
minne の人気作家さんに聞く、作品レシピ
「FUN ART STUDIO」と「minne」の特別企画。毎月、minneで人気の作家さんにトンボ鉛筆の画材を使った作品レシピや使用方法をご紹介いただきます。
今回のminne作家さん
haruka yoshidaさん
染色作家・イラストレーターとして活動。
https://minne.com/@harukaze88

「チェック柄モビール」のつくり方
発色がよく、カラーバリエーションも豊富なデュアルブラッシュペン「ABT」と、水性画材をぼかしたり混色するのに便利な「水筆」を使い、窓際を春らしく華やかに彩るカラフルな
チェック柄モビールをつくります。
材料はこちらです
・ABT
・水筆
・画用紙
・色画用紙
・プラスチックのコップ
・はさみ
・鉛筆
・ワイヤー
・セロハンテープ
・カシメ玉
・ペンチ(カシメ玉を留める用)
1、画用紙に円を描く

画用紙の上にプラスチックのコップを置き、コップの上口の部分と下底の部分で2種類の円を描きます。
(例:大きい円の直径8.5cm、小さい円の直径5.3cm)

まずはじめに、ABT346をペーパーパレットにのせ、水筆で色を取ります。そして、メインになる太い線を水筆で描いていきましょう。
2、ABTと水筆でチェック柄を描く
続いて、チェック柄を描いていきます。途中で少し線が歪んでしまっても、全部の線を引けばカバーできるので思い切って描いていくのがポイント。

縦でも横でも、描きやすい方向に線を引いてください。

大きい円に5本、小さい円に3本、太線を引きます。

紙を横にして同じ数の線を引きます。
このとき、線と線の間の余白が正方形になるように意識してみてください。

引いた太線の両端に沿って、ABTN57の細芯で2本線を引きます。

太線の少し右側にABT026のブラッシュ芯で線を引きます。

こちらも紙を横にして、同じように太線の少し右側に線を引きます。

最後に、ABT969で空いた余白に点線を入れたらチェック柄の完成です。
チェック柄は大小各3枚ずつ必要です。
同じものをあと2枚制作するか、プリンターでカラーコピーしてください。
3、描いた円に沿ってハサミで切る

チェック柄を各3枚、色紙を各2枚を切り出します。
4、半分に折り、のりで貼り合わせる

チェック柄の円と、色紙の円を半分に谷折りします。

その後、半分の面にのりを付けて交互に貼り合わせていきます。
チェック→色紙→チェック→色紙→チェックの順で貼り合わせます。

最後の面をのり付けする前に、透明のワイヤーをテープで留めます。
ワイヤーは真っすぐ留めると抜けてしまうので、下端は折り返してください。

小さい円も同じようにのりで貼り、ワイヤーをテープで留めたら、モビールの形が完成!
5、ワイヤーの上端をカシメ玉で留める

カシメ玉がない場合はワイヤーを結ぶだけでもOKです。
<番外編>〜蝶々をつくる〜
モビールに蝶々をつけるとより賑やかになってオススメです。
黄色い色紙を半分に折り、好きな形の蝶々を切ります。
ABT985で模様を描いて、細く切ったマスキングテープでくっ付けていきます。
折ったままで蝶々を付けることで、立体感が生まれます。
他にも円の数やカラーバリエーションを増やし、お好みでアレンジしておたのしみください。
※ABTは水性染料インクの為、色によっては日光や紫外線の影響で退色する場合がございます。
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