●ごはんものに応用

フライや煮物、天ぷらなど色んな料理のイラストを、ごはんに組み合わせればライス・メニューに早変わり。ごはんとの境にソースなどの色を薄めに塗り込むと一体感がでやすくなりますよ。

 

■具材をごはんと組み合わせて描いてみよう

 

●色鉛筆と水彩マーカーを組み合わせてみる

スープなどの透明感のあるものを描くのはちょっと難しい。ならば水彩画材と組み合わせて透明感を表現してみましょう。ここでは手軽にできる、水性インクペンを水筆で薄めて塗る方法をご紹介します。
※『ABT』と水筆の詳しい使い方は別記事で紹介していますので、そちらも参考にしてみてください!

 

■グラフィックマーカー『ABT』と『水筆』を使って、色鉛筆で描いた具材と塗り合わせてみる

 

 

■『ABT』と『水筆』を使えば、色を薄めたり、複数の色のインクを混ぜ合わせたりもできる

 

 

■スープ以外の塗りや効果でも活躍!

 

 

 

●料理に合わせた器選びも楽しい!

陶器や磁器、塗り物などの食卓を演出する食器たち。

そんな食器達の個性的で、深みのある色合いを『色辞典』で再現してみるのも。第2集vol.6のライト・グレイッシュ・トーン(LG)はシックでありつつも、色合い豊かなカラー群で、第3集vol.9のダル・トーン(DL)は、焼き物食器のような温かみもある深い色合いです。

 

 

 

●テンプレートを利用してみよう

料理を描くのがまだちょっと苦手…という方は、記事の最後にテンプレートを用意しました!ご紹介した作例をもとに、まずは塗り絵感覚で色鉛筆に親しんでみてください。自由度の高いテンプレートになっているので、慣れてきたらどんどんアレンジを加えてみましょう。

 

料理イラストテンプレート コピー用紙に印刷したものに彩色しています。

 

器テンプレート 食材や料理を描くのに慣れてきたら、マイ・レシピを描き込んでみるのも

 

 

●さいごに 〜メニューカードや献立表にも〜

料理イラストを、レシピ帳以外にもどんどん応用してみましょう! 描いたイラストを台紙に切り貼りすれば、コラージュ風のメニューカードになったりします。 料理名などをレタリングで施して、デザイン性を高めるのも◎!

 

描いたイラストをカラーコピーして、クラフト紙にコラージュ。クラフト紙への色つけにはペール・トーン(P)、ベリー・ペール・トーン(VP)、フローレセンス(FL)がオススメ。

 

テープのりでノートに貼り付ければ、献立ノートもスマートに! 注釈で文字を書き込んだり、レタリングを施したりするのもラクラク。

 

ミニカードに料理を描きためてファイルすれば、フード・ダイアリーやフード・コレクションに。

 


 

■テンプレート

 

料理イラストテンプレート(ダウンロード)
器テンプレート(ダウンロード)

 

印刷はプリンタ・コピー機各種の操作方法に従って行ってください。白黒印刷にすると、テンプレートの線がくっきりみやすくなります。記事中の使用例はコピー用紙に印刷したものです。

 


 

■色見本

 

色見本01(ダウンロード)
色見本02(ダウンロード)
色見本03(ダウンロード)
色見本04(ダウンロード)
色見本05(ダウンロード)
色見本06(ダウンロード)
色見本07(ダウンロード)

 

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